残雪の鳳凰三山のんびりテント泊（御座石温泉より）

2018年05月02日(水) ~ 2018年05月04日(金)

• GPS: 19:47
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,979m
• 下り: 1,978m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:31
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:16

距離 5.8km 登り 1,397m 下り 95m

7:39 御座石鉱泉
12:44 13:29 燕頭山
15:55 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 1:09
• 合計: 5:46

距離 2.8km 登り 489m 下り 493m

11:01 鳳凰小屋
13:27 14:16 鳳凰小屋分岐
15:00 15:20 鳳凰山
16:47 鳳凰小屋

3日目

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:31

距離 5.2km 登り 102m 下り 1,399m

9:50 鳳凰小屋
11:59 12:47 燕頭山
15:21 御座石鉱泉

天候

雨のち晴れ時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御座石温泉までの林道は未舗装区間あり路面も悪いところがあります。
御座石温泉に無料の市営駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

鳳凰小屋まで2150m付近から残雪があり、凍結ヶ所、踏み抜き等ありました。
残雪凍結エリアのトラバース部分は注意が必要です。特に下りではアイゼンが必要。
鳳凰小屋から観音岳のルートは残雪が深く急勾配な上踏み抜きが多く難儀しました。

その他周辺情報

登山口の御座石温泉に日帰り湯あり。

写真

御座石温泉駐車場にて。いざ出発。

5/2 6:23

登山口へ向かう道中で鳳凰三山を望む

5/2 7:43

出発前。まだ元気です。

5/2 7:43

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駐車場に着くなり、温泉のおばちゃんに登山者名簿に書いて行くように声を掛けられました。何か釈然としないけど書いてきました。

