夜叉神峠〜辻山〜薬師岳（∈鳳凰三山）

2018年07月11日(水) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,853m
• 下り: 1,837m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:00
• 休憩: 0:55
• 合計: 10:55

距離 20.1km 登り 1,853m 下り 1,853m

4:15 夜叉神峠登山口
5:16 5:18 夜叉神峠
5:20 5:21 夜叉神峠小屋
6:40 杖立峠
7:28 7:29 火事場跡
8:14 苺平
8:29 8:39 辻山
9:03 9:04 南御室小屋
10:04 10:05 砂払岳
10:09 10:13 薬師岳小屋
10:23 10:26 薬師岳
10:54 薬師岳小屋
10:59 11:00 砂払岳
11:40 南御室小屋
12:12 12:13 苺平
12:39 12:40 火事場跡
13:16 13:28 杖立峠
14:15 14:32 夜叉神峠小屋
14:35 夜叉神峠
15:09 夜叉神峠登山口
15:10 ゴール地点

夜叉神峠登山口駐車場415―516高谷山分岐―520夜叉神峠524―640杖立峠646―728火事場跡（杖立峠まで30分）730―810苺平814―825分岐（⇔829辻山839）841―847辻山分岐―903南御室小屋905―956砂払―1009薬師岳小屋1011―1021薬師岳（⇔1026最高点1029）1048―薬師岳小屋1054―1103砂払―1138南御室小屋1140―1201辻山分岐―1212苺平―1239火事場跡（杖立峠まで30分）―1311杖立峠（1320⇔大崖頭山（三角点に向かって進んだ最高点ピーク）1325）1328―1414夜叉神峠1432―1435高谷山分岐―1509夜叉神峠登山口駐車場

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神峠口の駐車場を利用。80台分くらいのスペースはあるが、週末等は混雑するらしい（今回は平日だったので、空いており、下山時（15時10分）に確認したところ、全部で16台しか駐車していませんでした）。夏山シーズン中（2018年は6/22〜11/4）は、定期バスの運行あり。

コース状況／危険箇所等

良く整備されています。南アルプス入門コース。

写真

7/11 4:14

早立ちの鉄則に従い、ヘッデンなしで歩ける明るさになったところで夜叉神峠登山口駐車場を出発。

7/11 5:08

7/11 5:16

1時間ほどで稜線に出ました。左へ行くと高谷山。前回はピストンしてから鳳凰三山に向かいましたが、今回はパス。

7/11 5:20

前記分岐からほんの数分で夜叉神峠。白根三山が迎えてくれます。

7/11 5:21

（承前）北岳をズームアップ。

7/11 5:21

（承前）間ノ岳をズームアップ。

7/11 5:21

（承前）農鳥岳をズームアップ。左の大唐松山は宿題の一つ。

7/11 5:23

さらに左に目をやると、悪沢岳や上河内岳など南アルプス南部の高峰も顔を覗かせています。

7/11 5:23

（承前）左奥が悪沢岳。右は白根南嶺の笹山（黒河内岳）。

7/11 5:59

夜叉神峠から先に進んだところで、富士山が見える場所がありました。さすがに高いですね。

7/11 6:40

杖立峠。一服。

7/11 7:28

火事場跡。杖立峠と苺平のほぼ中間点。

7/11 7:29

火事場跡付近では西側の展望が開けます。

7/11 7:28

（承前）北岳。

7/11 7:29

（承前）間ノ岳。

7/11 7:30

（承前）農鳥岳。

7/11 7:30

（承前）広河内岳から大篭岳、笹山（黒河内岳）と南に続く白根南嶺。笹山の上に悪沢岳が見えます。一番左奥には、上河内岳。

7/11 7:30

（承前）悪沢岳〜千枚岳から上河内岳までをズームアップ。

7/11 7:31

…だそうです。

7/11 7:32

右端に悪沢岳、その左奥に上河内岳。左手には白根南嶺の南部（笊ヶ岳を含む山塊）。

7/11 7:33

（承前）やや右寄りに上河内岳。

7/11 7:36

（承前）残念ながら、笊ヶ岳の双耳峰ピークには雲がまとわりついていました。

7/11 7:42

（承前）笊ヶ岳方面を中心にズームアウト。

7/11 8:10

苺平に着きました。

7/11 8:14

苺平からメインストリートを外れて、辻山に向かいます。

7/11 8:25

途中で南御室小屋側からの道と合流。

7/11 8:29

辻山の三角点。周りは樹木が生い茂っていますが、少し進むと…

7/11 8:30

展望広場！

7/11 8:30

（辻山展望広場からの眺め：その1）まずは白根三山。大分高さの差が縮みましたね。午前8時半ですでに雲が湧き始めてしまいました。

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その2）北側に目を回すと仙丈ヶ岳（中央奥）。左端は北岳、右にアサヨ峰

