谷川岳 半馬蹄形縦走(西黒尾根‐谷川‐蓬峠)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 1,785m
コースタイム
10.17(月) 晴れのちガス
谷川岳ロープウェイ土合口駅(750m)5:10 9℃-登山指導センター5:20-
西黒尾根登山口5:25-送電鉄塔5:50-最初の展望地(1361m)7:15/30-
ラクダの背(1516m)7:55/8:00-ガレ沢のコル(1500m)8:05-1610付近 8:56/9:05
第二展望台(1650m)-氷河跡-ザンゲ岩-小屋への分岐9:40/9:45-
肩の小屋9:48/10:00 7℃-トマの耳(1963m)10:17-オキの耳(1977m)10:28/32-
1850付近11:18-一ノ倉岳(1974m)11:36-茂倉岳(1977m)11:58/12:00-笹平1594m-1600m付近 13:21/35-武能岳(1759m)14:00-蓬峠(1529m)14:50 蓬ヒュッテ
10.18(火) 雨下界は晴れ
蓬ヒュッテ5℃6:23-水場6:35-旧国道1267m7:20-白樺避難小屋7:22-ブナ拾い-武能沢8:50/9:13-芝倉沢9:49-JR巡視小屋9:55-マチガ沢送電鉄塔経由旧国道11:38-手帳落とし戻る-西黒尾根登山口12:07
ブナ拾い1:00プラス
土合口14:35-水上IC15:59-酒々井SA-自宅20:10 294.7km/603.7km
天候 | 10.17 am晴れ pmガス〜雨 10.18 雨〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
土合口駅の駐車料金は一日500円x2日分で1000円 西黒尾根のラクダの背手前の鎖場は久しぶりだとちょっとビビるが、三点確保で安定する 新しい鎖場3か所だったか 肩の小屋 水 約500mlで300円 オキの耳を過ぎると全く人はいなくなり静かな山となる 茂倉岳から笹平は気持ちいいが、かなり長い感じ、さらに武能岳の上りは最後と思っているから頑張れるがとてもきつかった 蓬峠の水場は土合側10分(土樽側は15分らしい)、往復25分くらいかかり、疲れた身にはきびしい 蓬峠からの下りは逆層のガレ場の通過もあり気を抜けないところもある また武能沢出合をすぎた湯檜曽川沿いの道でも同様に逆層の岩場の通過があり濡れているときは注意が必要だ 一ノ倉沢、幽の沢をすぎると照葉樹林の平地となり木漏れ日も気持ち良い 最後、湯檜曽川沿いに行って舗装路をロープウェイ駅まであがるか、マチガ沢すぎで60m登って旧国道に出るか迷ったが最後の力を振り絞って旧国道を選択、あとは下りだけだ 15分ほどあるって、飛ばしていく不愉快な車にガンつけながら西黒尾根登山口へ到〜着 と思ったら、手帳がない 旧国道で出たところで時間をチェックしたからそのあと落としたに違いない ザックを残置して戻ること10分、旧国道を歩き始めてすぐのあたりに発見し、あとは走りも交えて、登山口へ戻る 何て言ったってここは下界です 置き引きの危険はいつも考えねば 最後だけは余計だったが 半馬蹄形時計回り終了 今まで下山後に湯テルメ谷川は有名でもあり二回行ったが、込んでいる、最近置き引きもあるなど温泉自体はいいのだが、今回は気分を変えて近場の湯檜曽温泉の「湯の陣」へ 立ち寄り湯980円、フロントの対応も良いし、循環湯だが下山後すぐに入れるのも気持ち良い 次回もここかあるいは藤原町あたりの立ち寄り湯を開拓してみよう |
写真
感想
予定では、西黒尾根から蓬峠泊で時計回りの馬蹄形縦走
荷物は10kg+水、食料で12‐13kgか、さらなる軽量化が必要であった
