キナバル山(Mt. kinabalu) ヴィアフェラータは撤退
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 3,070m
- 下り
- 3,070m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:40
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 11:50
天候 | 5/5 曇りのち雨 5/6 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から0.5kmは泥濘地獄のアップダウン。 (後から知りましたが、橋が壊れているため臨時のルートだったそうです) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
マレーシア最高峰のキナバル山に登ってきました。せっかくなのでヴィアフェラータにも挑戦しようということでロングコースであるロウズピークサーキットにも申し込んでおきました。
現地の日系旅行会社を通じて申し込みました。
朝6時半にコタキナバルを出発、2時間程度でキナバル国立公園に到着。手続きをしてIDタグをもらってガイドと対面。
ストックがないときついとガイドが言うので2日間RM10で借りました。
車で登山口まで移動します。テントが張ってあるところで停車、テントわきの下り坂を下りていきます。粘土質の土で、いきなりの泥々の泥濘地獄です…
しっかり整備されていると聞いていたけど、いきなりこれか!?
0.5kmほど歩いたらまともな道になって安心。
2kmくらいまでは元気でした。ガイドがタバコを吸うから先に行ってていいというので、「客よりタバコか!?放置かよ!?」と思いながらも自分のペースで歩けるのでまあいいかと。
4kmくらいまで来たら疲れてきてペースダウン。
5km過ぎた辺りから雨が降ってきました。あと少しだったのでレインウェアは着ずに宿泊先のペンダントハット到着。疲れました…
ヴィアフェラータに参加する場合はペンダントハットでの説明会に参加することが必須です。説明は英語なのでどこまで理解できたか???
寝床は1人でベッド1つなので富士山の山小屋とは違って快適に寝られます。
翌朝は2時半出発なのでさっさと就寝。
1時半ごろに目を覚まし、トーストを食べて外に出てみると、そんなに寒くありません。フリースを着ているくらいで、寒さ対策はそんなに必要なさそうで安心。
山頂までは急勾配をひたすら登っていきます。
あわてず時々立ち止まりながら登りました。
途中でふと、IDタグをもっているか不安になり、探してみるも見つからない…
小屋で外してベッドに置いたままだったか…
「しまった…」と思いながらもガイドに「タグを忘れてきちゃった…」と申告。
「問題ない」ってことだったので少し安心。
ヴィアフェラータもタグが必要だと言っていたような気がするけど、疲れてきていたのでヴィアフェラータは止めようかな〜と思い始めていました。
サヤサヤハットのチェックポイントはガイドに事情を話してもらって通過。
その後はまた、「先に行っていていい」と放置プレイ開始。
ロープに沿って歩けば迷わないのでどうにかなります。
空を見上げると星も出ていていい天気が期待できます。
そのうちヴィアフェラータのスタート地点に到着。3776m地点です。富士山山頂と同じ高さがスタート地点というのは、ヴィアフェラータの監修に日本人クライマーの平山ユージさんが関わっていたからでしょうか!?
ヴィアフェラータに参加するには7時までにスタート地点に戻ってこなければいけませんが、半分以上キャンセルする気だったので間に合うように下りてくる気はなくなっていました。
左側にピークが見えてきました。ガイドも追いついてきたので、「あれはサウスピーク?」と聞くと、「違う。あれはゴニョゴニョ」というので、「そうか〜違うのか」と思いましたが、あとで調べてみたらやはりあれはサウスピーク。
ちゃんと勉強しろよ…
その後もガイドとは別行動。
太陽が昇ってくるころ、山頂に到着しました。ガイドはどこかその辺にいるのでしょう(^^;)
山頂付近は天気もよく写真をたくさん撮れました。一眼レフをもってきていたので天気が悪ければただの2kgの重りになるところでした。
この時点でヴィアフェラータは完全に断念。これから2300m下りないとといけないですし…
時間は気にしなくていいので、いい景色を眺めながらゆっくり下山。これは駆け下りたらもったいない。
サヤサヤハットまで来たら雄大な景色は終了。
その後の階段で滑って、おケツを強打(>_<) その際に借りていたストックを少し曲げてしまいました。ガイドが追いついてきたときに、「階段で滑ったときに曲げてしまった。申し訳ない…」と謝りました。
ペンダントハットに着いて、朝食を食べて下山開始。
ガイドは何やら手続きがあるというので先に進みます。5kmポイント付近のシェルターに着いたところで雨が降ってきました。
レインウェアを着て、ガイドが追いついてくるのを待ちました。15分、30分…
来ない… 遅い… 他の登山者が来ては去っていきます。
ガイドは45分後にようやく来ました。
私もタグは失くすは、ストックは曲げるはで負い目があったので、遅すぎだろうとは思いましたが「遅かったけど、どうしたの?」と聞く程度にとどめました。
待ってたことが伝わればよかったので理由はよく聞いていませんでした。
それにしても。先に向こうから遅くなったと謝罪するわけではなかったのにちょっと疑問…
私は雨の中の登山が大嫌いなので、できるだけ早く下りたくてスピードアップ。
その後のシェルターで再び1時間待たされました。
1時間待たせて「Are you OK ?」なんて言うので、怒っているのが伝わるように「1時間も待ったんだ!!」と言ったら、「先に行ってたと思ってたんだ」なんて言い訳してますが、待っていなくても登山口で待たなきゃいけないじゃないか…
登山口は泥水の川にようになっている中を駆け下ります。
最後の恐れていた泥濘地獄に着くころにはもう最悪。靴は泥だらけになるし歩きにくいし、土砂降りだし。転んだら悲惨なのでとにかく転ばないように。
川を渡って登り返しが本当にきつかった。いつになってら着くんだろうと本当に長く感じました。こんなひどい道のアップダウンがあるなら橋を架けてほしい!!と思っていましたが、帰ってきてから調べてみると、橋はあってたまたま橋が壊れていたことによる臨時ルートだったようで。。。
ヴィアフェラータ撤退、泥濘地獄、ガイドはイマイチ(こっちもイマイチでしたが…)ということはありましたが、登頂できて、山頂付近は好天に恵まれたので満足です(^^)
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