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Yamareco

記録ID: 1460458
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

キナバル山(Mt. kinabalu) ヴィアフェラータは撤退

2018年05月05日(土) ~ 2018年05月06日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.5km
登り
3,070m
下り
3,070m

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
1:10
合計
6:40
9:00
90
10:30
10
10:40
10:50
110
12:40
13:10
60
14:10
14:30
20
15:30
0
15:30
15:40
0
15:40
2日目
山行
8:50
休憩
3:00
合計
11:50
2:30
200
5:50
6:20
80
7:40
60
8:40
9:30
10
9:40
0
9:40
40
10:20
11:00
60
12:00
13:00
20
13:20
20
14:20
0
14:20
ゴール地点
天候 5/5 曇りのち雨
5/6 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 飛行機
現地日系旅行社を通じて予約。送迎車を利用して登山口まで。
コース状況/
危険箇所等
登山口から0.5kmは泥濘地獄のアップダウン。
(後から知りましたが、橋が壊れているため臨時のルートだったそうです)
国立公園事務所に到着。諸々の手続きだいこうしてもら、ガイドと対面します。ストックをRM10で借りました。
2018年05月05日 09:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:32
国立公園事務所に到着。諸々の手続きだいこうしてもら、ガイドと対面します。ストックをRM10で借りました。
手続きが完了するとタグをもらいます。途中にチェックポイントがありますのでなくしてはいけません。私は失くしました(爆)
2018年05月05日 09:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:33
手続きが完了するとタグをもらいます。途中にチェックポイントがありますのでなくしてはいけません。私は失くしました(爆)
いきなり下ります。下るってことは、帰りの最後に登るのかと憂鬱に…
2018年05月05日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:01
いきなり下ります。下るってことは、帰りの最後に登るのかと憂鬱に…
足元はぐちゃぐちゃの泥濘地獄… うわーサイアク(>_<)
2018年05月05日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:22
足元はぐちゃぐちゃの泥濘地獄… うわーサイアク(>_<)
0.5kmポイント
2018年05月05日 10:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:34
0.5kmポイント
0.5kmポイントを過ぎたら歩きやすくなりました。
2018年05月05日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:36
0.5kmポイントを過ぎたら歩きやすくなりました。
急ですけど、まだ元気(^^)
2018年05月05日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:47
急ですけど、まだ元気(^^)
ほぼ1kmごとにシェルターがあり休憩できます。
2018年05月05日 10:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:53
ほぼ1kmごとにシェルターがあり休憩できます。
2kmポイント
2018年05月05日 11:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 11:36
2kmポイント
2.5kmポイント
2018年05月05日 12:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 12:06
2.5kmポイント
3kmポイント 半分まで来ました!
2018年05月05日 12:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 12:24
3kmポイント 半分まで来ました!
歩荷さん 山小屋でおいしいご飯を食べられるのは彼らのおかげ。
2018年05月05日 12:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 12:33
歩荷さん 山小屋でおいしいご飯を食べられるのは彼らのおかげ。
Mempening Shelter 疲れてきました…
2018年05月05日 12:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 12:40
Mempening Shelter 疲れてきました…
シェルターには人慣れしたリスがいます。ヤツらもやはり楽して餌にありつきたいんでしょう。
2018年05月05日 12:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 12:50
シェルターには人慣れしたリスがいます。ヤツらもやはり楽して餌にありつきたいんでしょう。
Layang-Layang Hut ここでランチにします。
2018年05月05日 13:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 13:40
Layang-Layang Hut ここでランチにします。
4kmポイント
2018年05月05日 14:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 14:11
4kmポイント
4.5kmポイント ほぼ赤岳山頂。
2018年05月05日 14:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 14:45
4.5kmポイント ほぼ赤岳山頂。
なぜ撮ったのか覚えていない写真。
2018年05月05日 15:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 15:04
なぜ撮ったのか覚えていない写真。
Vilosa Shelter 上はガスで見えません。
2018年05月05日 15:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 15:06
Vilosa Shelter 上はガスで見えません。
下も見えません。
2018年05月05日 15:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 15:06
下も見えません。
5kmポイント
2018年05月05日 15:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 15:34
5kmポイント
あと少しなんだけど長い…
2018年05月05日 15:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 15:34
あと少しなんだけど長い…
小屋が見えてきた! でも、雨が降っています…
2018年05月05日 16:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 16:27
小屋が見えてきた! でも、雨が降っています…
ラバンラタ・レストハウスが見えました。でも、宿泊はさらに上のペンダント・ハット。
2018年05月05日 16:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 16:34
ラバンラタ・レストハウスが見えました。でも、宿泊はさらに上のペンダント・ハット。
ヴィアフェラータ参加者はペンダントハットに宿泊してブリーフィングを受けないといけません。日本人クライマーの平山ユージさんも監修の一員だったようです。
2018年05月05日 16:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 16:55
ヴィアフェラータ参加者はペンダントハットに宿泊してブリーフィングを受けないといけません。日本人クライマーの平山ユージさんも監修の一員だったようです。
夕食はラバンラタまで下りるのが面倒くさい… 食事はビュッフェスタイルでおいしいです。
2018年05月05日 19:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 19:07
夕食はラバンラタまで下りるのが面倒くさい… 食事はビュッフェスタイルでおいしいです。
夕方には雨もあがりました。
2018年05月05日 19:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 19:20
夕方には雨もあがりました。
山頂は多分見えていないんでしょう。
2018年05月05日 19:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 19:20
山頂は多分見えていないんでしょう。
ペンダント・ハットまで戻るのが地味にきつい…
2018年05月05日 19:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 19:23
ペンダント・ハットまで戻るのが地味にきつい…
疲れたのでさっさと寝ます。
2018年05月05日 19:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 19:24
疲れたのでさっさと寝ます。
2日目は2時半スタート 遠くの夜景はコタ・キナバルかな。
2018年05月06日 03:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 3:33
2日目は2時半スタート 遠くの夜景はコタ・キナバルかな。
登ってる途中で宿にタグを忘れてきたことに気づく… ガイドに伝えて「問題ない」と。すんません…
