【只見町】浅草岳（＋鬼ヶ面山） ヒメサユリ マクロ撮影

2018年05月25日(金) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 7.9km
• 登り: 1,179m
• 下り: 1,163m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:23

6:51 田子倉只見沢登山口
7:37 7:37 大久保沢の水場
8:22 8:23 田子倉眺め
9:03 9:04 剣ヶ峰
9:06 9:17 鬼ヶ面眺め
10:43 11:08 浅草岳
12:48 12:54 鬼ヶ面眺め
13:20 13:20 田子倉眺め
13:44 13:45 大久保沢の水場
14:13 14:13 田子倉只見沢登山口
14:14 ゴール地点

●5月25日(金)に「浅草岳」、6月14日(木)に「鬼ヶ面山」に登りました。
●ヒメサユリの写真はすべて6月14日に鬼ヶ面山にて撮影。
●5月25日の時点では、浅草岳にヒメサユリはまったく咲いていませんでした。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●田子倉休憩所および登山口前の駐車スペースは、トータル100台駐車可能。登山口に、登山ポストあり。
●只見町へのアクセスはこちらをご覧下さい。
http://www.tadami.gr.jp/access/index.html

コース状況／危険箇所等

●「重右衛門岩→浅草岳」区間がやや難所。岩場の急登・トラバースが連続します。ロープ多数。
●水場…前半の沢水を利用。「大久保沢」が最後の水場。

その他周辺情報

●浅草山麓エコミュージアム…季節ごとにさまざまな植物や生き物に出会えます。
　http://www.eco-museum.jp/

写真

5/25 6:43

【田子倉休憩所・駐車場】
6時43分、只見町「田子倉休憩所」の駐車場に到着。駐車スペースは、すぐそばの登山口前も含めて100台以上。

5/25 6:48

【田子倉休憩所】
田子倉休憩所の建物。キレイな水洗トイレあり。手洗い用の水道もありますが、飲めません。

【浅草岳・中先尾根】
奥には浅草岳がどっしりと聳えています。中央の尾根より、谷間を挟んだ左隣がこれから登る「中先尾根」。

5/25 6:52

【田子倉只見沢登山口】
6時52分、田子倉只見沢登山口を通過。登山ポストあり。「うわっ、ぬかるんでる…」

5/25 6:59

序盤は只見沢の左岸沿い、木道の上を進みます。いつしか木道は終わり、登山道へと変わります。

【只見沢の流れ】
只見沢の河原に降りてみました。ゴウゴウと豊富な雪解け水。

小さな滝の水しぶきを受けて、新緑の葉が上下に揺れています。

【幽ノ倉沢を渡渉】
7時14分、幽ノ倉沢を渡渉。この日はまだ仮設のパイプ橋が架かっていませんでした。

5/25 7:18

幽ノ倉沢を渡渉後は、水のしたたる枝沢沿いの道を遡ります。「長靴で来ましたよ…」

5/25 7:28

【爽やかなブナ林】
枝沢を離れ、爽やかなブナ林を歩きます。「歩きやすい、ゆるやかな傾斜の道です…」

5/25 7:37

【大久保沢の水場�　�
7時37分、「大久保沢の水場」を通過。本コース最後の水場となります。

5/25 7:38

【大久保沢の水場�◆�
大久保沢を撮影。冷たい水でまずまずの水量。顔を洗い、水を補給しました。

5/25 7:54

7時54分、「熊ノ爪跡」を通過。ブナ林が続きますが、次第に勾配はキツくなります。

5/25 8:18

【田子倉眺メに到着�　�
8時18分、「田子倉眺メ」に到着。「大岩壁も少し見えてきましたね…」

【田子倉眺メに到着�◆�
こちらは南側の展望。「横山」「猿倉山」など、会越国境の山々が見えます。

【田子倉眺メに到着��】
田子倉湖を眺めます。湖面からは「裸沢山」「隠居沢山」などが浮かびます。

5/25 8:09

田子倉眺メ 付近の花たち1
アジサイ

5/25 8:20

田子倉眺メ 付近の花たち2
アカモノ

5/25 8:33

田子倉眺メ 付近の花たち3
タニウツギ

5/25 8:36

田子倉眺メ 付近の花たち4
ウワミズザクラ

●＊田子倉眺メ付近より展望

