雲取山・日帰り|東日原発〜鷹ノ巣山〜石尾根、下山は三峰ルート
- GPS
- 08:16
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,808m
- 下り
- 2,347m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:15
天候 | 晴れ(気温高め) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・復路は三峰神社16:30発 西武秩父駅行きバス。こちらも臨時便が出て2台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪や雨の残りもなく一番歩きやすいコンディションだったでしょう |
その他周辺情報 | 特に利用なし |
写真
装備
個人装備 |
服装はトップスが長袖シルキードライ(ユニクロ「エアリズム」の前身モデル)
半袖ドライメッシュTシャツ
ボトムスはヒートテックスパッツ
7分丈パンツ
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感想
前日夕方に妻から突然「明日は自由にして良いよ」と言われ、子供がうまれてから初となる6年ぶりの山行を決意。短時間で急遽ルートを決めた。過去の登山計画書がWordファイルで残っていたのでチェックしたら、計画しながら時間の関係でルート変更した「幻の山行」があったので、ソレ=東日原から入り鷹ノ巣山〜石尾根〜雲取山〜三峰ルートで下山、に決めた。私はマイカーを持っていないのでアプローチは必然的に公共の交通機関(電車、バス)。最新の時刻表を睨みながら、JRは最寄駅から始発に乗って奥多摩駅7:26発のバスに乗り、帰りは三峰神社16:30発の最終バスで西武秩父駅に向かう、という頭とケツを把握した。あとはスピードとの勝負。標準コースタイムだと11時間35分かかるので、当然最終バスには間に合わない。そこを休憩込みで8時間30分で終える、つまり標準タイムの7掛けだ。
結論から言うと、6年のブランクは大きかった。普段から体を鍛えるような運動をほぼ毎日やっているのだが、使う筋肉が異なるためまったく「土俵が違った」のだ。以前、頻繁に山へ行っていたころは7掛けは楽勝だったが今回はギリギリだった。とにかく初っ端の「巳ノ戸尾根分岐点」から「稲村岩」までの急登で登攀筋肉を疲弊させてしまい、そこから7時間以上は気力だけで歩き/走り続けた。これで雨や強風や低温があったらどうなっていたんだろう?と思う。それくらい天候はパーフェクトといえるほどよい気温、低めの湿度だった。
話を少し戻すと、登坂前に2つ失敗があって、
1)JR青梅線の途中から猛烈な尿意に襲われ、次いで便意も加わって、奥多摩駅に到着するまでの30分は地獄だった。早朝の電車だけに途中下車したらすべての予定が狂ってしまいますからね。トイレ付き車両だったらよかったけど
2)立川駅のNewDaysがまだ開いていなかった(涙)
→ 青梅線に乗り換える立川駅の売店で朝食を軽く買って食べようと思っていたら(6:00頃)開店が6:30だったため買えず。そのためこの日8時間半の山行前朝食を含め、昼食のために持参したデカめのおにぎりx3個、ソイジョイx2個、BCAA「アミノバイタル」スティックx3本でやり過ごすことに。山行の時は毎回相当食べる方なので、ちょっと心配になったが、おにぎりは1個ずつ3回に分けて食べるなど分割したら案外大丈夫だった。下山後は反動で空腹が激しかったけど。
再度本題に話を戻すと、トータルで振り返って一番キツかったのは最初の「巳ノ戸尾根分岐点」から「稲村岩」までの急登、次いで小雲取山ピークへ向かう急登、あとは石尾根も三峰ルートも「あの程度」と言われてしまうかもしれませんが、6年ぶりの脚にはあのアップダウンの繰り返しはホントきつかった。登山ってこんなにキツかったっけ?と自問自答したり。まー、もっと時間に余裕をもって歩けば良いのでしょうけど。
また少し話は飛びますが、過去の記録に今回と同じ雲取山ピークから三峰ルートで下山し最終バスにギリギリで間に合った、というのが1回あり、その時は雲取山ピークを13:50頃出発していたので、そこを目安にしていた。実際13:30に出発したので、多少余裕はあるかと思いつつ。ただ今思えば、当時と今回とで最終バスの出発時刻が15分前倒しになっているので、余裕といっても実質5分早かっただけなのだ・・・。
さて当時の記録では「霧藻ヶ峰」からバス停までの直線距離3.5kmを25分で走破したようだが、それは無茶だろうと思い下山を急いだ。今回「霧藻ヶ峰」をバス出発40分前に発った。直感で「これはヤバイかも」と思い、結局当時と同じように走り続けた(苦笑)。足の感覚はもう麻痺していて、ブーツの中の足も痛いのでむしろ止まると痛みが襲うので下りを利用して走り続けた。結果、16:15頃には三峰ビジターセンターが見えるところまで辿りついた。
帰りのバスは西武秩父駅まで1時間15分かかるのだが、バス停に並ぶまでにお土産店でソーダなど飲んでいたら行列の最後尾になってしまい、バスで座れずめちゃシンドかった。最後の15分くらいは座れたけどね。
で、帰りは優雅に西武特急ちちぶに乗って帰ろうと思い、駅到着前にネットで予約しようとアクセスしたら、、、既に満席だった(涙)。この特急は自由席がないのでその時点でOUT。結果、17:45に西武秩父駅到着、18:00発各駅に乗り、池袋まで2回くらい乗り換えて帰ったのだが、電車でも見事に座れず、下山後もヘトヘトになった。
重登山靴も壊れちゃったし、bjj_saikoさんもトレランシューズ買おうよ(笑)。
この日もトレールランナーとたくさんすれ違いました。トレランやるなら、どこかをベースにして荷物置いてって感じですかね?私のように電車、バスでアプローチするハイカーにはちょっと厳しいなって感じはしています。
今回履いていたSPORTIVAのトランゴは3000m峰のトレッキングでも大丈夫な頑丈さでしたが、自分にとっては雲取山レベルでもこのくらい足首をサポートしてくれた方が走り易いですね。ランナーのみなさんの軽装シューズを見るたびに「よくそれでゴツゴツしたところを走れるな〜」と感心します。
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