2018年05月06日 04:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 4:27
登ってる途中で宿にタグを忘れてきたことに気づく… ガイドに伝えて「問題ない」と。すんません…
ヴィアフェラータのスタート地点は3776m これは平山ユージさんの意向かな!?
2018年05月06日 05:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 5:37
ヴィアフェラータのスタート地点は3776m これは平山ユージさんの意向かな!?
7.5kmポイント 富士山越え!
2018年05月06日 05:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 5:39
7.5kmポイント 富士山越え!
8kmポイント
2018年05月06日 06:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 6:06
8kmポイント
登り始めは雲が多かったですけど、星が見えてきました。三脚持っていないのできれいに撮れない…
2018年05月06日 06:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
5/6 6:09
登り始めは雲が多かったですけど、星が見えてきました。三脚持っていないのできれいに撮れない…
サウスピークを通過。ガイドに「あれはサウスピーク?」って聞いたら「違う」って… 勉強しろよ!!
2018年05月06日 06:19撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
5/6 6:19
サウスピークを通過。ガイドに「あれはサウスピーク?」って聞いたら「違う」って… 勉強しろよ!!
ロープに沿って歩いていきます。
2018年05月06日 06:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
5/6 6:31
ロープに沿って歩いていきます。
山頂のロウズピークが見えてきました。
2018年05月06日 06:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
5/6 6:40
山頂のロウズピークが見えてきました。
太陽が昇ってきました。
2018年05月06日 06:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
2
5/6 6:48
太陽が昇ってきました。
山頂までもう少し! でも疲れた…
2018年05月06日 06:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 6:48
山頂までもう少し! でも疲れた…
マレーシア最高峰!
2018年05月06日 06:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/6 6:57
マレーシア最高峰!
登れました〜^^
2018年05月06日 06:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
5/6 6:57
登れました〜^^
山頂からのパノラマ写真
2018年05月06日 07:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/6 7:09
山頂からのパノラマ写真
セントジョーンズピークに陽が当たってきました。
2018年05月06日 07:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
5/6 7:25
セントジョーンズピークに陽が当たってきました。
サウスピーク 登ってくる人の大きさと比べるとスケール感がよく分かります。
2018年05月06日 07:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
1
5/6 7:58
サウスピーク 登ってくる人の大きさと比べるとスケール感がよく分かります。
山頂付近の天気は最高でした^^
2018年05月06日 08:11撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
2
5/6 8:11
山頂付近の天気は最高でした^^
雲海が見事!!
2018年05月06日 08:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 8:04
雲海が見事!!
景色がすばらしいのでゆっくり下ります。
2018年05月06日 08:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/6 8:08
景色がすばらしいのでゆっくり下ります。
振り返ってロウズピークとセントジョーンズピーク。
2018年05月06日 08:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
1
5/6 8:12
振り返ってロウズピークとセントジョーンズピーク。
しょっちゅう立ち止まって写真撮影。
2018年05月06日 08:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
3
5/6 8:13
しょっちゅう立ち止まって写真撮影。
ヴィアフェラータ・スタート地点。登頂で疲れてしまったので参加は断念していました。
2018年05月06日 08:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 8:23
ヴィアフェラータ・スタート地点。登頂で疲れてしまったので参加は断念していました。
雲海に向かって下りていきます。あの中の天気が不安ですが…
2018年05月06日 08:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/6 8:28
雲海に向かって下りていきます。あの中の天気が不安ですが…
ロープにつかまって下りるところもあります。
2018年05月06日 08:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 8:46
ロープにつかまって下りるところもあります。
小屋が見えてきました。
2018年05月06日 08:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 8:46
小屋が見えてきました。
巨大な落石
2018年05月06日 08:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 8:54
巨大な落石
右上に岩が削れたような場所があります。地震で落っこちてきたのでしょうか。。。
2018年05月06日 09:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 9:01
右上に岩が削れたような場所があります。地震で落っこちてきたのでしょうか。。。
ペンダントハットに到着。高山病に関するアンケートを受けました。幸い高山病の自覚症状はありませんでした。
2018年05月06日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 10:01
ペンダントハットに到着。高山病に関するアンケートを受けました。幸い高山病の自覚症状はありませんでした。
下からガスが上がってきました。
2018年05月06日 10:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 10:17
下からガスが上がってきました。
小屋から1km程度進んだところで雨が降ってきました。
2018年05月06日 11:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 11:20
小屋から1km程度進んだところで雨が降ってきました。
最後の泥濘地獄で完全にグロッキー(>_<) フラフラで下りてきました。 コーラがうまい!!
2018年05月06日 16:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 16:02
最後の泥濘地獄で完全にグロッキー(>_<) フラフラで下りてきました。 コーラがうまい!!
登頂証明書をいただきました。
2018年05月07日 19:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/7 19:12
登頂証明書をいただきました。
コタ・キナバルに戻ってナシゴレンをいただきます。皿を洗うのがめんどくさいからビニール使ってるのか!?
2018年05月07日 19:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/7 19:46
コタ・キナバルに戻ってナシゴレンをいただきます。皿を洗うのがめんどくさいからビニール使ってるのか!?
ざるナシゴレンかい!!
2018年05月07日 19:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/7 19:56
ざるナシゴレンかい!!
帰国日、クアラルンプール観光をしてから成田行きの便に搭乗予定でしたが、キナバル山の疲労のせいで体調不良に… 空港ラウンジの仮眠室でzzz
2018年05月08日 15:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 15:19
帰国日、クアラルンプール観光をしてから成田行きの便に搭乗予定でしたが、キナバル山の疲労のせいで体調不良に… 空港ラウンジの仮眠室でzzz
帰国便はビジネスにアップグレードしていてよかった。。。
2018年05月09日 00:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/9 0:03
帰国便はビジネスにアップグレードしていてよかった。。。
サテーとテ・タリをいただいてひたすら寝て体調回復。
2018年05月09日 01:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/9 1:35
サテーとテ・タリをいただいてひたすら寝て体調回復。
体調も少し回復して帰ってきました。
2018年05月09日 05:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/9 5:34
体調も少し回復して帰ってきました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