そして筋力増強はもちろんだ
西黒尾根では後続者10人以上に次々と抜かれ、ラクダの背からの最後の上りでは、翌日の予定が徐々に半馬蹄形縦走になりそうな予感であった
約4時間かかって肩の小屋へ
水は2lあげ(ビール350mlは含まず)すでに700mlほど消費、猛暑でもなく蓬峠まで1.3lあれば不足はしないであろうと思われたが、念のため300円/500mlで購入
下界で買うビールとおなじくらいか
トマ、オキともに人が多いし、先行きが長いので5分ほどでスルー
人の数は激減し、途中後続一人、蓬峠まで対向者5人ほどだけだった
一ノ倉への上りで膝痛が再発 ネオプレーンのサポーターを締めなおすと
幾分痛みは軽減
これで明日の予定消化はなくなり、蓬峠からエスケープし下山することとする
さらに頭をよぎったのは水場もある茂倉の避難小屋!なんてのもあったが
さすがに12時では、歩かざるを得ない
笹平はその名前の響きのごとく一面の笹ではあるが、その良く刈りはらわれて整備された足元には、大岩小岩が多くかなりの傾斜地もあり、踏ん張りのきかない膝には、長く、痛く、きつい歩きであった
昼前からガスってきて、行く先見えず、長い笹平もいつ終わるとも知れず、掛け声とともに歩いていると一ノ倉の下部のガスが切れて堅炭尾根が見渡せた
この尾根もあるいてみたいものである
そして行く方のガスも一時切れると頂部のみガスの巨大な山容が現れた
これが最後の武能岳とは考えたくもないほどの大きさに見えた
地図上は160mほどの登りで大したことはないが、疲れと、山下部半分しか見えないという想像上のピークは400mもあろうかという大きさに感じた
一挙手一投足ごとに奇声を発しながら登らざるを得ず
しかし30分ほどでピークに達したのは地図通り160mの登りであった証左だ
あとは蓬峠まで下るだけだが、250mもある
絶好調なら飛ぶように走り30分もかからないであろうが
いかんせん絶好調は20年前のこと、コースタイムをちょっと超えるくらいでようやくたどり着いた
管理人さんはおらず、この疲れで、テント設営をさぼるという選択もあったが
誰もいない小屋でもののけを感じるのも嫌なので予定通り、テンパルこととした
テン泊は20数年ぶりである 懐かしい限りだ
水場は土合側10分、土樽側15分 あすの偵察も兼ねて土合側にいくが
登りも15分かかり、疲れている身のはきびしいといえる
草地の上のテン場は快適であった
ガスは夜半には、いつしか雨風とかわった 予報では晴れなんだけどなぁ
翌朝はちゃんとした雨
降りるだけとは言いながらも、途中逆層の岩場、ガレ場通過があり、雨天では注意が必要だ
途中、大豊作のブナの実に目がくらみ、冬籠りするリスかクマがむさぼるかのように、両手二杯ほど拾い集めた 下界は完全に晴天であった
白毛門からの尾根の紅葉をめでながら 半馬蹄縦走の残りが課題となった
紅葉はいまひとつ鮮やかさがないように感じたが、色づいた葉が数日前の風雨で落ちてしまったためだろうか
予定は消化できなかったものの、西黒尾根をマメを作らずのぼれたこと、比較的長いコースを歩けたこと、久々のテン泊できたこと、そしてブナ大量採取したことなどポジティブな面が多い山行であった
でご一緒したものです。今回はお互い半周づつとなり宿題のこりましたね、帰り土合から見上げた青空がうらめしかったです。
jinenさん、お久しぶりです。
お元気してますか?
最近のレコもないようですが…まだね膝の具合ダメなんですかね?
jinenさんが歩いた、同コース先日行って参りました♪
初秋って感じで紅葉も始まり最高でしたよ===
良かったら、懐かしい踏み跡ご覧くだされ!!
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