月山「月山屈指のロングコース」本道寺コース
- GPS
- 10:35
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,013m
- 下り
- 2,011m
コースタイム
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:36
天候 | 晴れ時々曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■駐車場〜林道〜本道寺登山口 本道寺湯殿山神社右手に林道があり、3分ほど歩くと舗装された林道にぶつかる。 林道をしばらく歩くと本道寺登山口がある。 登山口の標識が壊れていて良く見て歩かないと通り過ぎてしまうので注意。 ■本道寺登山口〜岩根沢分岐〜清川小屋分岐 初めは杉林の登山道、稜線までの登山道は一部草が茂り足元が見えづらいが踏み跡はしっかりしている。 稜線に出ると明るく幅広い登山道になりブナ林の中とても快適に歩ける。 アップダウンも気にならないほどで緩やかに高度を増していく。 登山道の一部に残雪、区間は短いので間違うことはないはずだが、視界不良時はルートを間違えないように留意。 清川行人小屋分岐付近は灌木のトンネルになっていて若干屈んで歩いた、背の高い人は苦労しそうである。 ■清川行人小屋分岐〜大雪城〜月山山頂 清川行人小屋分岐からの登りがこのコース一番の急登、大岩が多く、登山道は狭い。 急登を登り切ると豊富な残雪が残る大雪城の雪渓が広がる。 広大な雪渓は目印がほとんどなく悪天時はルートファインディングが必須。 (一部岩に赤ペンキあり) 進んで行くと胎内岩と呼ばれる大岩が目印があり、雪渓が終わる。 そこからはお花畑の登山道を登り月山山頂へ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハーフパンツ+サポタイ
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料4ℓ
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
月山は東西南北登山道が伸びているが、今回は前から挑戦してみたいと考えていた月山屈指のロングコースの本道寺コースに挑戦。
月山のロングコースでは肘折コースがあるがさすがにあちらは日帰りでは厳しい。
本道寺はなんとか日帰りできそうな距離
往復予定12時間と見込み、夜明け前からのスタートとなった。
初めは杉林の中、稜線に上がるとブナ林の森に変った。
登山道は明るく幅広い、傾斜も緩く非常に快適だ、思わずスキップしてしまいそうなぐらい快適。眺めはと言うと時折り木々の間から朝日連峰や葉山などが見えるだけであまり眺望抜群とは言えないようだ。
アップダウンもほとんどなく緩やかな登りが続く、ドウダン坂と呼ばれる稜線はサラサドウダンが群生していてその圧倒的な多さに驚いた。
清川行人小屋分岐を過ぎると本道寺コース唯一といって良い急登があるが、それも距離は短くさほど苦にはならなかった。
急登を登り切ると大雪城と呼ばれる大雪渓、その広大な雪渓に圧倒される。
だたこの雪渓、悪天時には要注意だろう、目印になるようなものが一切なく、できるならば視界不良時は通過は避けたい場所だろう。
大雪城を通過するとお花畑の中を登山道登ることになった、今まで歩いて来た苦労が和らぐようだ。
月山山頂はリフト組の登山者がまだのようで人はまばら、休憩を少し取って早々下山することにしよう、帰りも長いからね…
稜線は風も吹きまだ快適だったが、高度が下げるとどんどん気温が上昇、これで風がなかったら地獄だったなと考えながら下山するのであった。
下山後ログを確認すると移動距離30kmオーバー!?
おかしいな、28kmくらいだと思っていたんだけど?
まあ正確ではないだろうし、しかし良く歩いた。日帰りの距離では自己記録更新。
ハードな本道寺コースだったが、傾斜も緩く危険個所もほぼなし、膝への負担も少なく、思いの外快適な登山道に満足でした。
木漏れ日の本道寺コース
コメント
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おはようございます。
私も地図を見て前から気になっていたコースです。
それにしても距離が30km程とは
juanさん、おはようございます。
事前にヤマプラで確認したら約28kmだったんですよね。
それが30kmとは・・・
スマホのログはあまり当てにはなりませんね
このロングを日帰りピストンは凄い。
しかも写真もたくさん撮ってて精神的な余裕が感じられます。
私なんかは余裕がなくなると途端に写真の枚数が減るので、この心持に感心してしまいます。
それにしてもいいコースですね。花も緑も景色も楽しめる。
風がそこそこあったので快適な歩きが出来ました。
緩やかな登りが続くので距離の割にはあまり疲れませんでした。
おかげで写真の枚数も増えました
大雪城の雪渓はBCもいいかもしれませんね
お久しぶりです。
数年前飯豊方面でお会いしました、okusannです。(パソコンが変わったので、ネームを変えました。)
manimaniさんの前日に、岩根沢から小屋を周回しようとしたのですが、川を渡渉した後の道が不鮮明で断念。その辺をぶらついて帰りました。
たけのこ取りをしていた地元の方の話によると、皇族のためにわざわざ建てた小屋ということでした。一度行ったことがありますが、小屋の中の水道口から水が出てくるのには驚きました。
7月の3連休時に、小屋泊りで登山道の草刈りをするので、その後来たらいい・・・ということでした。ぜひ行って、ヤマレコに載せてください。自分は、それを参考にして行こうかと・・・。
ちなみに、岩根沢林道は初めて入り込みましたが、道は整備され安定しています。四駆でなくても大丈夫でした。長くていやになるけど・・・。
yumihaさん、おはようございます。
皇族の為に建てられた小屋だったとは清川行人小屋にそんな歴史があったとは知りませんでした。
ちょうどこの日、下山中に小屋に泊まった方と会ったのですが。
小屋を管理している地元の方たちで登山道の整備も行っていて、こうやってきちんと整備されている人たちのおかげで気持ち良く歩けたんだと、頭が下がる思いでした。
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