水ノ尾山「山口県百名山(90)」
- GPS
- 05:07
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 976m
- 下り
- 985m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登り始めに迂回出来ない崩落斜面あり ・山頂に近づくと踏み跡の薄い笹漕ぎとなり、赤テープを頼りに進んでください ・山頂手前の分岐の見落としに注意(右手、東側に一旦下って、登り返します) ・山頂付近の笹原でクマが出ました、単独行は慎重に!(マムシも出るようです) ※今回、踏み跡が薄くて、登りも下りも道間違いしたのでGPSの携行を勧めます。 |
その他周辺情報 | 周辺には自販機すら有りません! |
写真
感想
葦書房「山口県百名山」踏破への道
76座目、水ノ尾山(90) 平家ヶ岳山地の水の山
この日は錦町近郊、平家ヶ岳山地の3座を計画
その1座目
やってきました、山口県百名山の最難関、クマと笹の名峰、水ノ尾山
ヤマレコの山行記録も、僅か2件と極端に情報が少なく(一件は半年前)、
人を寄せ付けない難関の山と判断できます。
そこで、文献など情報を集めて準備万端で挑んだつもりが
その情報を読み解くチカラが無くて、迷いに迷いました・・・。
山頂手前の分岐のことが全く、頭に入っていなくて(地図上も小さい)
笹漕ぎに夢中になって、そのまま直進(平家ヶ岳への縦走路です)
全く違う山頂990mピークまで達してしまいました!
途中で間違いに気づくも、赤テープを信じてしまった・・・。
(往復1キロ、1時間のロス)
そして、地図と資料を広げて、動きを止めて思案していると
出ました!クマが姿を見せないものの重量感のあるステップで
こちらに突進してきたのです!
あまりの至近距離に応戦体制をとって、クマよりも大きい恐竜をイメージして
全力の大声で威嚇して難を逃れました。
さすがに肝を冷やしました、やっぱりクマは出ますね!
ここからは落ち着いて、来た道を引き返し、分岐点を見つけられないまま
なんとか山頂にたどり着けました。
苦労した分、達成感は大きかったです!
下山時に、ようやく分岐の目印を発見したものの
笹漕ぎの道を少しでも外れてしまうと見落とす可能性が高いので注意が必要です!
下山も焦るあまりに、踏み跡薄い植林帯で道を外れて引き返す始末・・・。
(往復600m、30分のロス)
こうして、事前準備が全く無駄になった失敗登山でしたが
無事に最難関を踏破出来て安心しました。
この日、3座目で登った長野山から望む、水ノ尾山は重量感があって存在感が大きく
山頂からの展望も他に目を引くものが無くても、
人が入らずに自然のまま、熊や笹が存在するところが、この山の魅力と感じました。
この後、2座目の平家ヶ岳へ向かいます。
この数日後、大雪が降って山や林道は雪に閉ざされました。
アクセスを考えると年内踏破のラストチャンスだったと安堵しました。
※今回の山口県百名山の挑戦では、GPSに頼らないことをテーマに登っています。
しかし、ルートが不明瞭な場合や迷った時には活用しても良かったかなと反省。
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