5/2 7:44

駐車場横にはトイレあり。綺麗です。

5/2 7:44

トイレのすぐ横が登山口。

5/2 7:44

登山開始。測ったらテント装備で15kgくらいらしいです。

5/2 7:45

5/2 7:45

日帰り温泉やってます

5/2 7:46

鳳凰小屋まで5時間30分と書いてありますが、とてもそのスピードでは行けそうもありません。

5/2 7:57

スタートから燕頭山まで1000mくらい登るので、なかなかの急登です。

5/2 8:00

5/2 8:06

5/2 8:11

なかなかに起伏に富んだ登山道が続きます

5/2 8:40

弾力のあるベンチ

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巨大な擁壁が現れました

5/2 8:49

人間の力、すごいです。

5/2 8:52

5/2 9:11

5/2 9:11

一旦下ると林道？に出ました。

5/2 9:12

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山桜？が咲いていて花弁が登山道に落ちていました。

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時折小雨が降ってきたのでザックカバーを装着

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まだまだ元気の様子

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5/2 11:05

5/2 11:15

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ところどころにある崩落個所
すごい迫力

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お疲れ？の表情

5/2 11:44

5/2 11:44

5/2 11:45

5/2 11:55

5/2 11:55

5/2 11:56

5/2 12:49

急になだらかな笹地帯

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燕頭山に着いたようです

5/2 12:50

5/2 12:51

5/2 13:04

居合わせた二人組のご婦人に写真を撮って頂きました。
ありがとうございます。

5/2 13:16

ラーメンとスープで腹ごしらえ

5/2 13:16

5/2 13:47

復活のご様子

5/2 13:47

下りの砂はちょっと怖い

5/2 13:47

5/2 13:51

5/2 14:07

5/2 14:12

丸太も不安定で怖いです

5/2 14:13

5/2 14:17

このあたりからは残雪が出てきました

5/2 14:17

5/2 14:23

腐り気味ですが凍結部分もあり

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このとろろ昆布みたいなヤツは何でしょう

5/2 14:31

ファイトーっ！

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5/2 14:35

荷物も重いので一苦労

5/2 14:36

5/2 15:16

5/2 15:19

残雪のトラバースが断続的に登場

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遠くに地蔵岳、オベリスクが見えます

5/2 15:28

ちょっとテンションが上がる

5/2 15:30

5/2 15:35

5/2 15:35

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そろそろかな？

5/2 15:56

ついに、鳳凰小屋が見えてきました

5/2 15:56

5/2 15:57

予定よりだいぶ時間はかかったものの、無事到着！

5/2 17:07

そして、小雨の降る中、大急ぎでテント設営
テント場はなんと貸し切り

5/2 17:33

ちょっと寂しくもありますが独占というのも面白い

5/2 17:33

5/2 18:01

雨が降っているのでテントの中で夕食の準備

5/2 18:01

今日のご飯は牛肉たっぷりのカレーです

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カレー粉の強烈な匂いが漂います

5/2 18:51

白米も炊いて完成です

5/2 18:55

めっちゃうまそう。そしてうまかった！

5/2 18:57

5/2 18:57

5/3 8:07

この夜は暴風雨予報の為、ガチガチにペグを打ち込んで備えました。

5/3 8:07

5/3 8:12

小屋から沢へ下りると水場
小屋の前に引いてある水場よりここのがいいらしいです。

5/3 8:14

雨の為流れも激しく

5/3 8:14

5/3 8:33

二日目の朝食用意
夜中より引き続き暴風雨の為のんびりごはんの支度。

5/3 8:33

5/3 10:32

10時過ぎにようやく雨があがりました。

5/3 10:32

5/3 10:51

5/3 10:53

この日は三山縦走予定でしたが、雨が上がるのを待っての出発のため行程を短縮することに。

5/3 10:53

5/3 10:55

いざ出発

5/3 10:58

今回はあえて観音岳を目指すことにしました。

5/3 10:58

5/3 11:05

いきなりから急登かつ深い残雪

5/3 11:07

5/3 11:09

5/3 11:09

5/3 11:11

5/3 11:21

踏み抜き多発

5/3 11:21

5/3 11:21

5/3 11:25

木も折れてるし
心も折れそうです

5/3 11:27

トレースは一応ありましたが、前日以前のもので雨もあり消えかかって不明瞭なところもありました。

5/3 11:42

5/3 11:48

とにかく踏み抜きで体力が奪われます

5/3 11:55

5/3 11:57

5/3 11:57

しかし、大雨から一転青空がみえて来ました

5/3 11:57

5/3 11:57

あまりの急登にバタン

5/3 11:58

そして復活

5/3 11:59

5/3 12:02

絶壁のような斜面をよじ登ります

5/3 12:02

5/3 12:07

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地蔵岳が大きくなってきました

5/3 12:12

5/3 12:12

5/3 12:12

相変わらず続く急登

5/3 13:19

なんとか登り続けるとようやく稜線が

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5/3 13:32

ついに稜線に出ました

5/3 13:32

5/3 13:32

5/3 13:32

ハイマツを抜けると開ける展望

5/3 13:33

どーん

5/3 13:33

少し雲がかかっているけど、甲斐駒ヶ岳を中心に南アルプスが眼前に広がります

5/3 13:38

5/3 13:41

とりあえず、遅くなりましたがお昼に
風が強いのでハイマツの陰にて

5/3 13:41

ラーメンずるずる

5/3 13:52

そしてコーヒー

5/3 13:59

5/3 13:59

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南アルプスから地蔵岳方面の絶景

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観音岳に向けてズルズルの斜面を登ります

5/3 14:15

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5/3 14:16

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5/3 14:19

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5/3 14:23

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登りながら地蔵岳を振り返る

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5/3 14:25

