十勝岳〜美瑛岳
- GPS
- 11:56
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 11:56
天候 | ピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美瑛岳から望岳台までの下山路はまだまだ雪に埋もれていました。倒木があったり雪の下になっていたり、登山道があまり機能していません。GPSを持って行きましたが、先行者の足跡がなければあんなに順調に下山できませんでした。 |
写真
感想
危うく遭難するところでした。
今日の行き先は十勝岳に決定していたのですが、私が「美瑛岳まで縦走してみない?」と提案します。私のこの安易な提案が後々に響きます。美瑛岳は私にとって未踏の山です。
同行のSさんからは、「体調があまり良くないので、十勝岳山頂に着いてから結論を出そう」とのお返事。
まず、山肌に雪は残っていますが、十勝岳登山道はほぼ夏道でした。ところどころに雪渓はあるものの、ほとんど意識しなくていい程度。山頂に到着した時、Sさんが「意外と体調悪くない」と言い出します。美瑛岳縦走を9割方諦めていた私は、「じゃ、美瑛岳行ってみる?」「行く気満々のクセに」こんなやり取りがあって、簡単に十勝岳〜美瑛岳の縦走が決まります。
今日の十勝岳は予報通り良く晴れていましたが、やはり予報通り爆風でした。ただ上富良野町の最高気温が31℃の予報で、十勝岳山頂でも15℃前後とのことだったので、私は薄手のシャツ1枚で登ります。
この爆風は、平ヶ岳、鋸岳に至っても続きますが、美瑛岳山頂まではほとんど順調でした。所々に雪渓は残っているものの、雪が柔らかいのでほとんどツボ足でOKです。ただ、ちょっと斜度のある雪渓で初めて軽アイゼンを使います。この軽アイゼン、後になって大活躍します。
美瑛岳は切り立った山だけに、見晴らしは最高でした!
素晴らしい眺めでした!
ココで遅めの昼食を摂って下山開始。美瑛富士分岐まで下り、案内標識を見てちょっと驚きます。「望岳台まで7km」自分が考えていた距離の倍近い(笑
更に、雪渓を4つほどトラバースした時まではまだ余裕だったのですが、その後、登山道は急な下りに入り、眼下には一面の雪原が広がっています。
「マジか」
と言うかこの下り、登山道が雪に埋もれていたり倒木があったりと、本来の登山道が登山道の役割を果たしていません。私はGPSを持参していましたが眼前の登山道がどこにどうつながっているのかが不明瞭で愕然としました。
しかし先行者(恐らく昨日か一昨日)の踏み跡が残っていたので、それに従って進んでみます。おかげさまで、私たちはコースを大きく外れることなく下山します。下山路はロングコースだっただけに、もしあの踏み跡がなかったら、私たちは道に迷っていたかもしれません。
踏み跡の人、本当にありがとう!
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