●●＊会津朝日岳・横山

●●●＊横倉沢ノカッチ

●●●●＊南岳・鬼ヶ面山

5/25 8:45

「田子倉眺メ→鬼ヶ面眺メ」区間、岩尾根やガレ場が続きます。右奥は浅草岳。

5/25 9:03

高度が上がるにつれて、後方の田子倉湖が遠のいていきます。

5/25 9:05

【鬼ヶ面眺メ・剣ヶ峰】
9時05分、剣ヶ峰「鬼ヶ面眺メ」を通過。本コース最大のクライマックスは、きっとココでしょう。

5/25 9:09

【鬼ヶ面山の大岩壁】
新緑と残雪の鬼ヶ面山大岩壁。「ゴゴ―ッ！」とあちこちで雪崩れる音が響いています。

●＊剣ヶ峰からの展望

●●＊右端ピークが浅草岳

●●●＊裏ノ沢の谷間

●●●●＊叶津早坂

●＊鬼ヶ面山東面 山座同定

●●＊南岳・鬼ヶ面山

●●●＊北岳・狢沢ノカッチ

●●●●＊奥壁針峰群

5/25 9:17

「鬼ヶ面眺メ」より、進行方向の「浅草岳」を眺めます。中央「中先尾根」が頂稜まで伸びます。

これから歩くルート。重右衛門岩付近、そして湖見峠から先はロープ・鎖場が連続。

5/25 9:09

左手側、針のように並ぶ岩峰を横目に歩きます。「威圧感あふれる風景です…」

5/25 9:26

【熊合せ・ブナ林】
9時26分、「熊合せ」を通過。ブナ林となり、日陰を歩きます。

5/25 9:33

【重右衛門岩を通過】
9時33分、「重右衛門岩」の道標を目にします。ここから重右衛門岩を越えます。

5/25 9:34

ロープ場、つづら折りをいくつか経て、重右衛門岩をパスします。「でも、そんなに難しくはありません…」

5/25 9:54

【湖見峠を通過】
9時54分、重右衛門岩を越えた先、「湖見峠」を通過。ピークのように見えるのは1500m肩。

5/25 10:06

【湖見峠からの大岩壁】
湖見峠にて右手後方を撮影。ここからもあの大岩壁がよく見えます♪

5/25 9:37

重右衛門岩周辺の花たち1
キジムシロ

5/25 9:53

重右衛門岩周辺の花たち2
ムラサキヤシオツツジ

5/25 10:04

重右衛門岩周辺の花たち3
キクザキイチゲ

5/25 10:00

重右衛門岩周辺の花たち4
カタクリ

5/25 10:10

●＊湖見峠からの展望

5/25 10:10

●●＊中央奥に未丈ヶ岳

5/25 10:11

●●●＊中央に鬼ヶ面山

5/25 10:11

●●●●北岳・狢沢ノカッチ

【本コース最大の難所】
「湖見峠→1500m肩」区間、本コース最大の難所。岩場のトラバースや…

5/25 10:16

ガレ斜面直登などがしばらく続きます。「ゆっくり進めば大丈夫です…」

5/25 10:17

途中、シラネアオイの群落に出会います。まだ咲いたばかりのようでした♪

10時27分、「1500m肩」を通過。進行方向、浅草岳山頂はもう目前です。

5/25 10:39

ツバメオモト
浅草岳山頂の手前、少しだけ咲いていました♪

5/25 10:45

【浅草岳山頂に到着】
10時45分、浅草岳の山頂に到着。一等三角点や八海山石祠などがあります。

5/25 10:45

そして浅草岳の山頂標柱。「ヒメサユリがまだだから、誰もいないね…」

5/25 10:58

浅草岳山頂からは、眼下に田子倉湖を望む雄大な景色が広がっていました。

●＊浅草岳から山座同定

●●＊田子倉湖沿岸の山々

●●●＊荒沢岳・前毛猛山

●●●●＊越後三山・唐松山

●＊未丈ヶ岳・毛猛山

●●＊鬼ヶ面山・北岳

●●●＊下権現堂山・前岳

●●●●＊藤平山・守門岳

北西の方角には「守門岳」や「黒姫」が見えます。「守門もだいぶ雪が消えましたね…」

【毛猛山塊・越後三山】
さらに鬼ヶ面山の奥には、毛猛山塊や越後三山のピークがズラリと並びます。

5/25 10:47

【浅草岳にてランチ♪】
こうした大展望を楽しみながら、ひとり静かにラーメンをすすりました。

5/25 11:10

【浅草岳・下山開始】
11時10分、浅草岳より下山開始。「またヒメサユリが咲く頃に来ようかな…」

5/25 11:12

アジサイがいっぱいの登山道。私の熊鈴の音だけが響きます。

5/25 11:16

オウレン
足元をよく観察したら、群落が広がっていました(^^)