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観音岳を指差し確認

5/3 14:26

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5/3 14:29

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5/3 14:32

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5/3 14:34

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何度見ても素敵な稜線

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ところどころ残雪も

5/3 14:38

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観音岳まであと少し

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5/3 14:54

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ついに到着

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観音岳の岩場からの展望は最高ですね。

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薬師岳の向こうには富士山も！

5/3 15:00

南アルプスも一望

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地蔵岳方面、オベリスクはカッコいい

5/3 15:00

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5/3 15:04

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5/3 15:22

5/3 15:32

散々撮りまくって、最後は前日にもお会いしたお二人組に写真を撮って頂きました。二人の間にオベリスク

5/3 15:41

名残惜しいですが、下山時間が迫ります。
南アルプスにさようなら。

5/3 15:41

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登りでは大苦労した斜面をガンガン下ります

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5/3 16:32

5/3 16:32

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5/3 16:40

あっという間（大げさ）に鳳凰小屋

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アイゼンを外して梯子を下ります

5/3 16:45

5/3 16:48

テント場に戻ると貸し切り状態からテントが増えていました。
今夜はにぎやかになって良かった。

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5/3 16:55

5/3 17:11

5/3 17:11

5/3 17:32

5/3 17:39

お向かいのテントの方が写真を撮ってくれました。
ありがとうございます！

5/3 18:18

そして夕食づくり

5/3 18:18

今夜は具沢山のパスタ

5/3 18:38

まずは野菜を煮込み

5/3 18:39

小松菜、椎茸、桜エビ、鶏肉等、新鮮食材盛沢山。

5/3 18:40

5/3 18:48

最後に粉チーズをかけて完成

5/3 18:58

今日もおなか一杯です

5/4 6:29

3日目の朝、この日は夜から雪が舞っていました。

5/4 6:39

水場も凍結

5/4 6:39

5/4 6:39

5/4 7:20

5/4 7:21

5/4 7:26

5/4 7:35

この朝は焼き豚とキャベツのスープ。
3日目にしてまだ生野菜を残している食材へのこだわり。

5/4 7:35

ごちそうさまです

5/4 7:35

5/4 7:46

5/4 9:36

この日は地蔵岳を上るか少し迷いましたが、無理せず下山することに。

5/4 9:48

最後に小屋の看板を持たせてもらってスタッフの方に写真を撮って頂きました。

5/4 9:58

寒気が入ってきてかなり気温が下がったので、残雪は固くなってアイゼンで歩きやすくなっていました。

5/4 10:03

帰りは富士山もよく見えました。

5/4 10:04

5/4 10:04

5/4 10:04

5/4 10:08

5/4 10:13

5/4 10:16

5/4 10:16

5/4 10:17

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5/4 10:19

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5/4 10:20

5/4 10:20

5/4 10:20

5/4 10:32

5/4 10:51

5/4 11:10

5/4 11:21

5/4 11:21

オベリスクも遠くに
また登りに来るぜ

5/4 11:25

5/4 11:37

5/4 11:39

5/4 11:39

5/4 11:40

5/4 11:50

5/4 12:00

5/4 12:26

燕頭山でお昼。
きゅうりを一本丸かじり。
3日目の帰りにまだ新鮮なきゅうりを持ってることに驚く。

5/4 12:43

5/4 12:55

5/4 13:05

5/4 13:05

5/4 13:06

5/4 13:06

5/4 13:12

5/4 13:16

5/4 13:18

5/4 13:19

5/4 13:21

登りも長かったけど、下りも長い

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5/4 13:34

5/4 13:35

謎のハイテンション

5/4 13:35

5/4 13:35

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5/4 13:42

5/4 14:24

5/4 14:25

5/4 14:25

5/4 14:49

5/4 15:08

5/4 15:16

ようやくゴール

5/4 15:29

よく頑張りました

5/4 15:45

5/4 15:56

5/4 16:03

撮影機器：

Canon PowerShot D30 Canon

DSC-RX100M3 SONY

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

yoh3

GWの真ん中で鳳凰三山縦走という計画を立てたものの、
天気予報はまさに予定の中日が雨。
日程をずらすことはできないため、中止か決行か
ぎりぎりまで天気予報とにらめっことなりました。

出発の当日、午後遅めからは雨予報。
なんとか大雨になる前にテントを張りたいと歩いていましたが
前半は急登、後半は雪で思いの外時間がかかり
小雨が降る中到着、なんとかテントを張れました。

その夜から翌日にかけて暴風雨予測が出ていたせいもあり
テント場はなんと貸し切り。
好きなところに張ってくださいと言われる始末。
広いテント場にぽつーんとテントを張って晩御飯となりました。

翌朝は、早めに雨が上がれば地蔵~観音~薬師と散々縦走予定でしたが、
10時過ぎまで雨の為、予定を短縮して観音岳を目指すことに。

が、観音岳へのルートは残雪も深く急登で中々に苦戦しました。
しかし、登りきって稜線に出ると天気も回復して素晴らしい眺望。
3山は行けなかったけど、観音岳からの景色だけで大満足でした。

下山後、翌日朝、地蔵岳に行くか悩みましたが、
観音岳からの眺望に満足してしまったため、今回は下山することに。
また、夏山シーズンに改めて三山縦走に来ようと思いました。

今回は鳳凰小屋のスタッフにも色々と親切にして頂いたり
荒れた天候の中、バラエティ富んだ体験ができて大満足でした。
食事も今までで一番手の込んだ調理を3日に渡ってできて
とても楽しい二泊三日となりました。

それにしても鳳凰三山、素敵な山でした。