大天井岳〜常念岳(一の沢〜大天荘・テン泊)


- GPS
- 26:07
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,396m
- 下り
- 2,391m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のルートは総じて基本夏道。 ただし下記ポイントのみ雪道となる。 ・笠原沢を過ぎた辺り〜常念乗越 ・東天井岳のトラバース 時間的に緩んでいたためアイゼン、ピッケルは使わなかったが早朝は凍っている可能性もあるためアイゼン、ピッケルの携行は必要。 常念小屋は営業中。 大天荘は営業していないが冬季小屋とテン場は問題なく利用可能。 大天荘の水場はないが、周りに残雪があるので融かして利用する分には問題ない。 |
写真
感想
山スキーシーズンが終わり夏山一発目は大天井岳へ行こう。
土日とも晴れ予報だし中途半端に雪がある山へ行くとスキーがしたくなってしまう。山スキーヤーとスライドしようものなら「ぐぬぬ!」ってことになりかねん。
そういう意味では表銀座は稜線にテントも張れるしこの時期は夏と比べれば人も少なめなのでベストだろうと考えた。
前日の金曜日は東京出張だったので土曜日遅めの出発となる。
自宅を朝4時に出発して9時前に一の沢の登山口に到着した。
久しぶりのテン泊装備はやっぱり重い。
水は途中で採れるだろうけど次の冬を見据えたトレーニングだと思って余計に多く担いできた。
しかも明るくなってからのスタートなので暑い。
長袖だと暑いのでTシャツで登った。
笠原沢まで来たが雪が全くない。
以前何度か同じ時期に来た時は巨大デブリで埋まっていたのに・・・やはり今年は半端なく雪が少ない&雪解けが早いようだ。
おかげでスキーがしたいとか考えずに済みそうだけど。
胸突八丁の手前からようやく雪が出てきたのでキックステップでガンガン登る。
装備は重いが雪上歩きとなるとなぜかモチベーションが上がってペースも上がる。
3時間ほどで常念乗越に到着するといつものように槍穂の絶景が目の前に現れて感動。
常念は翌日に残してまずは大天井を目指そう。
常念乗越までは登山者もそれなりにいたがそこから先、大天井まではほとんど人と会わなかった。
大天荘に到着すると4名ほどの登山者が既に到着していた。
静かだ、静かすぎる。
やっぱり常念じゃなくて大天井にしてよかった。
まずは大天井のピークを踏んで絶景を拝んでからテント設営。
稜線上部のヘリポートに設営すればスマホの電波は入りやすいが槍ヶ岳の絶景を拝もうとすると下部に張った方が良い。その代わり電波は入らない。
いつも通り電波を犠牲にしてテントから槍ヶ岳を眺められる絶好の場所を陣取る。
スマホで音楽を聴きながらマッタリ昼寝、贅沢過ぎる。
夕食をとってコーヒーを飲んだらいよいよ夕焼けタイムだ。
山頂へ行くと他の登山者も集結していた。
雲はほとんどなかったので夕日はバッチリ拝めたが欲を言えば赤く染まった雲も見たかったな。贅沢なんだけど。
テントに帰ったら少し早いけど就寝・・・夜中に星空やら夜景やら撮ろうかと企んでたけどぐっすり寝すぎちゃって目が覚めると夜が明けていた。
慌ててテントから飛び出すとご来光にはギリギリセーフ間に合った。
だが東の空は霞んでいて槍穂のモルゲンは空振りだった。まあこれも贅沢というもので眺望が良いだけでOKと思わなければ。
朝食を食べてテントを撤収したら昨日来た道を戻って常念岳を目指す。
基本ピストンはあまり好きではないがテン泊の場合は同じ道でも歩く時間帯が全然違うので光の加減や天気の影響で景色も違って見えて楽しい。
常念乗越でザックをデポして空身で常念岳まで往復しよう。
槍穂もいいけど松本のランドマークはこちら常念なのだから。
さすがに翼が生えたように体が軽い。これが当たり前になるとやばいな。
そして常念岳登頂。人がいっぱい;;
まあこの時期だから仕方ないけど狭い山頂に人がひしめき合っているのは好きじゃない。
ピンポンダッシュのように常念乗越まで戻ったら再び重いザックを担いで下山開始。
胸突八丁は靴スキーと尻セードでサッサとクリアしたらひたすら来た道を歩いて戻る。
途中長野県警山岳救助隊の皆さんが訓練してました。お疲れ様です。
木漏れ日の森を気持ちよく歩いたら最後はアスファルトを歩いて駐車場まで帰還。
体力維持のためとはいえ、2日とも晴れてこんなに素晴らしい山籠もり生活ができて楽しかった。
次の冬までたまにはテン泊も織り交ぜながら体力維持に励もうと思った。
sanchanさんおはようございます。
前回板納め宣言あったので今回は特に楽しみにしておりました♪
私的予想では白山北部かなぁなんて思ってましたが表銀座でしたか!大天井お好ですよね。
チョット失礼かもしれませんが普通じゃない人が普通の事してるとなんだか笑えました。久しぶりのテン泊はどうだったのかな?
快晴の常念岳山頂をピンポンダッシュで帰る人はsanchanさんくらい(笑)。
kabukiyaさん、こんばんは。
無雪期登山の一発目は表銀座(もしくは南アルプス、八ヶ岳あたり)と決めていました。中途半端に雪が残っていると山スキーがしたくなりますからね(汗
テン泊はたまたま土日とも晴れ予報だったので、という理由ですがお気に入りの大天井で静かなテン泊が楽しめて御の字です。
普通じゃないと言いますが冬はちょっとモチベーション高めて頑張ってますが無雪期に関してはごく普通の登山愛好家ですよ
むしろkabukiyaさんの方が普通じゃない。
常念岳はめちゃ好きな山ですが山頂の雰囲気に関して言うとあまり好きではありません。下から数えた方が早いかも。
山の好き嫌いっていろんな視点がありますよね。
「ドラマチックな展開」という意味では「常念乗越に登り詰めた瞬間に飛び込む槍穂の景色」が個人的にはNo1だと思っています。
さんちゃん、こんにちは
大天井、常念とはまた普通で(笑)
いや、決して普通ではないのですが、最近のさんちゃんのレベルが高すぎて、普通の山行に見えてきた〜
一ノ沢〜大天井まで6時間ってあたり、ここは普通ではなさそう
大天井のテン場はやはりいいなぁ
さんちゃんのレコ見たら行きたくなったぞぉ
って、今、↑の方のコメント見たら、やはり同じこと思ってるようですね
ぽんちゃん、こんばんは。
また普通じゃない人からコメントいただきありがとうございます
kabukiyaさんに対するコメントと被っちゃいますが冬こそちょっとモチ高めて頑張ってますが夏場は体力維持を目的としたおちゃらけモードに戻ります。
その季節に合った山でその季節に合った見どころを探しながら楽しめればいいと思っています。
そういう意味でも今回の常念、大天井はゼブラの槍穂や夕焼けを見ることができて良かったし静かなテン泊が楽しめて最高でした。
このルートはぽんちゃんには歩き足りないくらいかもしれないけど大天井の絶景は是非楽しんでほしいなーと思います。
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