朝日岳・栂海新道(小滝)から
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 2,386m
- 下り
- 2,386m
コースタイム
- 山行
- 11:18
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 12:00
3.00 520m 中俣新道登山口
4.10 1037m 中俣山
5.50 1623m 黒岩山
7.17 1950m アヤメ平
7.52 2267m 長栂山
8.57 2418m 朝日岳着
9.10 2418m 朝日岳発
9.50 2267m 長栂山
10.14 1950m アヤメ平
10.47 1623m 黒岩平
11.10 1590m 稜線分岐
12.05 1037m 中俣山
12.42 520m 中俣新道登山口
13.30 270m 発電所ゲート
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小滝から中俣新道登山口までの6kmの林道は大荒れ、徒歩でも通行はかなり厳しい 中俣新道も藪っぽい場所が増えてきた 黒岩山から朝日岳までの栂海新道は整備されている |
写真
感想
今日は絶対快晴予報、行くしかない!ワンシーズンに一度は行きたい栂海新道、そろそろ水芭蕉が見頃だろう。深夜に自宅を出て糸魚川へと車を走らせた。山間部に入ると路面が濡れている、夕立があったのだろうか?小滝発電所ゲート前に車を止めていざチャリを漕ぎ出す。昨年は数箇所で崩壊していたがもう復旧工事は終わっただろうか?
ゲートを出ると路面が大荒れであった。岩や倒木が多くて漕げない、200mほど進むと林道がない、と言うか激しい崖崩れで片斜面になっている。マジか!真っ暗でこの崖崩れはヤバイ、歩きでも際どい、下に落ちれば川まで真っ逆さまだ。チャリがあるから余計まずい、帰るか、いやダメ元で行って無理なら引き返す。チャリを持って崖下を見ないように慎重に一歩一歩行く。多分この林道もう復旧工事も出来ないだろう。崩壊が激しすぎる。100m弱の崩壊片斜面、岩をガラガラさせながら何とかこなした。ここが核心だった。
林道に復帰しても大荒れだ。全く漕げない、たまに漕ぐと倒木を踏んで何度も転けた。勘弁して下さい。登山口まで6km、大きな岩や土石流跡、すっぽり落ちた林道など、以前45分で行けたのに1時間半かかった。歩いたほうが良かったかも知れない。登山口付近にようやく着いてもうヘトヘトになった。昨夜の夕立で草は濡れて登山道はドロドロ、下は合羽を着るがこれがまた暑くてサウナ、中俣新道の急登は拷問でした。
中俣山から先もドロドロが多くておまけに誰も歩かないから藪っぽい箇所も多かった。倒木も出まくりで障害物競走か?何時になく時間はかかった。中俣新道中間点で夜が明けた。マンダムな朝だった。汗だくで黒岩山へ、ここまで上がると涼しくなってようやく栂海新道の真骨頂だ。カッパも脱いで高山植物を楽しみながら朝日岳を目指す。黒岩平は水芭蕉が見頃だった。今日も来て良かった。頑張って良かった。おいしい水をたっぷり飲んで先を進む。
残雪は多かった。登山道は隠れていてGPSが無ければ歩けないだろう。アヤメ平のアヤメはまだだった。長栂山まで来ると朝日岳がようやく見えた。待ってなさい。照葉の池はまだ半分雪に覆われていた。吹上のコルに着くと最後のガンバだ。ガンガン登り上げてピークが見えた。ゴール!7時間半かかりました。視界は良くて佐渡ヶ島や能登半島まで見えた。さあダッシュで帰ろう。
ガンガン下るが帰りも素敵な池塘や高山植物も多くて写真撮りまくり、やはり今日は誰にも会わない、貸し切りだ。水はどこでもあるので暑くても快適だ。水筒の氷も溶けたのでザラメ雪をたっぷり補給しておいた。帰りの中俣新道は暑かった。アップダウンも多くてかなり足に来た。中俣山からは急な下り、ぬかるみに足を取られないように慎重に下る。ようやく登山口だ。
さあ最後に荒れた林道が待っている。下りが多いので落石や倒木もそれなりにこなせる。最後の崖崩れ地点は帰りもハラハラしたがこれを過ぎるとすぐゲートだった。車が見えた、しめて12時間マジで疲れました。林道の復旧工事がされなければ中俣新道は廃道になりかねない。ウーン困ったな!
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