中倉山から庚申山、皇海山 〜1日目がキツかった！〜

2018年06月02日(土) ~ 2018年06月03日(日)

• GPS: 25:13
• 距離: 40.7km
• 登り: 3,686m
• 下り: 3,699m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:19
• 休憩: 0:44
• 合計: 12:03

5:10 スタート地点
5:43 5:48 舟石峠駐車場
6:37 赤倉バス停
6:58 7:02 足尾銅親水公園入口
7:04 7:18 足尾銅親水公園
8:18 横場山
12:09 中倉山
12:13 孤高のブナ
13:08 13:09 沢入山
14:36 オロ山
15:56 16:16 庚申山
17:13 庚申山荘

2日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 1:06
• 合計: 10:56

4:59 庚申山荘
5:49 庚申山
6:21 駒掛山
6:47 薬師岳
7:41 鋸山
8:16 8:17 不動沢のコル
8:55 8:57 皇海山
9:48 不動沢のコル
10:24 鋸山
11:09 11:18 六林班峠
13:06 天下の見晴分岐
13:18 14:04 庚申山荘
14:48 14:56 庚申七滝
15:02 一の鳥居
15:17 笹美木橋
15:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平の駐車場に停めました。

コース状況／危険箇所等

横場山経由で中倉山へは踏跡が薄く、藪、岩場があるルートです。
特に注意が必要なのは、横場山を下った所にある2つの岩峰の所で、最初の岩峰は左を巻き、次の岩峰は右から巻きます。巻いたあとはザレた踏跡を登ってピークの上に出て、その先で脆いルンゼを下ります。このルンゼは下の方までザレ落ちているので、滑り落ちると止まらない危険性があります。更にその先にギャップがあり、脆い岩場をトラバースして登ります。そこも下が切れ落ちており、脆く崩れそうな岩と滑りそうな足元が不安定です。万がいち落ちると致命的な事にもなり兼ねませんので、ロープ等を使用することをお勧めします。
その後も岩場が出てきますが、それほど難しい岩ではありません。しかし所々脆い所もありますのでスリップ等には要注意です。
ローソク岩の手前で樹林帯を登る所は踏跡が不明瞭です。ローソク岩の少し手前で、左から上がってくるペンキマークのある踏跡に合流しますので、それを辿れば中倉山への登山道となります。

中倉山から庚申山までは、オロ山あたりから笹薮が出てきます。踏跡を探しながら行けば、それほど問題はありませんが、庚申山の登りは踏跡の薄い所もあります。

庚申山荘から鋸山、皇海山、六林班峠、庚申山荘の周回は藪が濃い所もあります。踏跡は割りとはっきりしており、マーキングもありますから迷う所は少ないと思いますが、鋸山ー六林班峠ー庚申山荘は「山と高原地図」のコースタイムは厳しめなので、時間に余裕を持った方が良いです。

