初冬の大峰山(山上が岳、弥山、八経ヶ岳)
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- GPS
- 11:20
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,831m
- 下り
- 1,831m
コースタイム
11/29 9:40行者還トンネル登山口-12:30弥山-13:00-30八経が岳
-13:50弥山-16:00登山口
天候 | 11/28 霧 11/29 晴れ |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・山上が岳は、洞川から山道を4kmほど登ったところに登山口あり。車は数台停められる。 ・八経ヶ岳は、行者還トンネルの手前に登山口あり。車は20〜30台停められる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・山上が岳は、非常によく整備された道。 ・八経ヶ岳、弥山への道も、良く歩かれている道で、特に問題なし。 |
写真
感想
【山行No 261】
※ 大阪に転勤になって、半年強が過ぎた。
すでに初冬となったが、関西最高峰の大峰山に、一泊二日で行ってみることにした。
11月28日(土)
・大峰山は、大阪から車でも結構時間がかかりそう。
7時に大阪(茨木)を出発したが、登山口にはずいぶん遅い到着となった。
・本日は、まず、山上が岳を目指す。
10:50-11:00 洞川(どろかわ)登山口(標高=940m)
・洞川の温泉街を抜けてさらに4kmほど細い道を言った終点に
山上が岳の登山口があった。
すでに初冬の雰囲気で今日は天気もイマイチのため、登山口にはわずか車は3台。
予定では10時には到着して登り始める予定だったが、予定より1時間も遅くなっており、急いで登り始める。
・道は、さすがに登山者が多いせいか、遊歩道のように広い道が続く。
侘しい雰囲気の中、一人でぼそぼそ登ってゆくのが淋しいので、ラジオを聴きつつ登る。
12:30-50 洞辻茶屋(標高=1470m、気温=7℃)
・休憩して軽く昼食をとるが、座っているとすごく寒い。
・ここから先は、低くたれこめた雲の中に入った。
冬型になっているせいで、尾根沿いは西風が強く、少しだけだが、木々に霧氷も着いていた。
13:30-50 山上が岳 山頂(標高=1725m)
・通常の山の山頂とは異なり、宿坊のような建物がたくさん立っている。
しかしどの建物も閉まっており、ガランとした雰囲気でかえって気味が悪い。
宿坊付近から少し離れた草原のあるあたりで、なめこ汁を作って飲む。
14:20-30 カネカケ岩
・有名な修行用の崖。午後になって少しづつ雲が上がってきて、
岩の上からは、吉野のあたりの平野部や、反対側には大台ケ原の山なみも見えた。
14:40 洞辻茶屋
16:00 洞川登山口 着
・下ると、おばさんに、駐車料金(1000円)を取られた。
・この日は、洞川温泉街の「角陣」という古い旅籠風の宿に泊まる。
外観が古かったが、中は重厚な雰囲気でなかなか良かった。
11月29日(日)
・昨日の冬型も収まって、今日は気持ちの良い晩秋の青空が広がっている。
8:40 洞川温泉 発
・今日の目的は、関西最高峰の八経ヶ岳と、手前の弥山。
まずは車で、登山口へと向かう。
9:30-40 行者還トンネル 西口(標高=1070m)
・道脇に広い駐車場があり、すでに20台ほどの車が止まっている。
・早速トンネルわきの登山道を登り始める。急な道だが良く踏まれており割と良い道。
落葉樹の森で、晩秋のいい雰囲気がする。
10:40-50 稜線
・稜線沿いも良い道が続いている。ブナやモミを主体として、明るい冬の散歩道という感じ。
11:30-40 聖宝の宿(跡)
・ここから少し登りとなる。しだいに樹相は針葉樹(トウヒ?)主体となるが、
それほど暗い感じはない。
このあたりまでで、下山者 約20人。よほど早く登り始めたのか?
12:30-40 弥山 山頂(標高=1900m、気温=10℃)
・小屋があり、小屋前のベンチで昼食。風がこずえを渡ってゆく。
・ここから先、八経ヶ岳への道を進むが、10日ほど前の冬型のときに雪がふったのか、
雪が結構残っていて滑りやすかった。
13:00-30 八経ヶ岳 山頂(標高=1914m)
・人はわずか2名しかいない。
なかなかに展望が良く、関西の山の名前はあまり知らないが、東は大台ケ原あたり、
北は弥山、山上が岳の向こうに、金剛山や、はるかに六甲山と思われる山影も見えた。
南は、名を良く知らない大峰山脈の峰々が、うねうねとはるかかなたまで連なっていた。
13:50 弥山
・午後となり人影も少ない山道を下る。じっと立ち止まっていると、耳鳴りがするほどの静けさだ。
・午後のオレンジ色の日差しが林にななめに差し込み、空はますます蒼くなってゆく。
15:20-30 稜線分岐
・日は傾き、夕方が近づいてきた。
この時刻になって、まだ登る人がいたが、大丈夫なのかな?
16:00 行者還登山口 着
・日没前に登山口に到着できて一安心。
・あとはあまり休みもとらず、車で大阪に帰った。大阪(茨木)には20時ころ到着。
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