180701乗鞍岳(畳平〜剣ヶ峰)
- GPS
- 05:00
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 523m
- 下り
- 519m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:03
天候 | ほぼ快晴。周囲の山々はガスor雲海。残念ながら槍穂方面はガスの中。 登り始めは肌寒さを感じてシェルを羽織ったが、程なくザックの中に追いやられた。 稜線上風も弱く、直射日光にはかなり暑さを感じた。時折そよぐ風が心地よく感じた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ちなみに山頂シャトルバスは本日7/1からの運行開始。昨日までは春山バスが運行していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
肩の小屋までは砕石舗装の車道となっており、実際に肩の小屋までの送迎や資材運搬の車両が運行していた。 肩の小屋から上部は本格的な登山道となるが、子供だったり観光のついで的な感じの人だったりと、ナイキ・エアジョーダンでも問題ない程度の、よく整備された状況だった。 蚕玉岳手前に50mほどの雪渓をトラバースする個所があったが、スタッフの方がスコップでステップを切っていただいてたお陰で全ての人が問題なく通過出来ていた。 山頂までは大小の浮石があるので、気を抜かずに歩を進める必要がある。 |
その他周辺情報 | 畳平バス停では、バスターミナルの1Fレストラン横の案内コーナーにて登山届けを記入提出をすることが出来る。スタッフの方が親切に開花状況などの説明をしていただける。 レストランではしっかりした食事からソフトクリームまで摂ることが出来る。他にお土産も、さすが観光地と思うほど品数は豊富である。別棟の銀嶺荘でもお土産を購入することが出来る。畳平の宿泊施設は、銀嶺荘の他に白雲荘がある。 今回、下山後の温泉は、乗鞍高原の湯けむり館を選んだ。乗鞍らしい硫黄の香りが強烈な温泉で、露天風呂からの乗鞍の峰々の眺望は最高だった。 |
写真
装備
個人装備 |
ストーブ
ガスカートリッジ
コッヘル
ハイドレ1.5L
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感想
この夏、兄夫婦の親戚メンバーで富士山登頂を目指そうという計画の事前トレーニングの目的で、6/17の根子岳の次は乗鞍岳を選んだ。同行メンバーの兄は登山経験の全くない実質登山初心者で、装備もまだ揃えていない状態なので、比較的登山難度の低いコースということと、高山病対策も兼ねてバスで2700mまで楽々移動できる乗鞍岳登山となった。直前まで唐松岳の予定だったが、実は先週6/24日曜日に開催された、乗鞍観光センターを発着点として大雪渓入口で折り返すフルマラソン「乗鞍天空マラソン」に参加したこともあり、過去4回参加していて、その度に山頂に登りたいという思いがあり、しかし、標高2700mまでバスで移動というのは、天空マラソンに参加している者としてはあまりにも楽をしすぎではないか、という思いもあり結果縁遠い山となっていたが、今回のコース選定条件は願ってもないものとなった。
標高2700mまでのバス移動は実に楽々快適で、その反面、先週3時間以上かけて自分の足で駆け上った(実際はほぼ歩きだったが)ルートを車窓から眺めると、あっけなくもあり、ちょっと誇らしくもあり、感慨深いものがあった。
バスを降りた後の畳平からの登山道は、登りも下りもコースタイムで1:30程度のコースだが、たっぷり往復5時間かけて3000m峰を堪能した。
眼下に点在する池は雪を残して青く澄んだ水をたたえ、グリーン・ブルー・ホワイトの神秘的なコントラストを見せていた。
旭岳の手前には雪渓も残っていて、50m程だったが涼しい雪渓トラバースも楽しめた。
天空マラソンでは下から見上げることしかできなかった大雪渓も、上から見下ろすことができた。
実は今回の乗鞍岳が自身初の3000m超えだったので、記念に残る山行となった。
残念ながら今回は槍穂高や他の山々はガスに覆われてしまっていて360度のパノラマとはいかなかったが、記録的な速さの梅雨明けのおかげで夏山を満喫することができた。
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