その他周辺情報

庚申山荘：2,050円/泊
料金は小屋の中にあるポストに入れるか、事前または事後に銀山平のかじか荘のフロントで払います。

写真

本日はアッチさん、mさんと3人で、先ずは中倉山を目指します。　gu

6/2 5:11

駐車場はガラガラでした。　gu

6/2 5:44

船石峠の駐車場、峠の名前のもとになった舟形の石があります。 gu

備前楯山

6/2 6:16

この辺りの山が急峻で岩壁が多いのは、鉱山と何か関連があるのでしょうか。 gu

足尾鉱山全盛期の頃は、ここに町がありました。gu

兵どもが夢の跡、諸行無常・・・gu

6/2 6:35

わたらせ渓谷鐵道(足尾線)の鉄橋をくぐります。藤間駅-足尾本山間は休止なので、ここに列車は来ません。 gu

鉱山の建物はまだ残っているけど、稼働はしてないようです。 gu

6/2 6:40

日光の黒檜岳ですね。 gu

6/2 6:50

中倉山と横場山

6/2 7:00

横場山は簡単に登れそうに見えて、中々手強いです。 gu

堰堤が渡れないので親水公園への橋を渡ります。 gu

6/2 7:02

渡良瀬川に架かる橋をわたります。 gu

6/2 7:17

銅(あかがね)親水公園 gu

川を渡って横場山の尾根に取り付きます。 gu

尾根に取り付くと、いきなり藪っぽい急登です。 gu

色々な花が咲いていますが、藪と急登でそれどころではありません。 gu

獣除けの柵沿いに登ります。 gu

ここで藪が終わったわけではありません。gu

こんな藪を登って来ました。 gu

目の前のピークが横場山だと思っていましたが、まだ先でした。 gu

絵柄はピクニックのようだけど、何気にキツイです。 gu

6/2 8:12

横場山の山稜を行く！なんちゃって gu

横場山の山頂

6/2 8:19

見えているのは中倉山の手前の1499mピークですが、堂々とした山体です。 gu

6/2 8:29

横場山の先にある岩峰、このルートの核心部です。最初の岩峰は左から巻き、次の岩峰は右側を巻き気味に登ります。 gu

2つ目の岩峰は登り切っても、その先が脆そうだったので右に回り込みます。 gu

岩峰を回り込み、ザラザラで足場悪い所を上がります。 gu

ここを下りてきました。脆くて下までザレ落ちており、要注意の箇所です。さらにこの先に危険な箇所が続きます。 gu

ここは脆くてザレていたので、クライミングテープを張って通過しました。 gu

6/2 9:06

左手の日影からトラバースして上がって来ました。脆くて滑りやすい嫌な所で、木の枝の下は切れ落ちています。 gu

悪場が終わって一安心 gu

6/2 9:19

振り返って見ると何でもない尾根ですが侮れません。 gu

絵になる山ですね〜！アッチ

6/2 9:41

この辺りで、上部の岩場を下りてくる人が見えると思ったら、猿でした。 gu

6/2 9:52

こういう岩場を・・・

ただ、ひたすらに登ります。 gu

絵になる尻ですね〜！アッチ

6/2 10:03

顕著なピナクルが見えます。ローソク岩というらしい gu

6/2 10:03

ローソク岩拡大 gu

6/2 10:11

登ってきた尾根を振り返ります。変化に富んだ、なかなか楽しい尾根でした。 gu

そしてまたローソク岩を目指して、ひたすら登ります。 gu

樹林の中は少し踏跡が判り難いです。 gu

絵になる矢印ですね〜！アッチ

6/2 10:54

樹間から見てもかっこいいピナクルです。

ローソク岩のコルへの登り gu

尻ばかり見せて、すんませんですう〜 gu

時々臭ってきます(>_<)アッチ

6/2 11:04

ローソク岩のコルにつきました。 gu

悪臭で、私の命も風前の灯火です・・・(>_<)アッチ

6/2 11:23

下を見ると達成感を感じますが、まだ今日の行程の半ばです。 gu

新しいヒーローが一人増えました！（？）アッチ

仁田元川の中倉山登山口への分岐を見落としたそうです。

こういう所で下界を見下ろすのは気持ちがいいのです！ gu

日光黒檜山

6/2 11:37

日光男体山には雲がかかっています。 gu

傾斜が落ちて踏跡も濃くなってきました。 gu

仁田元川の中倉山登山口への分岐

ツツジが見頃でした。 gu

6/2 11:43

中倉山の山頂が見えてきました。その先に入沢山、オロ山さらに皇海山。まだまだ先は長いです。 gu

標高1500mの稜線とは思えない景色です。 gu

6/2 11:45

中倉山の山頂

オジサン達の記念写真 gu

組体操の「扇」くらいやればよかったですね！アッチ

6/2 12:11

見たかった孤高のブナが近づいてきました。 gu

6/2 12:13

孤高のブナ gu

絶景の稜線です。 gu

昔のWindowsの壁紙に、こんな絵柄があったような・・・ gu

懐かしい・・・アッチ

ちょっとした岩尾根風なのもイイ！ gu

オジサンのお尻もイイ！アッチ

6/2 12:18

中倉山を振り返ります。 gu

6/2 12:44

この景色が出来た原因に少し複雑な所はあるけど、好きな景色ではあります。 gu

6/2 12:44

6/2 12:51

もう少しで沢入山 gu

6/2 13:00

荒々しい山肌です。ここに木が生えるには、まだまだ長い年月が必要なのでしょう。 gu