5/25 11:31

やや高度感ある岩場を下り、グングンと高度を下げていきます。

5/25 12:49

【下山・鬼ヶ面眺メ】
12時49分、下山「鬼ヶ面眺メ」を通過。午後は逆光となり、大岩壁も冴えません。

【田子倉眺メを通過】
13時21分、青い湖面を眺めながら岩稜帯を下り続け、「田子倉眺メ」を通過。

5/25 14:10

13時58分、幽ノ倉沢の渡渉をパスし、只見沢左岸を歩き続けます。「雪解けが進み、午後は増水してます…」

5/25 14:16

【下山終了・駐車場】
14時16分、田子倉休憩所のある駐車場に到着。無事に下山終了です。

5/25 9:07

【バックショット】
残雪を抱く大岩壁はすばらしかったものの、ヒメサユリに出会えなかったのが残念でした。それでは、また(^^)/

【後日・鬼ヶ面山へ向かう】
3週間後の6月14日(木)、ヒメサユリを見に鬼ヶ面山へ向かいます。

【六十里越トンネル登山口】
6時26分、登山開始。登山口に登山ポストあり。でも、中にボールペンなし。

6/14 6:46

6時46分、水場である枝沢を渡渉。沢水利用のため、自己責任。ガブ飲みしましたが、異常なし。

6/14 11:46

【マイクロ中継局を通過】
7時19分、マイクロ中継局を通過。写真は下山時撮影。往路ではガスっていました。

【毛猛山塊の山々】
マイクロ中継局から眺めた毛猛山塊。ここから見る「毛猛山」は、案外なだらかです。

6/14 8:20

【田子倉湖の展望】
8時20分、「代官下し」付近まで登ると、田子倉湖の展望が「パー」と開けます。

6/14 8:26

【浅草岳が現れる】
さらに進行方向の右手奥、ついに『浅草岳』が現れます。
「おぉ、クッキリですね…」

【中先尾根を観察】
3週間前に登った「中先尾根」を観察。浅草岳山頂直下はなかなかの急斜面。

6/14 8:32

ヤセ尾根を歩きながら、南岳などのピークを越えていく。「普通に歩いていれば、危険はありません…」

6/14 8:45

【ついにヒメサユリ登場♪】
そして念願のヒメサユリが登場♪まだ咲き始めです。「う〜む、いい色だねぇ…」

6/14 9:27

【鬼ヶ面山に到着】
9時27分、「鬼ヶ面山」に到着。奥には浅草岳。「仕事さえなければ、アソコまで行けたのに…」

6/14 9:48

【ランチ、そして下山】
9時48分、鬼ヶ面山から少し戻った場所でランチ。そして12時48分に無事下山終了しました。

6/14 10:10

鬼ヶ面山で出会った花たち1
アカモノ

6/14 7:44

鬼ヶ面山で出会った花たち2
ユキザサ

6/14 11:34

鬼ヶ面山で出会った花たち3
タニウツギ

6/14 7:46

鬼ヶ面山で出会った花たち4
チゴユリ

6/14 7:58

鬼ヶ面山で出会った花たち5
ツバメオモト

6/14 8:40

鬼ヶ面山で出会った花たち6
サラサドウダン

6/14 10:11

鬼ヶ面山で出会った花たち7
ゴゼンタチバナ

6/14 8:54

鬼ヶ面山で出会った花たち8
ウラジロヨウラク

6/14 10:13

鬼ヶ面山で出会った花たち9
