笠ヶ岳 笠新道ピストン

2018年07月01日(日) [日帰り]

• GPS: 12:44
• 距離: 22.0km
• 登り: 2,216m
• 下り: 2,209m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:23
• 休憩: 1:20
• 合計: 12:43

距離 22.0km 登り 2,223m 下り 2,218m

4:48 新穂高温泉バス停
4:52 新穂高温泉駅
4:57 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:14 お助け風穴
5:27 中崎橋
5:35 5:36 笠新道登山口
8:15 8:22 杓子平
9:36 分岐指導標（仮称）
9:43 9:47 抜戸岳
9:52 9:53 抜戸岳分岐
9:56 笠新道分岐
10:27 抜戸岩
10:55 10:58 笠ヶ岳山荘
11:14 12:02 笠ヶ岳
12:13 12:15 笠ヶ岳山荘
12:43 抜戸岩
13:29 13:30 笠新道分岐
13:32 13:33 分岐指導標（仮称）
14:33 14:43 杓子平
16:37 16:39 笠新道登山口
16:50 中崎橋
17:05 お助け風穴
17:18 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
17:28 新穂高温泉駅
17:31 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘前無料駐車場　
4時20分頃の到着でしたが最上段が空いていました！
日曜日なのに…決算月の月末月初？それともW杯の影響か？

コース状況／危険箇所等

■笠新道入口〜杓子平
激急登ですが整備された道で歩きやすいです。（個人差あり）
上りでは特に気になりませんでしたが、下りは浮石に注意。
登山道上に雪は2ヵ所。数メートル、斜度もないのでツボ足で。
■杓子平〜抜戸岳
杓子平上部に雪渓。夏道も多く出ており滑り止め無しの方もいました。
でも軽アイゼンかチェーンスパイクを準備した方が無難です。
どこかは必ず通ります。
■抜戸岳〜笠ヶ岳　
ほぼ夏道。テン場周辺と山荘の手前には雪がありますがツボ足で行けます。
斜度のある山荘手前では慣れない方は滑り止めを！

写真

7/1 4:41

笠ヶ岳に朝日が当たり始めています。

7/1 5:35

笠新道入口　
久しぶりの日帰りピストン。昨年はクリヤ谷から小池新道でここはスルーしました。

7/1 6:29

樹林帯の切れ目から焼岳と乗鞍岳

7/1 6:30

穂高連峰

7/1 6:40

木立の間から槍ヶ岳

7/1 6:45

※7/5追加掲載
タニウツギと焼岳、乗鞍岳

7/1 6:49

ニッコウキスゲ　
本日の目的は花より景色とピークハントなのですがついつい撮ってしまいます。

7/1 7:03

※7/5追加掲載　
ネバリノギラン　
初めて見ました。

7/1 7:15

このあたりで花を見ながら小休止とも思いましたが杓子平と決めているので先を急ぎます。

7/1 7:40

キヌガサソウ　
今年初です。ピークハントが目的で先を急ぐ時に限って足を止める花が出てきます(笑)

7/1 7:40

美しい

7/1 7:40

こちらはエンレイソウと共演

7/1 7:45

ムラサキヤシオと穂高連峰

7/1 8:16

杓子平到着　
正面に笠ヶ岳　
お願いだから午前中はこのままで！

7/1 8:16

右には抜戸岳

7/1 8:16

左にはクリヤの頭

7/1 8:30

杓子平の雪渓区間の始まりです。
目指すは抜戸岳（右）、まずはツボ足で

7/1 8:51

アイゼン（12本）を付け登ります。先行する短パンの方はチェーンスパイク（これで十分）。
暑いです、自分も短パンにすればよかった。

7/1 8:51

笠ヶ岳から錫杖岳、大木場ノ辻まで見渡せる場所まで来ました。
分かりにくいですがエボシ岩も見えます。

7/1 9:21

左側に夏道が出ていますが私は頑なに雪の上！
ザクザクの雪です。もう少し締まっている方がアイゼンでは歩きやすい。

7/1 9:21

振り返ると穂高連峰に雲が

7/1 9:28

ここも真っ直ぐ行けば夏道ですが、右へ！
久々の雪道はとっても楽しい‼

7/1 9:35

雪渓最上部に到達。
ありゃりゃ、笠ヶ岳は雲隠れ。願いは届かず。
景色が目的ならもう2時間は早く出ないとダメですね。

7/1 9:35

となれば急いでも仕方ないのでまずは抜戸岳へ。
槍ヶ岳方面は真っ白です。

7/1 9:36

穂高も一部のみ

7/1 9:40

稜線に出ました。
小屋泊まりの方からは、朝一は360度の眺望で白山も見えていたと聞きましたが…

7/1 9:46

焼岳、乗鞍岳も雲の中

7/1 9:46

抜戸岳山頂　
本当は槍ヶ岳をバックに撮りたかった。

7/1 9:52

北には薬師岳と　
見えそうで見えない黒部五郎

7/1 9:55

尾根の西側、双六からの登山道で

7/1 10:07

振り返ると立山と剱岳、奥大日も

7/1 10:08

笠ヶ岳山頂もクリアに

7/1 10:10

雪の上を歩こうかと思いましたが止めときました。
雪道は膝にやさしいのですが。

7/1 10:23

抜戸岩が見えてきましたが、タイミングが悪い。

7/1 10:24

残念ながら背景は白！

7/1 10:30

本当に間が悪い(笑)

