北海道の山(2)霧の十勝岳
- GPS
- 05:20
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,129m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
天候 | 霧 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガレた道が続く。踏み跡は薄い。ところどころ、岩にペンキのマークあり。 |
写真
感想
【山行No 268(2)】
・前日、第一目標のトムラウシ山登頂を、なんとか達成できた。
今日はもともと予備日のつもりだったが、残る百名山の、十勝岳に転戦することにした。
7月19日(月)
6:10 トムラウシ温泉(キャンプ場)発
・今日は昨日よりは天気はマシのよう。雨も上がっているし、上空は若干青空も見えた。
・十勝岳の登山口まで、車でもかなり距離がありそうなので、あまり休みもとらず、車を走らせる。
狩勝峠を越えて富良野盆地に入り、コンビニで食糧を仕入れる。
富良野盆地の上空は青空も出ているが、目指す十勝連峰はドンヨリと雲に覆われ、どうしたものか?と思う。
10:20-40 望岳台(標高=950m、気温=23℃)
・4時間かけてようやく登山口に到着。走行距離=約200km
目指す十勝連峰は雲に覆われており、なんとも登る気持ちが湧いてこないが、
よく見るとパラパラと登っている人も見えるので、「せっかくだからな」
ということで、一応登ることに決定。
昨日より暑いのでTシャツ一枚の服装で登る。荷物もかなり軽装とした。
・登りは避難小屋まではガラガラの広い道。
昨日の疲れもあり、足は少々筋肉痛でつらい。
11:30-40 避難小屋(標高=1300m)
・標高=1200m付近より雲の中に入り、すっかり展望はない。
少し早いが、ここで軽く昼食をとる。
・ここからは急なガレた道となった。
道が不明瞭なことを少し心配していたが、所どころの岩にペンキでマークしてあるので、それを伝いながら登る。
しかし帰りのことも気になるので、一応、付近の地形などを記憶しながら登る。
時間もお昼近いので、下山者も続々と下ってくる。
12:30-40 火口壁地点(標高=1750m)
・ここは標識あり。
ようやくガレた急登が終わり、砂状のザクザクした、緩やかな登りになった。
相変わらず深い霧の中なので、ペンキマークと薄い踏み跡をたどりつつ登る。
それにしても、草木の全くない荒涼とした風景で、死の世界のような山だなぁ.
13:40-50 十勝岳 山頂(標高=2075m、気温=20℃)
・頂上直下の急登を登ると山頂に出た。
風がなく、結構暑い。
一応ここも百名山だが、ガラガラの岩ばかりだし、今日は展望もないしで、
なんとも登った甲斐のない山だ。
昨日のように、雨が降ってないだけましというもの。
山頂で少し休んでいると少し霧が晴れて周辺の風景が見えたが、ガレキと残雪が見えるのみ。
・下りも、登りと同じ道を霧の中、淡々と下る。
見る者もないので、携帯ラジオで音楽を聴きつつ下る。
15:10 避難小屋
16:00-10 望岳台
・昨日のトムラウシほど疲れた感じはしなかったが、感動もあまりなく、
「やっつけた」という程度の感想。
16:20 白銀台 キャンプ場
・今日はここのキャンプ場にテントを張る。
シロツメクサの多い、明るい感じのテント場。今日は30張ほどある。
・テントをはってから、近くの「白樺荘」の温泉に入りに行く(500円)。
風呂上りはビールを飲んで、乾杯。
7月20日(火)
・今日は移動日。
今日もまた、霧の朝を迎えた。4日とも霧と雨とは、何とも残念。
浮かない気分でテントを撤収する。撤収中にダニにやられた。
6:50 白銀台 発
・上富良野のラベンダー公園によるが、ここからも今日も十勝連峰の姿は見えなかった。
・滝川への国道を行き、滝川ICより道央道に入る。
南下するに従い、晴れ間が広がってきた。
・時間があるので、札幌郊外の野幌森林公園による。
思いのほか深い森林が広がっていて感じが良かった。
今回の北海道の山旅で、初めて、青い空の下で自然の中を歩けた。
15:10 千歳着
・今日の走行距離=約190km
・千歳空港17:30発-19:00 羽田着
・東京に帰ると、蒸し暑い夜だった。
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