常念岳(一ノ沢ルート)
- GPS
- 09:33
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,703m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓あり。但し、アイゼンはなくでも可。 |
その他周辺情報 | 下山後、「ほりでーゆー四季の郷」で入浴。安曇野IC付近で夕食を食べました。 |
写真
装備
個人装備 |
D700(1)
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED(1)
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(1)
カメラ備品(1)
レインウェア(上下)(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
タオル(2)
時計(1)
携帯電話(1)
財布(1)
昼食(1)
おやつ(1)
水筒(2)
シュラフ(1)
GPS
無線機
|
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感想
今週は月曜日に休みが取れたので、駒ヶ根に戻りつつ、登山を計画。
何処かいいかな?と、日帰りで行けるアルプスの山から候補を絞りつつ、
直近の山行記録から自分の力量でも登れそうなことから、2年ぶりとなる常念岳へ。
ライチョウに会えたらという淡い期待も、この山を選んだ理由。
ルートは一ノ沢ルートで、駐車場へは朝の6時位に到着。
この時期はまだ残雪季ということもあり、駐車場も余裕で止められました。
手短に準備をして、一ノ沢の登山口まで舗装路を歩きます。
登山口までは約15分ほど。
この時期、登山口ではオドリコソウが満開でした。
ここからは一ノ沢を左手に見つつ、時折現れる大小様々な沢を超えて進みます。
登山口から20分程でついた古池では、
15〜20cm程のイワナを数匹見つけるも、写真は撮れず・・・
その後は、笠原沢位まで緩やかな登りを写真を撮りつつ進みます。
そして笠原沢が近づいてくると、今日登り雪渓が見えてきます。
この雪渓の周りでは、まだ雪解けが済んだばかりのため、
春のような光景を目にすることに。
エンレイソウやオオバキスミレが咲き、
サンカヨウやユキザサは、まだ目を覚まし始めた状態。
そして、ここから最終水場までの雪渓歩きが始まります。
設計では、スパッツをつけてピッケルを用意。
但し雪が腐っているので、アイゼンは履かずに突入。
雪渓上にはトレースがあり、ルートは分かりやすいですが、
雪が踏み固められすぎていて、ステップが安定せず、滑る感じ。
個人的にはトレースを少しはずして、歩くほうが歩きやすかったです。
雪渓については約1km位歩いて、最終水場から夏道に復帰。
ここからは小屋までの区間で、最後の登り。
体力が落ちているのか?偶々なのか?中々足が進まず、
この区間だけで40分もかかりました。
そしてこの登りを抜けると、目の前には常念小屋と穂高連峰。
雲一つない快晴で、残雪の山々を見て疲れが報われる想い。
ここで小休止をしつつ、少し雲がかかり始めた常念岳へ。
この時、まだ使うだろうとピッケルを仕舞わずに、
手で持ったまま山頂を目指したのが、まずかった・・・
常念小屋から山頂までは、最後かつ一番の急登区間。
急斜面を九十九折れの登山道で、少しずつ登っていきます。
この辺りからは森林限界なので、ライチョウを探すも見つからず。
ただ、急な岩場なのでハイマツや餌となる植物も少なく、
動物にとっては、条件がよくないのか?、イワヒバリも見つからず・・・
時折振り返り、大天井のほうを見ながら、重い足を少しずつ進めます。
途中の三股分岐は、平坦な場所でハイマツや餌の植物も多いので、
ライチョウに期待するものの、特に動くものは確認出来ず。
そのまま三股分岐から15分位歩き、山頂へ。
山頂では丁度雲も切れて、360度の絶景!
ただ時間もないため、手短に写真をとり下山開始。
そして下山途中に三股分岐に人だかりが。
これは!と思ったら、やはりライチョウがいるよう。
近づいてみると、ライチョウの♂と♀がお食事中。
ここでザックを下し、レンズを交換してライチョウの写真撮影。
今年初のライチョウに会えたことを、喜びを感じながら連射。
この時有頂天になっていたのかも・・・
そして写真を撮り終え、再度下山開始。
目的も果たしルンルン気分でおり、小屋の目の前まで来たところで、
ふと我に返り、右手に有る筈の物がないことに気付きました。
そう、ライチョウを撮影した際においたピッケルを忘れたことに。
撮りに戻ろうかとも悩みましたが、時間的にも厳しい状況。
後悔の念を抱きつつも、安全を考慮して泣く泣く下山を続けました。
山に残ればゴミとなってしまうものなので、誰かに拾ってもらい、
使って貰えればいいのですが・・・
使わなくなった道具は、その都度仕舞う大切さを改めて認識しました。
その後は常念小屋でバッジを買い、お昼を食べて下山。
下山は意外と速く下ることが出来て、最終水場で水を1.5リットルほど確保。
そこからは登りで1時間以上かかった雪渓を20分ほどで下り、一気に下山。
下山については、登りの半分の2時間30分ほどで駐車場に到着。
下山後は「ほりでーゆー四季の郷」でお風呂に入り、
安曇野IC近くの飲食店で夕食に。
夕食後は梓川SAのスマートICから高速に乗り、駒ヶ根を目指しますが、
なんと伊那IC〜駒ヶ根IC間が自己通行止め。
ここで色々と下道の状況等を考え、塩尻ICで高速をおり、
国道19号で権兵衛トンネルを抜け、伊那地区では裏道を駆使して、
何とか大河ドラマが始まるまでに帰宅しました。
いつもお花をありがとうございます
ピッケルは残念でした
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