7/1 10:34

最後の下り、いやもう一回あったかな？

7/1 10:42

テン場に到着　
土の上に張る場所は無さそうです。

7/1 10:44

笠ヶ岳山荘まであとわずか　
ここはツボ足で進みました。下りはグリセードで。

7/1 10:49

ガンバリマース

7/1 10:54

笠ヶ岳山荘　
冷たいコーラと水を補給して

7/1 10:58

いざ山頂へ

7/1 11:15

山頂到着　
残念ながら槍穂高は雲の中

7/1 11:15

抜戸岳すら見えません。

7/1 11:16

こちらはクリヤ谷コースですが…

7/1 11:16

下山者が！杓子平でお会いした短パンの方のようです。
笠新道〜クリヤ谷の日帰り周回ですかー!!!!!!

7/1 11:22

播隆平に日が当たっています。

7/1 11:36

カップ麺を食べながら様子見

7/1 12:00

素晴らしい眺望はまたの機会に

7/1 12:08

小笠と山荘

7/1 12:09

杓子平に日が当たってます。
イヤな予感…登山あるある？
できれば振り返りたくない。

7/1 12:17

抜戸岳も見えてきた。

7/1 12:21

槍穂はやっぱりダメでした。でも…

7/1 12:27

槍へと続く双六天空滑走路が

7/1 12:31

ミネズオウ　
今日の目的は景色とピークハントのはずですが…景色がイマイチなので。

7/1 12:37

※7/5追加掲載　
ヒメイチゲ　
今年初、どこかで見てるかもしれませんが。

7/1 12:40

※7/5追加掲載　
アオノツガザクラ
こちらも今年初

7/1 12:45

抜戸岩　
帰路は　半分、青い。

7/1 12:47

イワウメ　
これも今年初

7/1 12:59

あの人はどのあたりでしょうか？
この時期は残雪と渡渉がとても不安。

7/1 13:16

北西側の打込谷　
風は東から南よりなのでこちら側は蒸し暑い！

7/1 13:21

杓子平とチングルマ

7/1 13:29

新穂高、双六分岐　
ここを登ったらあとは下るだけ。

7/1 13:36

夏道が出ているのになぜ雪渓を登り詰めたのか？
それは尻セードをするため！外付け備品をザックに詰めレインパンツ、ピッケル、ヘルメットで準備万端。

7/1 14:00

先ほどからヘリの音が…
杓子平、抜戸岳周辺を旋回しています。

7/1 14:00

かなり近くを飛んでいるので尻セードを躊躇。

7/1 14:00

杓子平に残置された警察官？のザックからは無線交信が。要救助者⁉
登山口にはパトカーが停まっていました。

7/2 14:53

大雑把ですが青色が夏道、赤色が今回通った場所です。
夏道も多く出ていますが最低でも3ヶ所は雪の上を歩きます。

7/1 14:33

ピッケルの切っ先でレインパンツに穴が…意気消沈(T_T)

7/1 14:44

往路で撮影するか悩んだハクサンイチゲ　
今日は行動時間が長いので花の撮影はしないつもりでしたが、気が付けばたくさん撮っていました。レコにアップした以外にも多くの種類が！

7/1 15:05

キヌガサソウ　
帰路でも撮ってしまいました。

7/1 15:23

風景写真です。

7/1 16:35

※7/5追加掲載　
サンカヨウの実　
登山口はもうすぐそこです。

7/1 16:37

命の水　
今回持参した飲料はスポドリ1L、水1L（カップ麺用含む）、山荘でコーラ500ml、水500ml補充。合計3L、ギリギリでした。
ドピーカンなら絶対に足りなかったです。

7/1 16:49

ハンゲショウ　
そう言えば明日（7/2）は半夏生ですね。

7/1 16:51

左俣林道にオオヤマレンゲ！
中崎橋周辺とその他に五箇所ほどで確認。もっとあると思います。

7/1 17:44

無事到着と言いたいところですが、さすがは急登笠新道！もうヘロヘロです。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

よりみち

今回の目的は景色とピークハント。
行動時間が長いので花の撮影は景色と絡めて最小限にと考えていました。
実際に見るだけで撮影すらしていない花もあるのですが、
それでも画像の確認をすると花が多い(笑)、花の同定用の資料で
ピンボケも多くアップはしていませんが。
全種類撮影していたらおそらく2時間以上は余分にかかったかもしれません。

以下、今回見かけたお花（順不同、未アップのみ）
ゴゼンタチバナ、アカモノ、ミツバオウレン、ギンリョウソウ、サイハイラン（ほぼ枯れてます）、ハクサンシャクナゲ、キバナシャクナゲ、コバイケイソウ、タカネザクラ、ショウジョウバカマ、ベニバナイチゴ、ニガイチゴ、オオバキスミレ、ニガナ、シロバナニガナ、シロツメクサ、カラマツソウ、ユキザサ、マイヅルソウ、ナナカマド、オオカメノキ、ミヤマカタバミ、イワナシ、ツマトリソウ、ミヤマキンポウゲ、アザミ、その他同定できない花、見逃した花も多分たくさん。