ペテガリ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,644m
- 下り
- 2,637m
コースタイム
天候 | ☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス | レンタカー |
写真
感想
おとといにイドンナップ岳に登り、当初の予定では昨日にペテガリ岳を予定していたけど、天候は下り坂予報で今日の方がよさげだったので前日は平取でアイヌの歴史を辿る旅にした。
しかし、天候もさることながらあまりにも疲弊したのでチームとして休養をとりたかったのが本音だった。
ペテガリ岳は3回目。2010年の9月にオムシャと伏美岳の連続沢登りのあと向かったが、曇天模様。ペテカリ山荘を過ぎ、稜線にとりつく頃には本格的な雨になり予報でもひどくなる一方だったのであえなく撤退。7年振りにリベンジを果たしに昨年の9月に来たけど、林道がなんと通行止め、2回目の敗退となった(・・;)
今回は必ず登頂すべく、あわよくば日帰りで神威岳につなげたいとの思いでやってきた。
前日に続き、行きの林道走行はKさんにお願いしたが、長くかなり際どい場所もあったらしい。そういえば8年前にかなり大きな熊のおしりを追っかける形となったのはこの林道だった。
夜中に到着した神威山荘には3名がすでに就寝中だった。1人は昨日が神威岳で今日がペテガリの先行者、2人組は福井の人で神威岳だったが、今朝の天候も結局はいまいち。ゆっくりされていたので向かったかどうかはわからない。
心配はしてなかったニシュオマナイ川の渡渉は期待していた飛び石はないに等しく、流れの浅瀬をいったので、イドンナップに続きいきなり少し浸水してしまう(´・д・)
林道歩きは前回、帰りにさまよった場所を確認しつつ、峠へと向かった。ガスっているので蒸し蒸ししていたし、記憶より沢はかなり荒れていた。これでもかとゆうほどあった峠のピンクテープは少なくなっていた。
峠直下の下りも記憶より滑らなかった。下りきったところにある草原はもっと広々していたけど、苗木のように小さかった低木が8年の間に成長していて狭苦しく感じた。
山荘に行く林道手前の渡渉は当時、流れがそれなりにあり中洲にいたショベルカーの運転手がこちらにスコップを向けてくれてのせて運んでくれたので心配していたが、今回はなんてことはなかった。
山は久しぶりでもいつもあまり変わらないけど、今回はいろんな点でそうは思わなかった。
2年前の台風前はどうだったのかな…。
ペテカリ山荘から稜線までの登りはたいしたことはないけど、稜線歩きはかなりのアップダウンがあった。どちらかとゆうとアップアップダウン的な…でも、行きしななので体はまだ元気、快調に山頂へと向かった。
山頂手前で鞍部に下り、あとは一気の登り。標高差400メートルで1時間はかかると見込んでいたのと、ニセピークもあると聞いていたのでだまされてがっくりすることもなかったけど、日高の主稜線が見えなかったのはちょっと残念。
でも展望はなくともあちこちの山からペテガリは憧れて見ていたし、何より3度目の正直で長い稜線歩きも含めたっぷり山歩きの末の遥かな山頂に到達できたことだけで大満足!(*^^*)
帰りはガスもとれ気味になりある程度は日高らしい展望も見れた。
今日の核心部は帰りのアップダウンだった。いくつかあるピークのアップダウンが体に応える。最後の1050のピークは地形図上はたいしたことないのにほんとにあれ登るの!?とゆう感じに見えた。もうよれよれ気味なんですが…(・・;)
ペテカリ山荘着16時半までなら日帰り。少しでも超えれば山荘泊にしようと途中で決めてたけど、最後の下りで暑さと疲れで大休止したので到着は34分頃。超微妙(^_^;)
疲れてたけど、頑張ればお風呂に入れること、翌日の自由度が大きいことの2つの理由で下界へと向かった。Kさんは林道歩きで疲れから?寝ていた瞬間があったらしい。
帰りに気付いたけど、林道は帰りが登りとなるみたい。さり気にきつい。
峠手前の草原で夏至らしい景色の中、最後の休憩がてら軽食をとって、峠越えのあとは迫る日没の中、薄暗くなっていく沢をテンポよくもくもくと下り無事に駐車場に着いた。
到着後、10分ぐらいで完全にまっくらになった(^_^;)
計画では日帰りできたら神威岳の予定も汗とホコリでどろどろ気味のウェアと体ではそんな意欲もなく三石温泉から新冠のコインランドリーへと帰った。この後、再び神威山荘へ林道走行は…ちょっと無理だった(^_^;)
※趣味の一つの山バッジ収集、登った山でなければ買わないとゆう自分ルールを破って、10年ぐらい前にオークションでものすごい値段で買ってしまった30年以上、いや、今となっては40年以上前?の静内山岳会のペテガリバッジ。この山行で後付けで条件クリア。いや〜!長かった…(^^ゞ
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