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Yamareco

記録ID: 1514680
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

塩見岳 鳥倉登山口から

2018年07月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:01
距離
25.3km
登り
2,520m
下り
2,530m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:29
休憩
0:32
合計
13:01
3:22
3:24
43
4:07
4:07
30
4:37
4:38
23
5:25
5:35
16
5:51
5:51
43
6:34
6:35
92
8:07
8:07
76
9:23
9:25
19
9:44
9:44
33
10:17
10:17
39
10:56
10:56
86
12:22
12:22
47
13:09
13:09
19
13:28
13:29
9
14:06
14:06
30
14:36
14:36
33
15:09
15:09
37
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉登山口手前の林道ゲート前に駐車場あります。私が到着した時(7月1日午前1時過ぎ)は9割方埋まってました(汗)満車の場合は1匱蠢阿砲眞鷦崗譴あります。さすが百名山!
コース状況/
危険箇所等
林道ゲート及び鳥倉登山口に登山ポストがあります。

鳥倉登山口から三伏峠
 整備された登山道ですが、途中も木の梯子や桟橋がかかっているところがあり、濡れていると滑るかもしれません。見た目がヤバい感じのところもありましたが、しっかりしていましたので危険はないと思います。三伏峠から30分ほどのところに水場があります「ほとけの清水」とか・・・水量は少なめでした。

三伏峠から塩見小屋
 樹林帯の快適な登山道です。途中、二つのピークを通ります。最初が「三伏山」で二つ目が「本谷山」。三伏沢を巻くように尾根が塩見岳に続いているので、塩見岳は見えてくるのになかなか近づきません。アップダウンがありますがじっくりと行きます。登山道はトラバースしながら一旦、権右衛門沢の源頭方面に降りていき、小川(水量は少ない)を渡ると塩見岳への急登へとづづきます。樹林帯を抜けると塩見小屋があります。

