記録ID: 147250
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ハイキング
日光・那須・筑波
急峻な登り日光太郎山
2011年10月28日(金) [日帰り]
栃木県
yosi-yama
その他4人
- GPS
- 04:55
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 743m
- 下り
- 724m
コースタイム
08:25 林道出合⇒ 10:40 火口原⇒ 11:00 太郎山 12:00⇒
12:15 火口原⇒ 13:20 林道出合
12:15 火口原⇒ 13:20 林道出合
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ダートの道になり堰堤下の駐車スペース林道出合に車を置きました |
コース状況/ 危険箇所等 |
07:30頃宿泊地の加羅倉館を出発時、車のフロントガラスは霜で凍っていました。 三か月前に男体山に登頂したので、裏男体林道は覚えていましたのでスムーズに林道分岐に向かいました。 林道分岐からは砂利道で車の底が突きドライバーさんには恐縮し、間もなく登山口がある林道出合に着きました。 涸沢で水が落ちていませんでしたが、堰堤の真下の沢の中に駐車スペースがあり駐車するには少し不安でした。 広葉樹と針葉樹が入り混じった明るい登山道を緩やかに登って行くと、ちいさな涸沢に下がりそこからは急登が始まりました。 この付近から周囲は針葉樹林に変わり、登山道は掘れて木の根や岩が露出して登るにつれて勾配が急になり四つん這い状態で登りました。 針葉樹の大木が数本根こそぎ倒れ登山道を塞いている所を、ロープにつかまり登って行くと今度は岩の急登に変わりました。 新薙のガレ場をトラバースしてひと登りすると、背の極端に低い笹が茂った平らな火口原に出ました。 火口原の中央を進み大きな岩の間を通り抜け、ひと登りして標高2367.5mの太郎山山頂に着きました。 展望は360°の一級品遠く富士山南アルプスから、目の前には男体山戦場ヶ原中禅寺湖が見えました。 地図を広げて未踏峰の関東の山々の山容を追って、ゆっくりと昼休みを過ごしました。 登りが急登でしたので下りは思いのほか早く登山口の林道出合に戻ることができました。 |
写真
感想
太郎山は男体山に登頂した時に、地図を開き山名を見覚えがある程度の知識しか無い山でした。
今回計画された二日目の山であまり期待はしませんでした。
しかし林道出合からの樹林帯の中は初冬の柔らかい日差しが白樺の白い幹針葉樹の緑に明るく差し込み、自然が作り出す美しさをあじわい思わず「来て良かった」と感激しました。
登山道は好みの高度を稼げる岩場の急登、時折展望が開けた所からはお父さんの男体山。お母さんの女峰山が眼前に見る度に上に登って来たのが分かり疲れも忘れ励みになりました。
登ってみると太郎山は長男らしく急勾配の厳しい登りが長く続く男の山でした。
ガレ場をトラバースした時に大きな岩に「新薙」と標示してあり「日光三険」のひとつになっているようです。
急勾配の登山道を登りきると、今までの厳しさとは打って変ったのどかな景色に変わり野球場のように広い「火口原」に出ました。
ちいさな笹が生えた砂地になっていて雪解けの時季は池に変わると思います。 太郎山は火山の山らしく独立峰で山頂からの展望は一級品でした。
登頂した価値は十二分にありお気に入りの山となりました。
「日光三険」
日光登山路の三つの難所を総じて日光三険と呼んでいるようです。
「千鳥返し」志津と大真名子山にあるクサリと梯子が備えつけられた難所
「馬の背渡り」女峰山と帝釈山の間にある狭い尾根道
「新薙」太郎山のガレ場(新薙手前までの岩場の急登の方が強烈でした)
「加羅倉館」
毎分600リッターの豊富な湯量に恵まれた本物のかけ流し温泉でした。
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