西丹沢自然教室〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉BS
- GPS
- 07:20
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,267m
- 下り
- 2,515m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急線新宿駅>小田急線新松田駅 富士急湘南バス 新松田駅>西丹沢自然教室 <復路> 神奈川中央交通バス 大倉>渋沢駅 小田急線渋沢駅>小田急線新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は、西丹沢自然教室で投函可能。 |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド6
グレゴリー2Lハイドレーション
VAAMペット500ml
おにぎり2個
柿ピー小4袋
上下着替え
MHW速乾性T
MHWダイヘドラルプリカーブパンツ
MHWウェイクールアームズ
アディダスソックス
アディダス テレックス スコープ GTX
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
iPhone6S
Garmin GPSMAP 62s
地図
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感想
西丹沢自然教室を起点とする丹沢主脈縦走は、今回で3回目になる。
谷川岳馬蹄形縦走で鍛えた感があったので、筋トレを目的に慣れ親しんだ西丹沢自然教室へ向かった。
3連休のど真ん中なので、新松田駅前のバス停は、午前7時前なのに既に長蛇の列。
臨時バスが出るかと思いきや、バスは定刻便のみで運良く座れたものの、バスの中は立ち客の出る超満員状態だった。
ピーカンの天気の中、西丹沢自然教室を8時40分位に出発して、檜洞丸を目指すが、汗が滴り落ちレベルの暑さ。最初からバテ気味となりペースは上がらない。
稜線に上がると、そこは時折涼しい風が吹く程度で滝汗状態に変化はなし。
檜洞丸山頂に上がると、人っ子一人おらず、貸切状態に。この暑さだし、ツツジもないので登山客の出足も鈍いということなのだろう。
1年前の記憶を頼りに臼ヶ岳を目指すが、こんなに下がって登るの?という自分の記憶のあいまいさにガックリしつつ、臼ヶ岳山頂でおにり休憩を入れる。
遠くに見える蛭ヶ岳、丹沢山を見ながら、猛暑日に丹沢主脈縦走をしていることにプチ後悔しつつ、歩を進める。
蛭ヶ岳から丹沢山、丹沢山から塔ノ岳までは、ガスガスの天気で眺望はなかったものの少し気温が下がったのは嬉しかった。
ガスの切れ間に見えるピークと稜線が今回のご褒美で、縦走というのはやっぱり良いなと思ったりしながら塔ノ岳に到着する。
塔ノ岳は、相変わらずの人気ぶりで、登山部/ワンゲル部の新人君たちが30人か40人はいたと思う。
スニーカー登山者も多くて、ここだけは俗世界というか別世界。
1本入れた後は、一気に下山する。
大倉バス停に到着して、驚いたのはどんぐりハウスの閉店。閉店して、観光案内書に模様替えしており、案内所の方の話しによると従業員の高齢化を理由に2017年に食堂を閉店したそうだ。
バス停の向かいの商店は閉店中で、結局ビールは渋沢駅までお預けとなり、駅に着いて顔を洗った後、速攻でロング缶を2本注入した。
この日、山行中に補給した水分量は、水3L、VAAM500ml、ポカリ500mlの計4Lになった。行動食が喉を通らないという状態を思うと、暑い中、無理し過ぎた感があり、ここは素直に反省したい。
話しは変わるが、2018年5月21日(月)に檜洞丸山頂から1.6km地点で男性が約150m滑落して、お亡くなりになられている。
故人のご冥福をお祈りするが、檜洞丸は150m規模の滑落が発生する山域であることを教えてくれた気がしていて、檜洞丸までの道中、ずっとこの事故のことばかり考えていた。
西丹沢自然教室から丹沢山までの区間は、藪に覆われて気づきにくいが落ちたらひとたまりもない崩落箇所が数箇所あると言えばあるし、集中していればなんてこともない場所が崖上だったりもする。
暑さでフラフラしていたり、疲労困ぱいといった状況だと踏み外すリスクはゼロではなく、ゴーラ沢出合や檜洞丸山頂の注意書は、あながち言い過ぎではないと思えるようになった。
先人達の知験は大事にしないといけないということだろう。
そうなると、檜洞丸は集中力の切れる山行後半ではなく前半に持ってくるのが良いかもしれない。
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