酷暑を逃れて日光白根山へ

2018年07月15日(日) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,145m
• 下り: 1,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:38
• 合計: 8:55

4:38 スタート地点
6:44 弥陀ヶ池
8:08 8:18 奥白根山
9:26 9:27 五色沼避難小屋
9:56 避難小屋分岐
10:19 10:33 前白根山
11:05 11:10 五色山
11:58 12:06 弥陀ヶ池
13:33 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菅沼登山口駐車場　トイレは隣接の茶屋の裏手

コース状況／危険箇所等

よく整備された登山道ですが、ごろごろの溶岩が多く歩きにくいところもあります。

その他周辺情報

下山後駐車場の隣の菱屋で蕎麦をいただきました。温泉は湯元温泉のおおるり山荘、タオル付き500円也。硫黄たっぷりで暖まります。

写真

7/15 4:30

駐車場から国道方面。駐車場の管理人棟が見える。

7/15 4:30

まだまだ10台ほどです。帰りにはほぼ満車。

7/15 4:45

しばらくゆる〜い傾斜の道を進みます。

7/15 4:46

この左側にも15台駐車できますが、トイレなどはありません。
稜線には陽が当たり始めました。

7/15 4:47

朝靄がほんのり

7/15 5:17

イチヤクソウがお出迎え

7/15 5:28

ギンリョウソウは出始め。ここのギンリョウソウは上を向いているのが多いですね。

7/15 5:37

ゴゼンタチバナも見頃

7/15 5:43

登山道は整備されています。

7/15 5:43

このあたりはまだ靄が少し出ています。

7/15 5:43

この様な大きめのギャップは随所にあります。足の短いrurinntaは苦労します。

7/15 5:45

コフタバランが樹林帯のあちこちでお出迎え。

7/15 5:50

林床にも陽が当たり始めました。

7/15 6:10

カニコウモリはとても沢山あります。開花直前。

7/15 6:14

捨て犬が切り株でお座りしていました。

7/15 6:26

コバノイチヤクソウでしょうか。開花しているものは見かけませんでした。

7/15 6:32

ヤマナメクジ10センチ超の大物です。え？見たくない？
かわいいですよ。

7/15 6:32

ということでアップ。目が可愛いでしょ。

7/15 6:35

弥陀ヶ池に到着。やっと白根山とご対面。頂上は少しガスがかかっています。

7/15 6:35

おお！風もなく鏡になってます。素晴らしい！

7/15 6:37

逆さ白根。

7/15 6:37

短時間のうちにガスもとれました。

7/15 6:39

逆光がまぶしいですね。

7/15 6:40

白根ブルー？

7/15 6:41

木道の先に本体。

7/15 6:43

ここの山側には植物保護の電柵がありますが、その内側はさすがに色々花が咲いています。ハクサンチドリはもう終盤。

7/15 6:43

池の苔も朝日を受けてきれいです。

7/15 6:43

柵の中にはミソガワソウも。

7/15 6:48

オトギリソウはぽつりぽつり。

7/15 6:51

シロバナノヘビイチゴはここから上には沢山あります。

7/15 6:52

ここらあたりのツガザクラはとっくに終わっています。

7/15 6:53

弥陀ヶ池から上はハクサンシャクナゲが沢山。花付きもとてもよく、時期的にも見頃！

7/15 6:54

朝日に輝きます。

7/15 6:57

ミヤマバイケイソウは何故か殆ど全て上部がこのように切られています。人為的なもの？毒があるから鹿は食べないよね？

7/15 7:00

だんだん周りの山が見えてきました。燧ヶ岳にはガスがだいぶかかっています。

7/15 7:07

温泉ヶ岳に継続的に雲がかかっています。

7/15 7:20

完全に快晴になりました。いざラスボスの溶岩ドームへ！

7/15 7:27

斜面の白い点はシャクナゲ。沢山あります！

7/15 7:34

風の強いところでしょう。背の低いシャクナゲも多いです。

7/15 7:41

7/15 7:46

苦しい最後の登り、振り返れば弥陀ヶ池・菅沼を望めます。周囲の山のガスもほとんどとれてきました。

7/15 7:50

頂上付近ではまだツガザクラが残っています。

7/15 7:51

かわいいイワヒゲ。

7/15 7:58

頂上はもうすぐ。でもここから岩場を上下しなくてはなりません。

7/15 8:00

頂上とうちゃこ。日光連山が一望！

