白馬岳周回 旭岳北面〜白馬沢右俣
- GPS
- 09:10
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,152m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
GW後半、天気も不安定&所用も多くGW最終日ようやく山スキーに出掛けた。
前日まで不安定な天候が続き、上部では積雪もあったようだ。どれだけ積もったか、雪崩のリスクはどうか、行ってみないとわからない。新雪で稜線にも雪が残っていれば白馬三山周回。ダメなら白馬沢右俣でいこうとスタートした。ひとまず白馬岳をめざす。
4時猿倉駐車場を出発。先行者2名が少し前にスタートしていった。林道をシールで順調にいき白馬尻をめざす。白馬尻の全層雪崩を歩く先行者を発見し後を追う。あら!?なんか見たことある風貌のおふたり。あら、EVAさんOさんでした。「ご無沙汰してます、いつもHP拝見してます」と談笑する。昨シーズン黒姫であった以来でしょうか。相変わらず若々しく元気をもらい少し一緒に歩く。今日は旭岳北面〜右俣ルートの予定とのこと。面白そうなルートだ。柳又谷へ降りてしまうより登り応えもあり楽しそうですね!稜線の雪の様子で白馬三山を止めルートを変更しよう。
マイペースでせっせと大雪渓を上りあげる。急登は新雪20cmほどが吹き溜まりプチラッセル。湿雪でグリップはよくクトーなしで登り上げた。避難小屋に過ぎると風も強くなり、カチカチだ。ここでクトーをつけ稜線〜山荘をめざした。稜線は雪がなく夏道が出ていた。風が強く飛ばされてしまったようだ。山荘にスキーをデポし山頂へ。
白馬岳 4時間40分で着いた!5時間弱でのぼってこれればまずまずだろう。
さぁ、時間も早くまだカチカチだ。山荘でカップラーメン頂き時間調整しながら地図と睨めっこ、ルートを再度確認。よし、EVAさんルートに決めた。状況によっては旭岳東面ルンゼに飛び込もう。陽も当たってきて少しは緩んだだろう。旭岳へ向け出発する。
旭岳へ登る準備しているとEVAさんたちとまたまた合流した、”我々はこのまま柳又源頭へ”お互い気をつけて!と見送り、旭岳へ標高差160mほどハイクアップ。東面ルンゼは湿雪&スラフ&横溝不明で見送り、北面へ移動した。
北面上部はカリカリでシュプールも付かない、慎重に流し流し滑り落ち、東面に斜面が向くと新雪の吹き溜まりだ!! 湿雪であったがクラストしてなく、久しぶりの新雪!!ふわふわの感覚がたまらない、白銀の斜面にシュプールを刻み標高差400mの滑走を楽しんだ。ありがとう旭岳♫
三国境めざし約2kmトラバースする。雪原ウォーキングを楽しみ稜線手前でシートラし三国境へ。三国境付近で荷物がデポしてあった、あとで知ったが81歳の遭難者が出ているようだ、ヘリも飛んでおりこの荷物がそうなのか!?と。不明。。。
三国境から2680mのエントリーポイントへ移動。はたまたEVAさんOさんと合流。情報交換しながら一緒にエントリーする。動画も撮ってくれるというので、お言葉に甘えお願いした!!上部はザラメで快適斜面、中間からノドに向かうにつれ吹き溜まりの湿雪が難儀&スラフの縦溝が行く手を阻んだ。怪我をしないように慎重に横滑り&キックターンで切替し下りた。標高1700m付近からはザラメ斜面になり、広大な白馬沢をかっと飛び白馬尻を越え、帰路のトレースに合流し猿倉へ無事下山した。EVAさん Oさんと所々で合流でき楽しい山行となった。志の同じ仲間といく山は楽しくパワーももらえ楽しさ倍増だ!!またどこかでお会いした際にはお願いします☆
★総距離17.0km 9時間 累積標高差2000m おしまい★
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