毛木平→十文字峠→三国山→三国峠
- GPS
- 07:23
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 710m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:10
毛木平 0514-50 駐車
水場 0637-44
十文字峠 0726-40
十文字山 0756
弁慶岩南P 0833-48
弁慶岩 0908
梓白岩 0948-58
悪石 1042-57
作業道 1112
三国峠 1120-24
三国山 1150-1219
三国峠 1241-45 自転車
日本基橋 1310 半分以上押す
1438標高点東 1336 徒歩
毛木平 1400-12
天候 | 曇り時々晴れ。気温高め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
三国峠の3km位手前に車通行止めのカンバンあり。しかし、脇を抜けられるほか、通ってもいいのかどうか迷う表現(写真参照)。なお、三国峠の埼玉側(中津川林道)は2,3年前から全面通行止。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
十文字峠以北は誰にも会わず。踏跡やや薄い部分もあるが、蛍光ピンクのテープに不足無し。梓白岩他の岩峰群はいずれも登ってません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地形図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
どうも最近、持久力に自信が持てず、懸案の白峰南嶺南部には踏み込めない。
今回は高天原山を目指す。午後の天候に一抹の不安がある。
自転車デポの為三国峠へ。3kmほど手前に車通行止めの看板有。しかし、
脇を抜けられることは調査ズミで、構わず峠まで登る。自転車と500mlの
ペットボトル一本をデポして峠を下り、毛木平へ。ほぼ満車だ。何とか隅に縦列駐車。
毛木平から十文字峠へ向かうのは29年ぶりだ。前回は平成元年10月末で、平成という
時代の両端から、それぞれ約11ヶ月離れているという意味ではちょっとした偶然である。
当時は夜行列車で小淵沢下車。しばらく待って小海線の始発に乗換え、バスで梓山まで。
同じく夜行利用の大学生の団体と前後して歩いた。
準備をして歩き出すが、29年の歳月は長く、全く記憶にない。おそらく最初のあたりは
道の付けかえもされていそうだ。
水場の所で休憩を入れ、十文字小屋が近づくと華やかなピンクの何かが見える。
シャクナゲの群生だ。29年前、この小屋は今の甲武信小屋の主人の父上がやっていたが、
ご存命だとしても、もう小屋には入っていないだろう。
十文字山へ向かうとミツバツツジも少しあり、蜂その他の虫たちは大忙しだ。
十文字山を越えてもまだシャクナゲは続く。1822標高点を過ぎると尾根が痩せてきて、
幾つかの岩峰を見るようになる。
痩せた地形のせいか、あるいは石灰岩のせいか、総体的にミツバツツジのほうが
優勢になり、シャクナゲは次第に少なくなる。
弁慶岩は険しく、信州側を桟道で巻く。29年前に(当時は登って良かった)武信白岩山には
登ったが、こちらはちょっと登る気にならない。
弁慶岩の北は足場組で作った急な階段を下る。やがて梓白岩が望める。
一目でわかる石灰岩の岩峰だ。
奥多摩や秩父の石灰岩は両神山近辺を経て、ここや南の武信白岩山に部分的に顔を出し、
八ヶ岳に分断されながら南アルプス最北部の白岩岳へ続いているのかな。
西を巻いて稜線に戻ったところで休憩。北側から登れるかもしれないが、時間も
遅れがちなのでやめておいた。
1794標高点の一つ北のピークは西側で展望が得られる。
尾根の幅が広くなるこのあたりからは、鹿の痕跡が多くなり、スズタケは食害されて
枯死しているものが多い。悪石三角点(1850)で休憩。どうも風が時々やんだり、蒸して
来たり、天気が気になる。予定よりも1時間近く遅れている。11時の天気予報の更新を
待って、三国山で引き返すかどうか決めることにする。
ほどなく、巨大な無線中継用の鉄塔が見え、道は長野側へ下って作業道に合流する。
(作業道からまた再分岐して稜線を行く歩道があったがはずだが、気づかず)
10分弱で三国峠。ペットボトルを回収。
三国山へはトイレの横から入って急な登りで切通しの上に出て、あとは稜線伝いだ。
社があるが、山頂はまだ先で、岩場もある。
11:50三国山。天気予報は「所によりにわか雨」→「所により雷雨」に変わった。
高天原山まで往復するとなれば3時間は見なくてはいけない。解析雨量降水予報では
15:00過ぎにこの近辺にわずかだが降水マークがある。悩んだ末、ここで
引き返すことした。三国峠以北は同じ尾根でも、樹々の間を行く感じが強かった以南と
異なって、露出した感じが多くあったこともある。それに、高天原山に登るとすれば
群馬側からだが、ついでにここまで来るのは時間的には難しくない。
ということで、持久力に自信をつけるという目標はすっとんでしまった。
峠まで戻って自転車で下る。
下りきった日本基橋からはレタス畑の中を半分以上押して進み、毛木平への道に出て
少し行ったところで自転車を捨てて歩く。20分ほどで車に。
武信国境は短い区間であるが、29年という平成の大部分を間にはさんで、やっと歩いた。
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