7/15 8:07

どこの山に行ってもイワヒバリは物怖じしません。5m位先で囀っています。

7/15 8:08

前日の下界の視程から考えると到底見えないと思っていましたが、富士山までバッチリ見えます。

7/15 8:08

北アルプス北部。

7/15 8:08

浅間山周辺。

7/15 8:08

八ヶ岳から仙丈ヶ岳まで。

7/15 8:09

北アルプスハイライト。

7/15 8:09

燧ヶ岳がすっきり姿を現しました。

7/15 8:10

飯豊連峰が靄の上に顔を出しています。

7/15 8:16

妙高・火打と谷川連峰が重なっています。

7/15 8:17

北アルプス南部。

7/15 8:19

山並みの向こうに那須連山。

7/15 8:22

中禅寺湖はややもやっています。

7/15 8:27

頂上のお社。

7/15 8:27

皇海山の向こう、雲海の彼方の冨士。

7/15 8:32

五色沼も美しい。

7/15 8:32

少し下がったところから頂上を振り返る。

7/15 8:32

こちら側にはあまりシャクナゲは多くありません。

7/15 8:37

ミヤママルハナバチがコケモモをむさぼっています。

7/15 8:38

ここで登山道から少し離れたところにコマクサの大群落！ピンクに染まっています。

7/15 8:40

白根山本体のコマクサは薄めのピンクです。

7/15 8:43

ヤマオダマキがちらほら。

7/15 8:48

タカネニガナ

7/15 8:55

マルバシモツケは虫に大人気。

7/15 9:06

オトギリソウ

7/15 9:21

白根山本体と外輪山の間は草地が広がります。

7/15 9:25

五色沼避難小屋。

7/15 9:43

外輪山への登り返し口は小屋の裏側。そこに立ち入るとルリビタキの雌が鳴きながら飛び回ります。巣があるのでしょうか。

7/15 9:56

外輪山に登り切ると気持ちの良い展望。

7/15 9:56

左前方の茶色いところが前白根山。

7/15 10:00

これから歩く先。中央が本日最後の山、五色山。

7/15 10:10

前白根のザレ地帯に入ると再びコマクサ。ここのコマクサは色が濃い！

7/15 10:17

前白根から五色沼と白根山。

7/15 10:18

ぽっかりと動物のような雲が

7/15 10:18

後ろを振り向くと遠くの山から竜が顔を出しているような雲が！

7/15 10:23

頂上付近はタカネニガナが沢山あります。

7/15 10:24

これはなんでしょう？ニガナに似ているけど・・

7/15 10:28

ちょっと終わりかけですね。

7/15 10:36

湯の湖と湯元温泉郷。

7/15 10:38

外輪山沿いにベニバナイチヤクソウが咲いていました。

7/15 10:39

稜線は風が強いのでカラマツもこんなになっています。

7/15 10:42

微妙な色合い。

7/15 10:51

コケモモが実ってきています。

7/15 11:21

ヒオドシチョウが樹液をなめています。ちょっとピンぼけ。

7/15 11:21

羽の裏側。こちらは地味です。

7/15 11:22

アキアカネがとても沢山います。

7/15 11:53

外輪山を下りたところでミヤマバイケイソウの開花に出会えました。ここだけでしか見かけませんでした。

7/15 11:53

ハンゴンソウもこの1株だけ開花を見ました。これからですね。

7/15 11:59

彩雲が出ました。

7/15 12:02

弥陀ヶ池に戻ってきました。

7/15 12:07

何かのヤゴが羽化のタイミングを計っているようです。

7/15 12:07

この個体は羽化に失敗したようです。羽が変。種はわかりませんでした。

7/15 12:19

樹林帯では何カ所かヒカリゴケをみかけました。

7/15 12:45

イチヤクソウが開花の準備。

7/15 13:10

センチコガネ。きれいですが獣糞を食べます。

7/15 13:25

戻ってきました。一日青空ありがとう。

7/15 13:27

おまけ。ヒメマイマイカブリ。カタツムリを食べる甲虫です。動きが速くてぶれてます。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

共同装備

非常食 ファーストエイドキット 日焼け止め

感想

rinchoku

20日から赤石岳へ行く予定なので、トレーニングとしてどこか行こうということになり、雲の行方などを考え白根山としました。
そんなわけで特に何かを期待していたわけではありませんでしたが、コフタバラン・シャクナゲ・コマクサ、そして遠くまで見通せる景色と楽しい山行となりました。