塩見小屋から塩見岳
 石南花とハイマツが生い茂っていますが、登山道は明瞭で眼前に聳え立つ塩見岳を目指して急登を登ります。ハイマツがなくなるとチャート質の岩場になります。困難なところはないと思いますが、崩れやすいところがあるので落石に注意です(特に落としてしまわないように)。ヘルメットはあった方が安心ですね・・・持って行かなかったけど(汗)ちょっと緊張しました。
林道ゲートから30分ほど歩いて鳥倉登山口に到着。
2018年07月01日 03:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/1 3:22
林道ゲートから30分ほど歩いて鳥倉登山口に到着。
三伏峠まで分数表示の標識がありました。
2018年07月01日 03:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/1 3:36
三伏峠まで分数表示の標識がありました。
ほとけの清水。冷たくて美味しかったけど、水量は少なかったが、仏像構造線からの湧水とのことです。なんとなくありがたい。
2018年07月01日 04:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/1 4:38
ほとけの清水。冷たくて美味しかったけど、水量は少なかったが、仏像構造線からの湧水とのことです。なんとなくありがたい。
オサバグサ
2018年07月01日 04:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/1 4:50
オサバグサ
所々で木製の桟橋やハシゴがかけてある。見た目はチト不安になるが、大丈夫でした。
2018年07月01日 04:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/1 4:55
所々で木製の桟橋やハシゴがかけてある。見た目はチト不安になるが、大丈夫でした。
塩川ルートとの分岐点。現在はアクセス林道が崩落で通行止めとのことで、使用できなくなっているようだ。
2018年07月01日 05:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:03
塩川ルートとの分岐点。現在はアクセス林道が崩落で通行止めとのことで、使用できなくなっているようだ。
塩川小屋へは行けなくなっている。
2018年07月01日 05:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:03
塩川小屋へは行けなくなっている。
日本一高い峠にもう少し。
2018年07月01日 05:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:22
日本一高い峠にもう少し。
三伏峠に到着。なかなか立派な標識があった。駐車場から約2時間半でした。
2018年07月01日 05:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:26
三伏峠に到着。なかなか立派な標識があった。駐車場から約2時間半でした。
テン場も賑わっている。
2018年07月01日 05:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:37
テン場も賑わっている。
塩見岳へは左に進みます。
2018年07月01日 05:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/1 5:39
塩見岳へは左に進みます。
この辺りは社有林とのこと。ありがたく利用させていただきます。
2018年07月01日 05:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:39
この辺りは社有林とのこと。ありがたく利用させていただきます。
ほどなく三伏山に到着。
2018年07月01日 05:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:48
ほどなく三伏山に到着。
三伏峠小屋が見える。
2018年07月01日 05:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:48
三伏峠小屋が見える。
三伏沢源頭の展望台と奥に大沢岳や兎岳だろうか?
2018年07月01日 05:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:48
三伏沢源頭の展望台と奥に大沢岳や兎岳だろうか?
中央アルプス方面
2018年07月01日 05:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 5:49
中央アルプス方面
キバナノコマノツメと思われる。
2018年07月01日 06:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/1 6:10
キバナノコマノツメと思われる。
ハクサンチドリ
2018年07月01日 06:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 6:10
ハクサンチドリ
山で必ず出会えるという(図鑑によると・・・)、ミヤマキンバイ
2018年07月01日 06:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/1 6:11
山で必ず出会えるという(図鑑によると・・・)、ミヤマキンバイ
2018年07月01日 06:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 6:11
コバイケイソウの群落だが、花が咲いていない・・・
2018年07月01日 06:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/1 6:19
コバイケイソウの群落だが、花が咲いていない・・・
コバイケイソウの花は鹿のオヤツになってしまったようだ。鹿の大好物らしい。
2018年07月01日 06:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 6:19
コバイケイソウの花は鹿のオヤツになってしまったようだ。鹿の大好物らしい。
逆光だが、塩見岳が見えた。
2018年07月01日 06:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 6:28
逆光だが、塩見岳が見えた。
遠くに槍穂も見える。
2018年07月01日 06:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 6:35
遠くに槍穂も見える。
アップダウンをこなして本谷山に到着。
2018年07月01日 06:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 6:35
アップダウンをこなして本谷山に到着。
回り込むように登山道があるので、塩見岳にはなかなか近づかない。
2018年07月01日 06:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 6:53
回り込むように登山道があるので、塩見岳にはなかなか近づかない。
気がつくとシラビソの森の中を歩いていた。高い山らしくなってくる。
2018年07月01日 07:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 7:20
気がつくとシラビソの森の中を歩いていた。高い山らしくなってくる。
塩見新道との分岐点。現在、塩見新道は通行止めとなっている。崩落しているところがあるらしい。
2018年07月01日 07:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 7:52
塩見新道との分岐点。現在、塩見新道は通行止めとなっている。崩落しているところがあるらしい。
塩見新道への入り口。下山時には小屋のスタッフらしき方が、Xマークをスプレー缶でマーキング強化してました。
2018年07月01日 07:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 7:52
塩見新道への入り口。下山時には小屋のスタッフらしき方が、Xマークをスプレー缶でマーキング強化してました。
ハイマツの花が咲いていた。
2018年07月01日 07:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 7:52
ハイマツの花が咲いていた。
葉っぱの形を見ると、ヒメイワカガミだろうか。
2018年07月01日 08:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:03
葉っぱの形を見ると、ヒメイワカガミだろうか。
悪沢岳、荒川岳方面
2018年07月01日 08:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/1 8:06
悪沢岳、荒川岳方面
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳方面
2018年07月01日 08:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:06
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳方面
塩見小屋付近からの塩見岳