マレーシア最高峰のキナバル山に登ってきました。せっかくなのでヴィアフェラータにも挑戦しようということでロングコースであるロウズピークサーキットにも申し込んでおきました。
現地の日系旅行会社を通じて申し込みました。

朝6時半にコタキナバルを出発、2時間程度でキナバル国立公園に到着。手続きをしてIDタグをもらってガイドと対面。
ストックがないときついとガイドが言うので2日間RM10で借りました。
車で登山口まで移動します。テントが張ってあるところで停車、テントわきの下り坂を下りていきます。粘土質の土で、いきなりの泥々の泥濘地獄です…
しっかり整備されていると聞いていたけど、いきなりこれか!?

0.5kmほど歩いたらまともな道になって安心。
2kmくらいまでは元気でした。ガイドがタバコを吸うから先に行ってていいというので、「客よりタバコか!?放置かよ!?」と思いながらも自分のペースで歩けるのでまあいいかと。
4kmくらいまで来たら疲れてきてペースダウン。
5km過ぎた辺りから雨が降ってきました。あと少しだったのでレインウェアは着ずに宿泊先のペンダントハット到着。疲れました…

ヴィアフェラータに参加する場合はペンダントハットでの説明会に参加することが必須です。説明は英語なのでどこまで理解できたか???

