8年ぶりの鳥海山

2018年07月21日(土) ~ 2018年07月22日(日)

• GPS: 25:10
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,349m
• 下り: 1,337m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:12

10:12 鉾立
11:53 12:08 賽の河原
12:50 13:15 御浜小屋
13:38 13:38 御田ヶ原
13:52 13:52 御田ヶ原分岐
14:24 14:24 七五三掛
16:24 御室

2日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:28

5:51 御室
7:35 7:37 七五三掛
8:06 8:09 御田ヶ原分岐
8:33 8:36 鳥海湖分岐
9:01 9:01 御浜・鳥海湖分岐
9:25 9:47 御浜小屋
10:15 10:18 賽の河原
11:19 鉾立

天候

ガスと強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

七五三掛から千蛇谷外輪山分岐までは、新しい木道の道になっている。

その他周辺情報

道の駅象潟「ねむの丘」（食事、温泉、お土産）
にかほ市温泉保養センターはまなす（食事、温泉）

写真

7/21 10:44

鉾立からの登山道の両脇に、これでもか！というほどツルアリドウシがグランドカバーの様に咲いていました。こんなにたくさん、見たことがない！

7/21 11:52

賽の河原、ここまではガスもなかったのですが…。

7/21 12:23

チングルマ！なんだか、花が大きい気がします。

7/21 12:34

随分、たくさん花をつけています！立派なコバイケイソウ。

7/21 13:45

ニッコウキスゲとコバイケイソウの群落が遠くに見える。

7/21 13:46

ここら辺のコバイケイソウは盛りが過ぎた感じです。

7/21 13:50

ガスがどんどん濃くなってきて、不意にすれ違う登山者が表れます。

7/21 13:51

御田ヶ原のあたりはハクサンイチゲの花畑。

7/21 13:59

俯いて咲く、チョウカイアザミ。

7/21 14:24

七五三掛と書いて、シメガケと読むとは、不思議な感じがします。ここから先は、初めての道。

7/21 14:39

梯子の手前の岩に、チョウカイフスマが！

7/21 14:46

鳥海山の花は、大きくて豊かだ。

7/21 14:52

千蛇谷の大きな雪渓が横たわっています。この雪渓は、果たして溶けることがあるのでしょうか？

7/21 15:37

一瞬、ガスが晴れて、荒神ヶ岳が見えました。奥の白い岩の山が新山だそうです。このまま、ガスが晴れてくればいいのですが。

7/21 16:20

アオノツガザクラが咲き乱れている。

7/21 16:20

御室まで、あと少し…？疲労はマックスです。

7/21 16:20

7/21 16:32

御室の岩に張り付くチョウカイフスマ。岩山を登りつめて今夜の宿に着きました。初めての営業小屋泊となりました。

7/22 5:41

ガスが濃く、風も強く、山頂は次回に譲ることに。影鳥海も見れませんでした。

7/22 5:45

さあ、下山です。
御室の入り口の岩に咲くチョウカイフスマ。

7/22 5:52

イワブクロ。他にイワギキョウも咲いていました。

7/22 5:57

御室の直下には、アオノツガザクラがたくさん！帰りの鳥海湖の南側でもたくさん咲いていました。これだけのボリュームで見るのは初めてです。

7/22 6:18

濃いガスと強風の中、千蛇谷へ下っていく…。

7/22 7:20

7/22 7:32

今年は、コバイケイソウの当たり年と聞いていたのですが、機会がなく見逃すのだろうなぁ…と思っていたので、群生にテンションが上がりました。あちらこちらで咲いていて見事でした。

7/22 7:45

7/22 7:46

岩手では焼石岳に行かなければ見れないハクサンイチゲ。8年前の鳥海山で初めて出会った、思い出深い花です。終盤でしたが、たくさん咲いていました。

7/22 7:51

まるで庭園に綺麗に植えたかのような、花々。ガスの中で幻想的です。

7/22 7:52

7/22 7:57

セリ科の花が登山道に華やかさを添えています。

7/22 8:21

あちこちで、チングルマが未だに咲いていて、嬉しくなりました。

7/22 8:31

鳥海湖の周りは春の花から夏の花へと移り変わる。

7/22 9:17

あちこちでハクサンシャジンが咲いていましたが、ひときわ色の濃いハクサンシャジンに出会いました。これほど濃い花は初めて。

7/22 9:18

7/22 9:28

御浜小屋の前の休憩スペースにて。この先に晴れていれば鳥海湖が見えるのですが。

7/22 9:29

ガスに濡れるヨツバシオガマ。鳥海山の花は、どれも大きくて豊かな感じがします。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

装備

備考

夏の防寒

感想

pomchan4

実に8年ぶり2度目の鳥海山となった。

初めて鳥海山に登ったあの夏、山登りを始めて2年目の私は御浜小屋までですでにグロッキーとなり、山頂に向かうパーティと別れ、友達と共に御浜小屋からの鳥海湖周遊をしながら下山してくる山友を待った。鳥海湖周辺の花が美しく、情けない私を慰めてくれた。

「いつかは、鳥海山に行きたい！」…遠方であり、ソロで行くには大きな山なので、果たせないまま、いつの間にか8年が経っていた。今回、私に山歩きの楽しさを教えてくれ8年前に一緒に登った先輩にまた誘っていただいて、鳥海山に行く機会をいただいた。感謝！

下界は30度を越える暑い夏…単独峰の鳥海山は涼しいといえば涼しいが、残念ながら両日ともガスと強風で、眺望には恵まれなかった。今回は天候のため山頂は踏まなかったが、また鳥海山に行く口実ができた。実は初めての営業小屋泊でもあった。（秋や春には避難小屋泊の経験あり）