赤岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,208m
コースタイム
天候 | 曇り 最高気温7℃、最低気温0℃。南沢〜行者小屋は無風、稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一昨年、腹を擦ったのを覚えていたので慎重に行きましたが、やはり擦りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南沢に入って1時間くらいのところで、工事中のため道が変わってました。ロープで誘導しているので迷いはないですが、ぬかるみの急坂があり、雨後の下りは要注意です。 下山後はもみの湯に行きました。露天風呂がゆっくり浸かれてよかったです。 |
写真
感想
今回は、初級山ガールMさんの引率山行です。
天気予報が直前になって晴れマークになったので決行したんですが、前夜も雨が降るし、不安が拭えませんでした。なんとか雨は上がったんですが陽射しは弱く、時折見える青空も流れ来る雲には勝てませんでした。
八ヶ岳には積雪期にしか来たことが無かったし、工事で道が変わっていたこともあって、南沢の登り道の多さに首をかしげつつ、それでも道の状態は良かったので、順調に歩いて行けました。まあ、私の記憶力なんてあてにはなりません。行者小屋で朝食を摂りながら、ガスが晴れると現れる赤い岩壁に眼を瞠ります。山頂で晴れてくれるか、一昨年の時のように雲の上に出られるといいなと思っていました。
地蔵尾根も雪が無いと全然印象が違います。Mさんにしてみれば、大山の次がこんな道ではさぞ大変と思いましたが、けっこうサクサク歩いています。地蔵の頭に上がった時、清里の裾野がとてもきれいに見えました。後から上がってきた女子3人組も歓声を上げていました。
でも、山頂方面は何も見えません。ここまで来たら上がるしかありませんが、どうか山頂でよい景色を、一瞬だけでも、と祈っていました。八ヶ岳の稜線は強風です。雲の中なので、髪から雫が垂れてきます。山頂で記念写真を撮って、ガスが晴れるまで粘ることもできずに下りはじめました。
すると、今までそこそこ歩けてたMさんのスピードがガックリ落ちました。曰く「下りは怖い」。初心者でも下りはコースタイム内と思っていたので、これは想定外でした。しかも文三郎道はクサリとハシゴの連続。足の置き場を指示しながらゆっくり下りてきました。
予定時間内で小屋まで下りられましたが、朝の出発が1時間弱遅かったため、駐車場へ戻るには太陽と競争になりそうです。遅い昼食を済ませて出発。徐々に傾斜がきつくなるにつれMさんの歩みも遅くなります。それでも日が沈みきる前に、工事の迂回路まで来ました。ぬかるみの急坂があるので、ここからはライトを点けて行きます。何度か転びながらも無事通過。陽が落ちてからシカ3頭に遭遇した時はビックリするやら珍しいやら。そういえば朝にはリスも見れました。駐車場には真っ暗な中到着です。
無事歩き切った安堵からか、美濃戸口を過ぎるとMさんは爆睡でした。もみの湯までは約30分。駐車場はほぼ満車でしたが、中はさほど混雑していませんでしたので、内湯と露天を楽しんできました。
帰りの高速は渋滞も大したことなく、まあまあの時間に帰りつきました。Mさんとは11月にも予定していますが、もっと慎重に計画したいと思います。今回は1日中暗かったせいか、手振れがひどくてまともな写真が少なかったのも残念でした。
再来週は単独で聖岳・赤石岳縦走の予定です。晴れますように!
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