寝床は1人でベッド1つなので富士山の山小屋とは違って快適に寝られます。
翌朝は2時半出発なのでさっさと就寝。

1時半ごろに目を覚まし、トーストを食べて外に出てみると、そんなに寒くありません。フリースを着ているくらいで、寒さ対策はそんなに必要なさそうで安心。

山頂までは急勾配をひたすら登っていきます。
あわてず時々立ち止まりながら登りました。
途中でふと、IDタグをもっているか不安になり、探してみるも見つからない…
小屋で外してベッドに置いたままだったか…
「しまった…」と思いながらもガイドに「タグを忘れてきちゃった…」と申告。
「問題ない」ってことだったので少し安心。
ヴィアフェラータもタグが必要だと言っていたような気がするけど、疲れてきていたのでヴィアフェラータは止めようかな〜と思い始めていました。

サヤサヤハットのチェックポイントはガイドに事情を話してもらって通過。
その後はまた、「先に行っていていい」と放置プレイ開始。
ロープに沿って歩けば迷わないのでどうにかなります。
空を見上げると星も出ていていい天気が期待できます。

そのうちヴィアフェラータのスタート地点に到着。3776m地点です。富士山山頂と同じ高さがスタート地点というのは、ヴィアフェラータの監修に日本人クライマーの平山ユージさんが関わっていたからでしょうか!?
ヴィアフェラータに参加するには7時までにスタート地点に戻ってこなければいけませんが、半分以上キャンセルする気だったので間に合うように下りてくる気はなくなっていました。

左側にピークが見えてきました。ガイドも追いついてきたので、「あれはサウスピーク?」と聞くと、「違う。あれはゴニョゴニョ」というので、「そうか〜違うのか」と思いましたが、あとで調べてみたらやはりあれはサウスピーク。
ちゃんと勉強しろよ…

その後もガイドとは別行動。
太陽が昇ってくるころ、山頂に到着しました。ガイドはどこかその辺にいるのでしょう(^^;)
山頂付近は天気もよく写真をたくさん撮れました。一眼レフをもってきていたので天気が悪ければただの2kgの重りになるところでした。
この時点でヴィアフェラータは完全に断念。これから2300m下りないとといけないですし…

時間は気にしなくていいので、いい景色を眺めながらゆっくり下山。これは駆け下りたらもったいない。
サヤサヤハットまで来たら雄大な景色は終了。
その後の階段で滑って、おケツを強打(>_<) その際に借りていたストックを少し曲げてしまいました。ガイドが追いついてきたときに、「階段で滑ったときに曲げてしまった。申し訳ない…」と謝りました。

ペンダントハットに着いて、朝食を食べて下山開始。
ガイドは何やら手続きがあるというので先に進みます。5kmポイント付近のシェルターに着いたところで雨が降ってきました。
レインウェアを着て、ガイドが追いついてくるのを待ちました。15分、30分…
来ない… 遅い… 他の登山者が来ては去っていきます。
ガイドは45分後にようやく来ました。
私もタグは失くすは、ストックは曲げるはで負い目があったので、遅すぎだろうとは思いましたが「遅かったけど、どうしたの?」と聞く程度にとどめました。
待ってたことが伝わればよかったので理由はよく聞いていませんでした。

それにしても。先に向こうから遅くなったと謝罪するわけではなかったのにちょっと疑問…

私は雨の中の登山が大嫌いなので、できるだけ早く下りたくてスピードアップ。
その後のシェルターで再び1時間待たされました。
1時間待たせて「Are you OK ?」なんて言うので、怒っているのが伝わるように「1時間も待ったんだ!!」と言ったら、「先に行ってたと思ってたんだ」なんて言い訳してますが、待っていなくても登山口で待たなきゃいけないじゃないか…

登山口は泥水の川にようになっている中を駆け下ります。
最後の恐れていた泥濘地獄に着くころにはもう最悪。靴は泥だらけになるし歩きにくいし、土砂降りだし。転んだら悲惨なのでとにかく転ばないように。
川を渡って登り返しが本当にきつかった。いつになってら着くんだろうと本当に長く感じました。こんなひどい道のアップダウンがあるなら橋を架けてほしい!!と思っていましたが、帰ってきてから調べてみると、橋はあってたまたま橋が壊れていたことによる臨時ルートだったようで。。。

ヴィアフェラータ撤退、泥濘地獄、ガイドはイマイチ(こっちもイマイチでしたが…)ということはありましたが、登頂できて、山頂付近は好天に恵まれたので満足です(^^)

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