2018年07月01日 08:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:06
塩見小屋付近からの塩見岳
ハイマツの間を歩きます。
2018年07月01日 08:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:08
ハイマツの間を歩きます。
塩見岳へと続く道。手前が天狗岩。
2018年07月01日 08:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:10
塩見岳へと続く道。手前が天狗岩。
ミヤマキンバイでいいですよね・・・
2018年07月01日 08:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:23
ミヤマキンバイでいいですよね・・・
コケモモとミヤマキンポウゲのようだ
2018年07月01日 08:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:27
コケモモとミヤマキンポウゲのようだ
チャート地層だが赤色から緑色に上部で切り替わっている。いろいろな条件で変成したからとのことである。ミルフィーユのように層になっている。
2018年07月01日 08:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:33
チャート地層だが赤色から緑色に上部で切り替わっている。いろいろな条件で変成したからとのことである。ミルフィーユのように層になっている。
ザレているところもあるので気をつけよう。
2018年07月01日 08:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:33
ザレているところもあるので気をつけよう。
ボロボロのところは落石に注意。
2018年07月01日 08:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:34
ボロボロのところは落石に注意。
天狗岩への登り、ちょっとザレている。落石に注意しながら地質の成り立ちに想いを馳せる(なんてね)。
2018年07月01日 08:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:34
天狗岩への登り、ちょっとザレている。落石に注意しながら地質の成り立ちに想いを馳せる(なんてね)。
イワカガミとミヤマキンバイとツガザクラの寄せ植えだ。山頂に近づくとお花が多くなってくる。
2018年07月01日 08:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:39
イワカガミとミヤマキンバイとツガザクラの寄せ植えだ。山頂に近づくとお花が多くなってくる。
イワツメクサ
2018年07月01日 08:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:48
イワツメクサ
天狗岩と西峰との鞍部から塩見岳への最後の登り。あとひと頑張り。
2018年07月01日 08:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:50
天狗岩と西峰との鞍部から塩見岳への最後の登り。あとひと頑張り。
悠久の歴史を感じる。
2018年07月01日 08:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:51
悠久の歴史を感じる。
2018年07月01日 08:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/1 8:51
ここを登りきると頂上です。ザレたところもあるので慎重に行こう。
2018年07月01日 08:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:52
ここを登りきると頂上です。ザレたところもあるので慎重に行こう。
サンリンソウと思われる。必ずしも三輪の花がついているわけではないらしい。多いのも少ないのもあるようです。
2018年07月01日 08:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:55
サンリンソウと思われる。必ずしも三輪の花がついているわけではないらしい。多いのも少ないのもあるようです。
イワウメ
2018年07月01日 08:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:55
イワウメ
イワベンケイの立派な株だ。
2018年07月01日 08:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 8:57
イワベンケイの立派な株だ。
ツガザクラ
2018年07月01日 08:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/1 8:59
ツガザクラ
コイワカガミ、かと思われる
2018年07月01日 08:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/1 8:59
コイワカガミ、かと思われる
クモマナズナということでいいかな。やたら写真を撮ると同定が大変だ〜
2018年07月01日 09:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/1 9:03
クモマナズナということでいいかな。やたら写真を撮ると同定が大変だ〜
ハクサンイチゲ
2018年07月01日 09:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 9:06
ハクサンイチゲ
山頂直下のお花畑
2018年07月01日 09:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/1 9:16
山頂直下のお花畑
癒されるわ〜
2018年07月01日 09:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/1 9:16
癒されるわ〜
2018年07月01日 09:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 9:18
岩場に健気に咲いているのが可愛いです。
2018年07月01日 09:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/1 9:21
岩場に健気に咲いているのが可愛いです。
西峰に到着。
2018年07月01日 09:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/1 9:24
西峰に到着。
南アルプスからは富士山が大きく見える。
2018年07月01日 09:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/1 9:28
南アルプスからは富士山が大きく見える。
東峰から見た西峰。
2018年07月01日 09:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
7/1 9:28
東峰から見た西峰。
荒川、悪沢岳方面、最高の展望だ。
2018年07月01日 09:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/1 9:33
荒川、悪沢岳方面、最高の展望だ。
大沢岳方面、聖岳の肩が見えているのだろうか?
2018年07月01日 09:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/1 9:33
大沢岳方面、聖岳の肩が見えているのだろうか?
悪沢、荒川岳方面。
2018年07月01日 09:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/1 9:33
悪沢、荒川岳方面。
仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳、間ノ岳、ちょっと北岳
2018年07月01日 09:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
7/1 9:34
仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳、間ノ岳、ちょっと北岳
農鳥岳方面、手前は間ノ岳へと続く稜線。縦走意欲をそそる。
2018年07月01日 09:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/1 9:34
農鳥岳方面、手前は間ノ岳へと続く稜線。縦走意欲をそそる。
お花の種類が豊富でした。
2018年07月01日 10:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/1 10:14
お花の種類が豊富でした。
ミヤマオダマキ
2018年07月01日 10:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/1 10:29
ミヤマオダマキ
今日はいい日だった。また会う日まで塩見岳。
2018年07月01日 12:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/1 12:00
今日はいい日だった。また会う日まで塩見岳。