武尊山にはまだ雪が残っています。 gu

6/2 13:05

沢入山

6/2 13:07

庚申山、オロ山、皇海山

6/2 13:17

皇海山から日光三俣山へ続く尾根も気になるけど、長くて藪だから考えないようにしよう・・・ gu

面白そうですね！アッチ

6/2 13:18

日光の三俣山

皇海山ですね！アッチ

6/2 13:43

クライミングゲレンデになっている松木沢ジャンダルムが見えます。gu

6/2 13:45

松木沢の反対側は穏やかです。gu

6/2 13:51

松木沢ジャンダルム拡大 gu

6/2 14:00

オロ山

6/2 14:36

オロ山の山頂

6/2 15:10

庚申山は、まだ遠い・・・ gu

この辺り、踏跡が分散して薄いです。 gu

6/2 15:59

そんなこんなで庚申山に到着。 gu

あとは庚申山荘まで下るだけです。 gu

庚申ザクラですね。 gu

お山巡りの分岐

庚申山荘への下りは急です。 gu

こういう梯子もあります。 gu

水がポタポタしたたっているだけの裏見の滝 gu

庚申山荘に到着、長い1日でした。お疲れ様です。 gu

夕食の時に、千葉から来たという女性をナンパしました。 gu

グチさんもなかなかやりますね〜！アッチ

1日の行動を終えて、mさんも満足そうです。 gu

軽く逝っちゃったみたいです♡アッチ

2日目の朝、きょうも良い天気です。昨日の行動で疲れたから、皇海山へはアッチさんとmさんの2人で行ってもらい、ジジイは小屋でお留守番です。 gu

ご来光でございます！アッチ

とにかく階段パラダイスです！アッチ

6/3 6:07

小屋で待っているだけでは暇でしょうがないから、お山巡りをすることにしました。 gu

6/3 6:12

こういう橋が幾つも出てきます。 gu（お山巡り）

6/3 6:15

庚申の岩戸、奥に祠があります。 gu（お山巡り）

6/3 6:17

匍匐前進でくぐります。 gu（お山巡り）

6/3 6:22

よく分からんが、これが庚申草か？ gu（お山巡り）

6/3 6:39

めがね岩 gu（お山巡り）

6/3 6:45

この景色も何気に凄い gu（お山巡り）

6/3 6:46

時計周りのお山巡りは、けっこう登りが出てきます。 gu（お山巡り）

6/3 6:49

岬のように突き出した岩がありました。 gu（お山巡り）

6/3 6:48

先端まで行ったけど、これが限界。 gu（お山巡り）

6/3 6:49

それにしても、こんな所によく道をつけたものです。 gu（お山巡り）

6/3 7:14

まだ登りが続きます。 gu（お山巡り）

6/3 7:16

庚申ザクラ gu（お山巡り）

6/3 7:21

シロヤシオが咲いています。ここからは下りで、庚申山荘までは幾らでもありません。 gu（お山巡り）

庚申山とmさんのコラボでござます！アッチ

皇海山の稜線が綺麗でした！アッチ

日光白根山かな？ gu

太郎山かな？ gu

男体山と大真名子、子真名子？ gu

薬師岳の手前には藪もあるんだよね〜 gu

鋸山です！アッチ

日光白根山ですかね gu

長い鎖場になりますアッチ

この岩場は下部をトラバースして、左側の際にある針金や梯子を登るんですよね〜 gu

トラバースが少し怖いです。アッチ

庚申山からきて、最初に下りた鎖場ですね gu

袈裟丸山、六林班峠からのルートも気になるのだけど、藪だからなぁ・・・ gu

鋸岳！アッチ

やはり鋸山は、こっちから見るのがソレらしいですよね。gu

お疲れ様です！アッチ

ヤマトタケルのなんちゃらって剣でしたっけ？ gu

皇海山最短ルートです！アッチ

多くの人はここから登って来るんですよね〜 gu

皇海山が絵になります！アッチ

藪が深いです。アッチ

六林班峠

庚申山荘の2階

6/3 10:13

庚申山荘の裏手に群生していたクリンソウ gu

この角度から見れば、カエルに見えるような見えないような・・・ gu

庚申七滝

庚申七滝に寄ったので、一の鳥居はくぐりませんでした。 gu

最後の林道歩きも長く感じるけど、これで終わりです。ご苦労様でした。 gu

撮影機器：

PENTAX Optio WG-2 GPS PENTAX

感想

acchi1979

激しい藪に「ヤブニー三昧」な時間になりました！

2日間、色々とありがとうございました！

guchi999

以前から中倉山へ行きたいと思っており、皇海山へ行きたいというアッチさん、mさんを巻き込んで、中倉山から庚申山、皇海山へ1泊2日で行ってきました。
1日目が疲れたので、2日目の皇海山へはアッチさん、mさんの2人で行ってもらい、私は庚申山のお山巡りとしましたが、皇海山には以前登っていたし、お山巡りもしたかったので結果オーライです。

中倉山は思った通り良い山でした。標高は1500m程度ですが、その景色はアルプスの稜線を歩いているようで素晴らしです。
その景色の元となったのは鉱山の亜硫酸ガスによるというのは、少し複雑なところもありますが、お気に入りの稜線として上位に入ります。

アッチさん、mさん、色々とお世話になりました。多少、お二方の足を引っ張るような感じではありましたが、これに懲りずにまた何処かに付き合ってね。(^_^;