バリルート鶏冠第3岩峰直登から甲武信ヶ岳周回 NewGearを試しに
- GPS
- 07:12
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:13
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■西沢渓谷 渡渉 はだしになって渡渉するため、ひざ下を出せる準備が必要 ■西沢渓谷〜鶏冠山 テープを確認しながら進めば迷いやすいところはありません 切り立った部分に藪があるため踏み抜き滑落に注意 ■第3岩峰 今回はフリーで行きましたがロープを出したほうが良いと思います ■鶏冠山〜木賊山 藪漕ぎが必要 迷いやすいところが何か所かあるため、ルートをよく確認しながら行きましょう 私のGPSログの迷った部分はトラップのように誘導されます。 ■木賊山〜甲武信 残雪があります。 気温が低い早朝などは滑ると思うので注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
装備は感想に記載
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感想
【コースの感想】
核心部分は鶏冠山第3岩峰直登部分と鶏冠から木賊までの藪漕ぎ
■第3岩峰の直登
一般登山道に接続したバリルートの奥穂西穂のジャン直登や上州二子山直登、高難易度一般登山道の表妙義と比較して、それらより第3岩峰の方が難易度は高いと感じた。写真を見ていただけるとわかる通り、登る部分が長く下まで切れ落ちている状態の中、2か所くらいわずかにオーバーハング気味の部分がある。今回はフリーで登ったけど、ロープを出したほうが良いと思う。
また、ホールドは豊富だが、足の置き場に迷うところがあり、身長が低い女性などは注意が必要。フリーで登るのであればクライミングジムなどでオーバーハングの越え方、重心の置き方、手ではなく足で乗り込んでいくといった基本的な技術を練習をしておいたほうが良い。
岩はしっかりしていてフリクションも高く登りやすい。
■藪漕ぎ
藪で隠れているが両サイド切れ落ちているような痩せ尾根を渡っていくため藪の踏み抜きに注意が必要。藪漕ぎは障害物競走のように全身の体力を使う。疲労しても集中力を切らさずに進む必要がある。また、誤った方向にしっかり踏み後がついていたりするので時間と体力にゆとりのある行程で進む必要あり。
【NewGEARのテスト結果】
■SNOWランニングシューズ「Salomon SNOWCROSS2」
Salomonの雪山用特殊シューズ 「Salomon S−LAB X ALP CARBON」があまりにも良かったため、追加で雪用ランニングシューズの「Salomon SNOWCROSS2」を買った。残雪期のアルプストレランに加え、今年の夏のアルプストレランのメインシューズに考えているため今回岩場でのテストをしてきた。
雪パート:とてもフリクションがあってチェーンアイゼンの出番はなかった
防水性も良く雪が解けた水の中を歩いても全く濡れない
土パート:ソールのフレックスが柔らかくとても走りやすい
300G台の軽量シューズだがプロテクションが高い
ハイカットのゲイター部の中はローカットシューズで、普通のトレランシューズと同じ履き心地
トレランシューズとゲイターを組み合わせるより軽くて防水でとても良かった
岩パート:岩のフリクションはそれなりに高い
ソールのブロックパターンを引っかけられるのでメリットにもなるが突っ掛けには要注意
ゲイター部が岩からくるぶしを守ってくれる
■S-LABの雪用ザック「S-LAB X ALP 20」
今回藪漕ぎになるとわかっていたため丈夫なザックということでダイニーマのこのザックにした。ザックを下ろさずに荷物の出し入れができるため岩場で重宝した。雪山での使いやすさは実践済みだが岩場でも有効だと思った。ちなみにアイゼン収納部はロープ収納機能を兼ねている。
■その他
藪漕ぎ対策にホグロフスのパンツを選んだが、これがなかったら擦り傷だらけになったと思う。また、膝までジッパーが開くため渡渉にも便利で暑い場合は膝までまくれるから今回の山行には最適だった。
【装備】
■頭・顔
ヘッドバンド
サングラス
■トップ
【ドライレイヤー】
フラッドラッシュスキンメッシュNS
【ベースレイヤー】
Arc PHASE SV
【ミッドレイヤー】
なし
【アウトレイヤー】
なし
■手
サロモントレラングローブ
(ザックの中:TNF防水ミトン)
■ボトム
【ドライレイヤー】
フラッドラッシュスキンメッシュトランクス
【ベースレイヤー】
なし
【ミッドレイヤー】
ホグロフス 雪用の薄手のトレッキングパンツ
【アウトレイヤー】
なし
■足
【ソックス】
DryMax
【シューズ】
Salomon SNOWCROSS2
【アイゼン】
なし
【ポール】
なし
【ザック】
Salomon S-LAB X ALP 20
【ザックの中】
チェーンアイゼン、ヘッドライト、保温着(ダウンジャケット)、レインウェア上下、食料水、エマージェンシーセット、地図・コンパスなど
飲み物は2L持って1.5L消費
【その他】
GPSウォッチなど
盛りだくさんでいいな〜(^_^)
よしくん
子供の頃にテレビで観た川口浩探検隊みたいで楽しかったよ。
岩部分はさておき、今度一緒に丹沢あたりで探検コースに行くのもいいかもね。
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