感想

ヤマテンによると、南アルプスは晴天が約束されている。そうであれば、展望が期待できる高い山に行きたい!ということでロングルートではあるが、何とか日帰りできる塩見岳にむかった。

午前1時半頃に鳥倉林道のゲート前の駐車場に到着すると、なんと9割方は埋まっている。お泊りの方が多いのだろうが、さすが百名山だ。そしてこの深夜時間帯でも、何人かの方は出発して行く。私は少し仮眠を取ってから出発することにした。

興奮のためか(子供か!)、あまり眠れなかったが早めに山頂に行きたかったので、ヘッドライトをつけて2時半過ぎに林道ゲート前を出発した。同じタイミングで何人かの登山者も歩き出したようだ。

30分ほど林道を歩くと鳥倉登山口に到着、入山する。まだ、真っ暗だが、ヘッドライトがあれば道ははっきりわかるので問題はない。が、前を歩く人がルートミス、そっちは違いますよ〜マーキングもあるのでよく見て歩こう。しばらくするだんだんと周りが明るくなってきた、雲が朝日に照らされてピンク色に染まり始める。樹林帯の中で日の出を見ることは出来なかったが、最高だったろうな〜

三伏峠小屋に着くと、三伏峠は日本で一番高い峠との案内板がある、そうなんだ〜。しかし〇〇乗越と峠との違いはなんなんだろうか。前泊の登山者で三伏峠小屋のテン場もカラフルなテントで一杯であった。ここに泊まってご来光を見にいくのもいいだろう。

塩見小屋までは特に危険な場所もない樹林帯歩きが続くが、沢を巻いていくように道が付いているので塩見岳が見えてからがまた長い。なかなか近づいてこない。

塩見小屋からは天狗岩を見ながらハイマツ帯を抜けて、天狗岩の岩場をトラバースしながら標高を上げて行く。西峰との鞍部からが最後の登りで、山頂に近づくに連れて高山植物のお花が多くなってきた。ここまでの道中あまり華やかな花はなかったのでちょっとガッカリしていたが、美しいお花畑は嬉しいご褒美だ。

チャート質の岩場はザレているところもあって落石に気を使ったが、お花を楽しんでいるうちに西峰に到着。期待通りの360度大展望だ。富士山も大きく見えるし、南アルプスの山々をほとんど見ることができる。以前、歩いたことのある稜線を目で追いながら楽しんで見る、今度行きたい稜線を見て想像を膨らます。いつまでも見ていたい気分だが、帰りも長い、重い腰を上げよう。

ザレた岩場で石を落とさないように慎重に降りて、樹林帯に入ると急激に眠気が襲って来て頭がクラクラして来た。転んで怪我をしてもいけないと思い、少し開けたところで寝転んで昼寝をすることにした。これは何処でも寝られるという私の得意技だ。しかし、今までに何度か死体に間違えられてビックリされたことがあった。この日も後から来た方が心配して声をかけて下さったが、どうもすみません、寝てただけです。今度から「昼寝中」という看板を用意しよう。

少し寝ただけだが、頭はスッキリした。声をかけて下さった方は、山頂でお話したお二人の方だったので、自分も仲間に入れてもらって一緒に下山することにした(眠たくならないしね)。三人とも年齢が近いこともあって、山オヤジトーク炸裂で長い道のりも楽しく下山することができました。感謝感謝。また、お会いしましょう。

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コメント

やっぱり 沢山 花の写真を 撮っていましたねぇ(笑)
お疲れさまでした。お陰様で 楽しい思い出の 塩見岳になりました。
優しげな 花の写真好きな おじいちゃんが おるなぁって感じで 思っていました。ごめんなさい🙇 実はストイックでダンディーなアスリートであったとは... 
下山に付き合っていただいて ありがとうございました。
おかげであれでも少しは時間がたつのが早く感じてたんですね(笑) 
それと 林の中で 死体⁇を 発見したときはびっくりしたんですよ! 
あれは得意技だったんですね。失礼しました。
次回また出会ったら 必ず 起こして 声かけますので 怒らないでください(笑)
2018/7/3 16:05
Re: やっぱり 沢山 花の写真を 撮っていましたねぇ(笑)
こんなところまで見に来て頂きありがとうございます。
ボケ防止(汗!)と備忘録を兼ねてヤマレコに山行記録を投稿してます。お暇な時に御笑読(?)下さい。

塩見岳は素晴らしい眺望で最高でしたね。まだ、歩いたことのない悪沢岳や間ノ岳、農鳥岳などの稜線を眺めて、元気なうちに行かねば・・・と思いました。
花を楽しむにもいい時期で、沢山の花に会えて癒されました。しばらくは華やかなお花畑を楽しめるでしょうね。白山のお花畑も見頃になっているかな。

今週は、天気がイマイチな感じなので残念ですが、来週に期待してます)^o^(
2018/7/5 0:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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