横尾から蝶ヶ岳から徳沢、一期一会の同行者との出会い
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:40
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 16時45分 上高地バスターミナル発−17時30分松本バスターミナル着−19時19分あずさ乗車−22時15分新宿着 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
ゴールデンウイークの最後に、蝶ヶ岳に行きました。
上高地に着くと、想像していたより、風が強くて寒い!東京は真夏日で暑かったのに、びっくりでした。
夜は、もっと寒かった!横尾山荘では、談話室に、石油ストーブを付けてくれているんだけど、ライトダウンを着ても寒かった。テント泊もいいな〜なんて思っていたけど、テントだったら寒さに耐えられなかったと思いました。寒いので早々に布団に入り、しばらくしたら、お部屋のヒーターを付けてくれたみたいで、すごく暖かくなりました。それにしても、この時期は、東京でどんなに暑くても、油断できないと痛感しました。
翌朝は、朝食を食べるとすぐに出発しました。途中から雪がでてきて、アイゼン装着。重い!いつもの2倍くらいの体力を使って、やっと蝶槍分岐まで登りました。山頂付近は雪がないので良かったけど、風が強い。
絶景を楽しんで、下山開始したら。30分くらい行った時に、単独の女性が登ってきました。彼女が「ここを行くと徳沢ですか」と聞いてきました。えっ?・・・「反対方向が徳沢です。ここを行くと、蝶ヶ岳です」
どこかで迷ったらしいとのことで、一緒に下山することになりました。
彼女は、前日に三俣から蝶ヶ岳に上り、昨夜は蝶ヶ岳ヒュッテに泊まったそうです。そして徳沢に下りようとしたら、どこかで間違え、「登り返しがキツイ」と思っていたそうです。「どこで迷ったんだろう。マジックだ」とおっしゃっていました。
たぶん、ちょっと広くなっている辺りに、たくさん踏み後があったので、そこで、間違えたんだろうとのこと。「それにしても、ずいぶん、登り返してきましたよね」「もう気合いで登りました」
ふだんは道に迷うことはないそうだ。ピッケルを持っていたし、歩き方もベテランっぽい感じの女性でした。
雪で、はっきり道がわからないと、誰かの踏み後に入っていってしまうから注意が必要だと、改めて思いました。
彼女は健脚なので、途中で、道がはっきりしてからは、先に行っていただきました。その後も、徳沢園などで、何度かお会いし、同じバスで松本まで行きました。また、いつか、どこかの山で会えるかな?
私は、疲れてヘロヘロでした。やはりアイゼンが重かったのかな?自分の体力のなさにガッカリでした。もっと、がんばって鍛えなくちゃ。
今回泊まった山小屋
横尾山荘に泊まるのは今回で3回目でした。スタッフの対応のよさ、ピカピカに磨かれた館内、広いお風呂、暖房便座付きのトイレ。山小屋というより旅館です。この季節だからなのか、2階の客室は使用していなく、泊り客は30名程でした。私たちの部屋は、8人部屋ですが、私達と、もう一組のご夫婦と4名で使用しました。夕食は18時、朝食は6時でしたが、朝食は少し早まりました。
宿泊費は、2食付きで1人10,000円でした。
横尾から蝶に登って上高地かー 、
あの登りは雪道だと結構きつそうですね
あそこの池は妖精の池っていうんですか、凍ってるんですね
風が強かったようですが、お天気で良かったですね
こんにちわ。cyberdocさん、コメントありがとうございます。
お天気がよくてラッキーでした。やっぱり、日頃の行いがいいから?
横尾からの登りも大変でしたら、長壁尾根の下りが、本当に長くて、いつまで続くんだろう・・・と弱音をはいていました。アイゼンを外すタイミングが難しくて、石とドロの道をアイゼン履いて歩くのは歩きにくいし、徳沢に着いた時は、本当にうれしかった。
今季初の北アルプスですね
(NHK BSの「高尾山」を見ながら してます。)
拙者、基本的に雪山をやらないものですから「アイゼン」を持っていません。もちろんピッケルも。
チェーンスパイクぐらいかな・・・冬山装備で持っているのは。
雪山に耐える重い靴+アイゼンだと、足許、どれくらい重くなるのでしょうね。
いつもトレランシューズで歩き回っている拙者では耐えきれないかも。
蝶ヶ岳にはずいぶん昔に一度だけ登りました。
台風が来ちゃって、一晩停滞・・・。
なので満足に景色を見ることもなく退散した記憶です。
横尾山荘で標高1620mぐらいですか。
丹沢で申すと蛭ヶ岳よりは低いけど丹沢山よりは高い地点ですね。
拙者も思わぬ展開から富士山五合目にバスで登ったのですが、風が吹いたら寒くて冷たくて・・・。
ホント、東京の気象条件に騙されてはなりません…油断できませんよ。
健脚山女子でもリングワンダリングしてしまうのですから、雪道も油断なりませんね。
隊長
こんにちわ、yamabeeryuさん、コメントありがとうございます。
アイゼンは重いと思っていましたが、実際の重量は片足で500g位だそうです。靴は、冬用の靴ではなくて、いつも履いているものなので、たぶん片足で400g位?かな。そう考えると、たいして重くないかもしれませんが、やっぱり重いです。
そして、アイゼンを履いていないと、足は軽いのですが、ザックが重くなります
横尾で丹沢山より高いなら、相当、高いですね。東京の感覚で油断していました。帰ってから、風邪を引いてしまいました。
登山道が分かりにくいのは、ちょっと驚きました。以前、夏に蝶ケ岳に行った時は、きちんと道がわかるようになっていいて、迷いようがない感じでした。雪だと、道が見えなくて、わかりにくくなるというのが、とても勉強になりました。コンパスは念のために持っていましたが、緊急時にちゃんと使えるか、これも勉強ですね。
稜線に出た時間帯、風が強かったとのことですが、抜けるような青空の下、新雪に輝く槍穂を間近で見られて良かったと思いました。
上高地到着時間から横尾泊りとなり、2日目の行程がとてもキツかったことと思います。
アイゼンは1kgなんで、付けずに背負うと重いですが、私の経験では足に付けた方が負担が大きく、疲労度は背負うより増す感じがします。ただ、凍結して無くても、アイゼン付けないと足の踏ん張りが利かないので疲れます。凍結してれば選択で迷うことは無いんですが、そうで無いときは付けるか背負うか悩ましいときは多々あります。
今年のGWは北アには行けなかったので、素晴らしい景色や小屋の食事等、楽しく拝見させていただきました。有り難うございました。
mtkenさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、2日目がとっても疲れました。長壁尾根の下りが長くて、長くて・・・
やっと雪がなくなってアイゼンを外したときは、足がとっても軽くなって、どんどん歩けそうな気がしましたが、長い下りで疲労していたので、やっぱりキツカッタです。
横尾山荘は、きれいだし、お食事がおいしいし、お気に入りの小屋です。
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