マイヅルソウ

6/14 7:26

鬼ヶ面山で出会った花たち10
同定不可

6/14 8:07

鬼ヶ面山で出会った花たち11
エンレイソウ

6/14 11:02

鬼ヶ面山で出会った花たち12
ニガナ

●＊鬼ヶ面山付近から撮影

●●＊桜曽根・前岳

●●●＊浅草岳・中先尾根

●●●●＊戸屋山・蒲生岳

●＊マイクロ中継局付近より

●●＊会津朝日岳・横山

●●●＊猿倉山・梵天岳

●●●●＊村杉岳・燧ヶ岳

●＊南岳付近より山座同定

●●＊村杉岳・景鶴山

●●●＊平ヶ岳・荒沢岳

●●●●＊越後駒ヶ岳

6/14 8:46

鬼ヶ面山・ヒメサユリ
写真1

6/14 8:50

鬼ヶ面山・ヒメサユリ
写真2

6/14 9:25

鬼ヶ面山・ヒメサユリ
写真3

6/14 10:43

鬼ヶ面山・ヒメサユリ
写真4

6/14 10:30

ヒメサユリ
マクロ写真1

6/14 10:30

ヒメサユリ
マクロ写真2

6/14 10:32

ヒメサユリ
マクロ写真3

6/14 10:33

ヒメサユリ
マクロ写真4

6/14 10:33

ヒメサユリ
マクロ写真5

6/14 10:30

ヒメサユリ
マクロ写真6

6/14 10:46

ヒメサユリ
マクロ写真7

6/14 10:49

ヒメサユリ
マクロ写真8

撮影機器：

EOS M10 ボディ CANON

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS ガイド地図（ブック） 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 熊鈴

感想

Forest21

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本レコは「新着の山行記録」にはあがりません。
フォローして下さっている皆さまに向けてのレコです。
（もちろん、そうでない方にご覧いただくのも感激です！）
皆さま、いつもご訪問＆拍手をいただきまして、ありがとうございます(^^)/
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春という季節は、ワタクシ的に最重要イベントである「山菜採り」の時期♪
小千谷、柏崎、魚沼、守門周辺のヤブをさまよっておりました。

ただでさえレコを作成するのが遅いのに、山菜採りの忙しさも手伝って、
なかなか登山記録がアップできないでおりました。

この日は「残雪の大岩壁」を眺めに浅草岳へ…
後日、ヒメサユリに会いに鬼ヶ面山にもお邪魔しました♪


＊南岳の位置については諸説アリ。今回は『越後の山旅』『日本登山体系』に準拠。
＊2018年6月16日(土) 公開



【参考文献・その他】
・新分県登山ガイド『福島県の山』　山と渓谷社
・ブルーガイドハイカー『尾瀬と南会津の山々』　実業之日本社
・日本登山体系『南会津・越後の山』　白水社
・山と高原地図『越後三山・平ヶ岳・巻機山』　昭文社
・『越後の山旅』藤島玄 著　富士波出版社
・カシミール3D