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その3）さらに右手を見ると、アサヨ峰〜高嶺〜観音岳〜薬師岳（鳳凰三山）。

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その4）北岳バットレスをズームアップ。

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その5）間ノ岳をズームアップ。

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その6）農鳥岳をズームアップ。

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その7）仙丈ヶ岳をズームアップ。

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その8）アサヨ峰をズームアップ。駒津峰までは見えますが、甲斐駒ヶ岳は高嶺の陰になってしまっていて、ここからは見えませんね。

7/11 8:31

（辻山展望広場からの眺め：その9）観音岳〜薬師岳をズームアップ。

7/11 8:36

昨晩南御室小屋に宿泊したという方が上がってきたので、シャッターを押して頂きました。

7/11 8:47

辻山から登山道の本流に合流する地点。踏み後は明瞭ですが特に標識はありませんでした。こちらから登ろうとする場合、気をつけていないと見過ごすかも。

7/11 9:03

南御室小屋に到着。

7/11 9:04

水場があるのがうれしいですよね。冷えてるビールは見なかったことに（笑）

7/11 9:05

キャンプ指定地ですが、この時刻は1張だけ。

7/11 9:56

砂払まで来ましたが、雲が湧いてきたため、眺望は望めません。辻山展望台で楽しんでおいて正解でしたね。

7/11 10:01

稜線にも雲が押し寄せてきました。遠くで雷鳴を聞いたような…

7/11 10:04

シャクナゲの花。

7/11 10:04

薬師岳が近づいてくると…

7/11 10:11

薬師岳小屋。

7/11 10:10

昨年改築したそうです。

7/11 10:21

小屋から10分ほどで山梨百名山の標識がある薬師岳（鳳凰山）。

7/11 10:24

薬師岳の最高標高点はあちらのようですので行ってみると…

7/11 10:27

この岩のてっぺんが最高点ですね。ここは自重。

7/11 10:33

タカネビランジに会えました。

7/11 10:43

観音岳へ続く稜線も雲の中。時間的には行けそうですが、ここまでで引き返すことにしましょう。

7/11 10:49

砂払岳を背景にした薬師岳小屋。

7/11 10:50

真上に青空が時々見えます。

7/11 10:53

薬師岳小屋全貌。

7/11 12:33

動物その1。ホシガラスかな？

7/11 12:56

動物その2。二頭とも興味津々の様子で、しばらくガン見されてしまいました。

7/11 14:12

夜叉神峠近くまで戻ってくると、高谷山が前方に。

7/11 14:13

夜叉神の祠。

7/11 14:32

夜叉神峠からの展望も復路は雲の中。残った食料をおなかに入れて下山しましょう。

7/11 15:08

登山口駐車場に着きました。行動時間約11時間。

7/11 15:45

【番外編1】芦安市営第二駐車場には山岳案内所があるのですが、こんな案内が出ていました。この夏北岳・大樺沢に行かれる方はご注意を。

7/11 16:05

【番外編2】下山後の汗流しは、白根桃源天笑閣「天恵泉」で。地元の方に愛されているようでした（市内在住の方は￥400、市外は￥600）。但し、露天風呂はありません。

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

感想

nomoshin

夜叉神峠から鳳凰三山の一角、薬師岳までの往復登山。このコースを歩くのは実に44シーズンぶり。前回は高校2年生の時、初めての単独幕営山行で、南御室小屋と鳳凰小屋に一泊づつし御座石鉱泉に下山しています。

今回の目的は2つ：�，泙青詐紊鯑Г鵑任い覆つ垰魁米麌換盪海梁�131位）に登る。��冬山登山の下見として最近の状況を確認する。

平日だったため、夜叉神峠登山口の駐車場も全く混雑しておらず、定期夏山バスもまだ一日4本のみ（繁忙期は8本）ということで、静かな山歩きを楽しむことができました。特に辻山の山頂すぐ先に展望台があることは知らなかったので、大きな収穫でした。（観音岳や薬師岳で展望を満喫した後の方にはあまり魅力的ではないでしょうけど…）

また、薬師岳の山頂では、タカネビランジを愛でながら昼食をとりました。雷雲が湧き始めていた観音岳（鳳凰三山最高峰）までは到達しませんでしたが、帰路は、大崖頭山の最高点ピークも踏み、ホシガラスや鹿にも出会いながらのんびり下り、全体としては満足満足。