想像以上のお花畑 公共交通機関で岩手山南北縦走
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- GPS
- 24:55
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,905m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:50
天候 | 6/22(土)7合目付近から上はガス。暴風。 6/23(日)快晴だけど、爆風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは、道の駅にしねから盛岡行のバスに乗る。JR花輪線の大更駅まで歩くことも可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
後から聞いた話だが、御神坂コースは熊の多頻度出没地域らしい。水場となる沢に囲まれた尾根だかららしい。 その他、特筆すべきことはなし。危険個所、道迷いの危険のある場所はない。 |
写真
感想
梅雨の晴れ間を狙っていってきました。岩手山。
たくさんある岩手山の登山コースで、比較的交通に恵まれているのが、
岩手高原スキー場近くの登山口から始まる御神坂コースです。
バスは盛岡駅から1日4本出ています。
2つの沢に挟まれた尾根を一気に1200m登ります。
樹林帯のうちから、亜高山帯の植物が多い。
森林限界を超えると、八ヶ岳に似た植生になります。
天気予報は晴れだったけど、途中からガスの中。
おまけにかなりの強風である。
雨じゃないのに、髪の毛がびしょびしょになりながら不動平(9合目)避難小屋に到着しました。
この小屋は15人ほどが泊まれます。水場はありませんので、8合目避難小屋まで
拾いに行く必要があります。
トイレは室内に2つもあります。
凄くきれいに掃除されていましたよ。
ただし、窓が非常に小さく、昼間でも明かりが必要です。
また、すごく寒かった。
一晩中、風が吹き荒れていました。
少し明るくなってきたときに期待しないで外に出てみると、快晴。
早く行動しないと損する!って感じで、何とか日の出前に出発です。
標高を上げるにしたがって、風が強くなる。
お鉢平につくと、まっすぐ歩けないレベル。
そのまま反時計回りでお鉢平周回に向かいましたが、盛岡市街地を
望める鞍部付近で、突風で体が飛ばされる。
膝をついて耐風姿勢をとるも、なかなか立ち上がれません。
ここで断念。平笠不動方面への最短ルートに変更です。
とりあえず、岩手山山頂に立つことができて、眺望もあったのですが、
如何せん激しい風の中。ちっとも楽しむことができず、お鉢を後にします。
平笠不動からが再びお花畑。
シラネアオイとサンカヨウが咲き誇る道がツルハシ分岐まで続きます。
オイラが知る限り日本最大です。(2番目は羊蹄山)
ツルハシ分岐からはコマクサとタカネスミレ。この規模も、知る限り日本最大です。秋田駒ケ岳をしのぐと思います。
旧噴火口を過ぎると、眺望もなくお花もないだらだらした緩い坂道が登山口まで続きます。
登山口からバス停のある道の駅までは6.5キロ。あるいて1時間半の距離です。
ちょっと寄り道して、焼走り溶岩流の見物をしましたよ。
コメント
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こんばんわ
23日焼き走りから山頂に向かっているときに、スライドした者です。
白いハクサンチドリがあったことを教えていただきました。
そこで行きも帰りも注意して探してみたのですが、目が悪いのか散漫なのか見つけることができませんでした。
takerin0708さんのレコでしっかりと観賞させていただきました。声を掛けていただきありがとうございます。
公共交通機関がないので仕方ないですが、それにしても下山後道の駅まで歩かれたとはすごいですね。何度も登っていますが、そんなこと考えたこともありませんでした。いつか挑戦してみようかなあ?
kattu さま、こんばんは。
コメントありがとうございます。
大人の休日クラブパスが使えるこの時期は、毎年北東北を訪れています。
車を使わないで縦走なので工夫も必要ですが、それも楽しいです。
入下山時の長距離歩行は、焼石(東成瀬村まで)や八幡平(安比高原駅)などでも
経験していますよ。
来週末の3連休も、北東北に伺います。
車を使いますので、公共交通機関が難しい和賀岳、焼石岳(北上錦秋湖方面)、虎毛山などがが候補です。
kattu さまの記録も参考にさせていただきますね。
楽しい山旅を続けてください。
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