蝶ヶ岳 テント泊上高地より
- GPS
- 13:48
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,295m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:09
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:34
天候 | 2日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上高地まで往復バス移動片道1250円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長かべ尾根は、標高2300m付近から残雪、2400mあたりから残雪たっぷりで、6本アイゼン装着しました。稜線は雪はありません。 |
その他周辺情報 | さわんど温泉梓の湯720円 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今シーズン初のテント泊山行。女房も同行してくれた。
26日の土曜日、俺は日帰りで白馬岳を猿倉から大雪渓往復するつもりだった。
金曜の夜8時、床につくも大雪渓ルートを想定しているとなかなか寝付けず、
段々不安が増してくる。
この冬から本気で雪山を始めたばかりの俺が、一人で往復できるかな・・落石、雪崩、いろんなマイナス要素が頭をよぎる。
雪渓のコース取りは先行者頼りにしようとしていた自分にハッと気がつく。
こんなんじゃダメだ。
雪山を始める頃、「一度も夏道で歩いてない雪山には行かない」って決めてたはずなのに、厳冬期に赤岳に1度登ったくらいで調子に乗っていた。
今シーズンの夏に一度大雪渓を歩いてから、また来年のGWに残雪の大雪渓を歩こう・・と決めた。そして次の冬、もっと雪山経験積んでから。
夜の10時、女房にそのことを話して、急きょ蝶ヶ岳にテント泊に行くことにした。
翌土曜日は中一の末娘の体育祭を女房は見学予定だったので、末娘が塾から帰宅してその旨伝えるとむくれて泣いてしまった。ごめんな・・。
沢渡からバスで上高地に朝7時着。
テント装備での今期いきなり片道6時間超えの登山は正直しんどかった。
たどりついたテンバでの最高の景色とビールはたまりません。
翌朝、昨日の疲れも抜けぬ間の下山もしんどかった・・。
徳沢にやっと下りて、まずビール。女房はソフトクリーム。
明神からは対岸に渡り、嘉門次小屋と明神池を眺めた。
ちょうど小船に新郎新婦と宮司の船頭・・めでたい光景。
ザックの重みで肩の痛みが耐え難くなりつつも、河童橋手前の岳沢から穂高を一望できる展望ベンチで、昨秋歩いた奥穂〜前穂、重太郎新道を望遠鏡でゆっくりなめるように眺めた。
河童橋のトイレ前のベンチで、俺のトイレを待っている間女房が、今まさに上高地に到着したばかりのおばあちゃんお二人に話しかけられたようだ。
お一人は40年ぶりの上高地、もう一人は30年ぶりだとか。
女房の重そうなザックを見ながら、どこの山を登ってきたのか聞かれ、蝶ヶ岳と答えると、長かべ尾根は長くて大変よね・・とか、島々からの徳本峠のルートは素晴らしいとか、いろいろ聞いたようだ。
ご主人と二人で山登りできるなんて本当に幸せねぇ、なんて言われてるときに 俺が戻ってきた。お二人の老婆はとてもいい笑顔でした。
40年ぶりにこの晴天の上高地だもんね、そりゃあんなにいい笑顔になるよなぁ。
やっぱり上高地はいいなぁ。
それぞれいろんな想いのドラマがあるんだなぁ。
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