金峰山&瑞牆山でテント泊
- GPS
- 27:58
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,660m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:08
天候 | 晴れ⇒曇り⇒小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
両山とも、下の方は樹林帯ですが、上に行くと岩だらけなので、ストックは持っていかないか、しまえるようにしておいた方が無難です。 |
その他周辺情報 | 増富温泉も候補に上がりましたが、結局、少し離れた「クララの湯」に。ウリの大眺望は望めませんでしたが、空いててゆったりと寛ぐことができました。入浴後は急な大雨になったので、敷地内のペーターの館?で生姜焼き丼ランチ。食券制の不思議な感じの食堂風レストランでした。 |
写真
感想
★前日飲み会&前夜の攻防
金沢から出張にきている友人から今日なら飲めるぞ、と16時ごろにLINEが入った。翌日に山山行予定があるで、どうしようかと思ったが、せっかくなので行くことにした。22時ごろに帰宅してからが、戦いだ。大部分はパッキングしてあったが、酔った頭での最終チェックでままならない。バタバタしながらもそのまま就寝。翌日は奇跡的に起きれて、日の出と共に東京を脱出。
★新テントと偶然の出会い
今回はおニューテントを初めて設営するメンバもいて、テント設営がちょっとしたイベント事だ。3人で3テントだったので、それぞれ黙々とテント設営を始める。設営途中で会社の同僚に声をかけられ、しばし歓談。これだけの山があるのにここで会うとは、なんという奇遇。しかも彼はテント泊でなく日帰りとのことだった。
★金峰山
登るのは、2回目の金峰山。1回目は北アルプスも南アルプスも行ったことないころだったから、それなりに経験を積んだ目からどう見えるか、楽しみだった。前回は山頂にたどり着くにに必死であまり景色を眺めてなかったのかも。富士山や南アルプスの見事な眺望に登り途中で何度も足が止まり、撮影会が始まる。山頂の五丈岩や狭い山頂は記憶通りの感じだった。いつか甲武信ヶ岳、奥多摩駅までの縦走をやってみたい。
★ミラーレス一眼
だいぶ前に夜のテン場が撮りたくて買っておいたミラーレス一眼を掘り起こして持って行った。今回はそこそこ景色を撮ったけど、持ち歩きがやっぱりめんどくさく感じてしまう。もう少し勉強したら面白くなるかな。露出とか絞りとか、さ。
★夜はキムチ鍋とあったかご飯をたらふく
帰ってきてビール飲みながら夕食準備。これも今回の山行の大きなイベントの1つだ。テン場が近い富士見小屋ならではのメニューだと思う。鍋チームと炊飯チームに分かれて料理開始。水と材料を放り込んで火にかける。出汁入り味噌(マツヤ)をベースにキムチを投入。鍋は、だいたいうまくできるもんだが、それにしてもうまくできた。雲取山に続いて今回も奇跡的に上手く炊けたご飯と共にいただきます。うーん、疲れたか体にビールとご飯が染み渡るーーー。こういう週末っていいわ、と幸福を感じながらまたグビっとやる。
★朝から豪華
翌朝は5時から朝食と決めていた。ということは、作り出すのは4時半、ならば起きるのは4時か。ガスを総動員するためベンチ・テーブルを確保する必要があるのだ。と思いながら寝て、翌朝起きてみるとそれほどテーブルの取り合いにならなかった。朝食はいつものトーストにスパム、じゃがりこマッシュをのせたもの。それにひきたてコーヒーだ。
★瑞牆山
瑞牆山には2回登っている。2014年、今回同様金峰山とセットで、そして去年2017年、剣岳の前哨戦として岩慣れしよう、ということで登った。相変わらずの岩岩感と高度感のある山頂、そしてそれが比較的短時間に体験できる。今年2018年も残りの穂高、前穂高に挑戦しようと思っているので、その前哨戦だ。
★最後の冒険
テント撤収の途中で雨がパラついてきた。やばい、早く撤収だ。急げー!幸い撤収のほとんどが終わっていたので、大事には至らなかった。富士見平小屋をあとにして、坂道を下ってく。途中で林道とぶつかる。「遠回りになるけど、足に優しい林道で行こう」ということで、林道を歩く。しばらく歩き林道歩きにも飽きてきたころ(林道はすぐ飽きる)、メンバが「駐車場はこのすぐ下だ。」と道のない傾斜の下の方を指して言った。先日の丹沢で道無き道を行くことの大変さが身にしみてるだけに、迷ったが、それ以上に道無き道を行った時の高揚感が勝ってしまった。「よし、ここを下ってショートカットしよう」ということで、GPSだよりに落ち葉で埋もれた傾斜をジグザクに降りていき、何とか駐車場にたどり着いた。まぁ、大丈夫と思いながら下りて行っても車の影をみかけたときにはホッとした。
★クララとペーター
このお風呂には、茅ヶ岳に行った時に立ち寄った。茅ヶ岳を下山してきて、1時間くらいバスを待っていていざ乗ったら10分足らずでついたという「なんだ、すぐソバじゃん」という記憶のお風呂だ。
お風呂自体は、露天はないが見晴らしが良くて、明るい(今回は雨が降っていて、展望なし)。
★空になる
今回の山行では、NHKのテレビ番組「百名山」のさだまさしのデーマソングをよく口ずさんだので、しばらくそれが頭の中をぐるぐるしていた。そういえば、帰りの車でもかかってたな。「自分の重さを、感じながら坂道を、歩くー、僕は空になるー♪」
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