剣山 出会いと人情の山
- GPS
- 02:57
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 684m
- 下り
- 671m
コースタイム
- 山行
- 1:58
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 2:43
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識、案内板が整備されていて、踏み跡はっきりしていて、わかりやすい。 ただし、行場は道が荒れていて、危ないと思った。 |
その他周辺情報 | 剣神社横の「平家の宿」祖谷手打ち蕎麦600円。ご主人の人柄も良くオススメ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
トレッキングポール
エマジェンシーシート
手袋
|
---|
感想
6:20剣神社の階段を登って登山開始。境内に緑色の透明なモノリスがあってカッコイイ。
登山道は踏み跡がはっきりしていて迷うことはない。奥多摩っぽい感じがする。所々に白い枯れ木が目立って、良いアクセントになっている。リフト下のトンネルをくぐり、大きくリフトを迂回して徐々に高度を上げていく。斜度が緩いので歩きやすく楽。30分ほどでリフト山頂の西島駅に着く。
6:52西島駅からは徐々に高い木が減って、展望が効くようになってくる。
7:12巨岩に寄り添うように造られた大剣神社に着く。ここからは道はガレっぽくなり、遮る木がないので風が涼しい。
7:28大剣神社から10分ほどで頂上ヒュッテに到着。小屋の横から開けた山頂に出る。360°視界が開けた草原が拡がる。
7:33剣山山頂(1955m)到着。10人ぐらいの団体がいる。寒いので上着を着て、写真を撮ってもらう。
7:50下山を開始すると、先ほどの団体が叫び始めた。神戸外国語大学・ワンダーフォーゲル部だと言う。「歓声部(舞)」というのだろうか一人一人大声を出していた。面白いので、挨拶しに戻って、(ポストカードがなかったので)名刺を配る。体育会系だというが、和気あいあいという感じに明るく楽しそうで良い部だと思った。
下りで刀掛の松に降りようとして間違えたので、大剣神社から刀掛に行く。そこから行場に行ってみたが、道が崩壊してたのでやめた。
刀掛から西島駅、西島駅からは遊歩道を下る。遊歩道の途中に「祖谷川源流の谷」があり、冷たい水で顔を洗った。
9:04見ノ越駐車場に帰ってきた。
小腹が空いていたので、朝気になった祖谷蕎麦「平家の宿」に行く。祖谷手打ち蕎麦600円を食べる。素朴で蕎麦本来の香りとダシが効いたつゆが合って、登山後に優しく、染みる。美味しくて、あっという間に食べてしまった。ポストカードをプレゼントすると、本(『異幻の山―山の怪異体験集―』)を買ってくれた。「今日みたいな天気(曇り)でも、そのときにしか見られない山の表情があるから、今日の剣山に登れて楽しかったです」という話に共感してくれた。ご主人から祖谷の事をいろいろ聞けて、興味深かった。売っているお土産もほとんどが手作りだそうだ。良いお店で、良い出会いになった。
駐車場を出発する前に神戸外国語大学ワンダーフォーゲル部に再会。ポストカードを渡せた。
四国は日曜定休のガソリンスタンドが多い。昨日給油出来なかったので、あと40kmほどでガソリンが尽きる。検索するとR438沿い24kmほど先にスタンドがあるので、まずはそこを目指す。
狭い国道をウネウネと進んでやっとGS(一字給油所)に到着。お婆さんが一人でお店番をしていた。ガソリンを入れて話をしたのでポストカードをプレゼントすると、本を買ってくれるという。
「私はここの山しか知りません。この土地から出たことがないので。この本で他の山を勉強させてもらいます」と言ってくださった。クルマを運転しながら泣くほど嬉しかった。
私にとって剣山は出会いと人情の山になった。
ブログ http://syd.blog.jp/ では、4コマ漫画も発表してます。
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