易老岳・イザルヶ岳・光岳（易老渡よりピストン）

2017年10月10日(火) [日帰り]

• GPS: 13:11
• 距離: 16.6km
• 登り: 2,251m
• 下り: 2,236m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:50
• 休憩: 1:18
• 合計: 13:08

距離 16.6km 登り 2,251m 下り 2,252m

1:43 易老渡
2:57 3:03 面平
6:01 6:16 易老岳
7:18 三吉平
8:26 8:32 イザルヶ岳
8:55 県営光岳小屋
9:11 9:52 光岳
10:16 10:21 県営光岳小屋
11:59 12:04 易老岳
13:27 面平
14:51 易老渡

今回は長丁場なので、電池の持ちを心配してGARMIN fenix 3JHRをウルトラトラックモードでGPS記録したところ、とても精度の低い記録になってしまいました。実際よりもかなり長い距離になってしまっています（実際は18kmぐらいです）。
※GPSデータを間引いて修正しました 2024年4月24日

天候

晴ときどき曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

車は北又渡ゲートの駐車場に停めて、易老渡の登山口まではMTBで移動しました。
北又渡ゲートまでの道には数多くの落石があり、運転には細心の注意が必要です。
また易老渡までの林道には、自転車のタイヤがちょうど嵌まるような溝がある鉄の板がかけられているので、そこは歩いて通過することをお勧めします。今回メンバーが転倒し、あやうく崖から転落しかけました。

コース状況／危険箇所等

易老渡登山口の奥に登山ポストがあるそうですが、今回はコンパスで提出していたため寄りませんでした。ロングコースですが、めだった危険箇所はありません。強いて言えば易老岳の急坂でのスリップと、光石からの転落に注意…ぐらいです。

その他周辺情報

帰り道、「道の駅遠山郷」かぐらの湯にて入浴および食事。

写真

10/10 1:37

林道（落石や陥没だらけのすごい道でした）の終点ゲートから登山口までの約4.2kmはMTBで移動。登山開始です。

10/10 2:48

暗闇の中、標高約900mから一気に登っていきます。延々と急登のつづら折りが続きます。

10/10 2:58

面平という易老岳までの中間地点に到着。コースタイムでは2時間5分のところを1時間20分。なかなかいいペースです。

10/10 5:57

明るくなってきました。易老渡登山口から易老岳までは1〜30の標識（面平が10、易老岳頂上が30）が等間隔でつけられているのでありがたいです。

10/10 6:06

易老岳頂上に到着。眺望はありません（笑）。これで登頂した静岡百山は37座になりました。

10/10 6:16

易老岳頂上付近はシラビソの木に囲まれていい雰囲気でした。

10/10 6:29

イザルヶ岳、光岳へ向けて緩やかに下っていきます。

10/10 6:39

三吉ガレという崩壊地に着きました。

10/10 6:44

コケとシラビソの世界。癒やされます。

10/10 7:20

下ったり上ったりを数回繰り返した後は、ガレた沢を延々上っていきます。

10/10 7:26

紅葉が綺麗で写真ばかり撮っちゃう（笑）。

10/10 7:50

ちょっと開けたところに出ました。自然の庭園みたいです。

10/10 8:09

静高平という開けたところに出ました。旧制静岡高等学校山岳部が野営した記念に名付けられたそうです。ここには水場もありました。

10/10 8:18

ちょっと雲が出てきてしまいましたが、最初にイザルヶ岳へ寄ってから光岳へ行くことに。

10/10 8:19

360度の眺望が有名なイザルヶ岳頂上へはあっという間です。

10/10 8:28

イザルヶ岳頂上に到着。風速15m/sぐらいかな？強風がビュービュー吹き付けて寒いです。

10/10 8:30

雲がすごいスピードで流れていくのを見ながら、しばらく待っていたらだんだん雲が晴れてきました！上河内岳、茶臼岳方面です。

10/10 8:31

兎岳、聖岳・前聖岳も見えました！

10/10 8:32

東には富士山！伊豆の山も見えます。

10/10 8:49

強風の中とりあえず満足したのでさきほどの分岐に戻りました。本命の光岳へ向かいます。奥には静岡県営の光小屋が見えます。

10/10 8:55

光小屋に到着。営業期間は終わっているので、避難小屋としてしか利用できません。トイレも閉まってました。

10/10 8:55

だんだん雲も晴れてきました。ここから光岳頂上まで15分！

10/10 8:56

赤い葉がきれいでしたが、なんでしょうね？

10/10 9:12

さっきまで一面を覆っていた雲がスッキリ晴れました。

10/10 9:13

光岳頂上に到着！日本百名山37座目、静岡の百山38座目です。

10/10 9:24

頂上に荷物をデポして、光岳という山名の由来でもある光石へ移動します。

10/10 9:29

5分ほど下ると巨大な石灰岩の岩峰が現れました。光石（てかりいし）です。カッコイイ…。

10/10 9:31

光石の上でオデコをテカらせてみました（笑）。

10/10 9:52

光石で写真を撮りまくり、いいかげんお腹がすいてきたので光小屋まで戻っておにぎりを食べることに。

10/10 10:02

やっぱり富士山はいいねぇ。

10/10 10:04

光小屋まで戻ってきました。奥に見える丘みたいな山がイザルヶ岳です。

10/10 10:26

15分休憩したら下山開始。コースタイムで5時間55分の長丁場です。

10/10 10:29

いつか行きたい聖岳。

10/10 11:04

三吉平まで下りてきました。ここから易老岳まではゆるやかな上りになります。

10/10 11:27

三吉ガレまで来ました。下山は苦手なので、今回も置いていかれてます（笑）。

10/10 12:37

易老岳からの下りで、すごいコブのある木を発見。上りは真っ暗でしたから、見える景色が新鮮です（笑）。

10/10 14:53

ようやく登山口まで下りてきました。シャリバテと膝痛で上りよりも時間がかかってしまいました。後は歩くと40分ぐらいかかる林道をMTBで下るだけなので楽チンです！

10/10 15:10

ここの溝に注意！行きにMTBのタイヤがハマり、メンバー1名が転倒しました。落ちなくてよかった…。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

きたになおき

火曜登山のメンバー3人で、長野県飯田市の易老渡（いろうど）から易老岳（いろうだけ）・イザルヶ岳（いざるがだけ）・光岳（てかりだけ）を日帰りピストンしてきました。コースタイム15時間、歩行距離18km、累積標高2,038mのロングルートでした。延々と続く急登には参りましたが、南アルプスの雄大な眺望に圧倒されました！