初冬の中央アルプス縦走。久しぶりのトレース無し(千畳敷-中岳-木曽駒ヶ岳-宝剣岳-檜尾岳-熊沢岳-東川岳-空木岳-池山)
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- GPS
- 31:57
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 3,359m
コースタイム
9:25千畳敷 - 10:00宝剣山荘 - 10:10中岳 - 10:30^10:50木曽駒ヶ岳 - 11:10^11:20宝剣山荘 - 11:30^11:45宝剣岳 - 11:50^12:00宝剣山荘 - 12:35^12:50千畳敷 - 13:25極楽平 - 14:25濁沢大峰 - 15:45^16:45檜尾岳(夕陽待ち) - 16:55檜尾避難小屋
11/27
7:00檜尾避難小屋 - 7:15檜尾岳 - 8:45^8:55熊沢岳 - 10:25東川岳 - 10:45^10:55木曽殿山荘 - 12:05^12:50空木岳 - 12:55^13:15駒峰ヒュッテ - 13:45空木岳避難小屋分岐 - 14:45ヨナ沢の頭 - 15:30尻無 - 15:45池山小屋 - 16:05^16:15タカウチ場 - 16:30林道終点 - 17:20菅の台バスセンター
天候 | 11/26(土)快晴 11/27(日)曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
乗車数はバス2台分 この季節の駐車場は余裕あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪量 千畳敷〜木曽駒 :足首上〜すね〜膝下 千畳敷〜檜尾〜空木〜ヨナ沢の頭:足首上〜すね〜膝下 ヨナ沢の頭〜マセナギ :足首 マセナギ〜池山小屋 :足首下 池山小屋〜 :徐々に雪が無くなっていく ・新雪の為雪がさらさら。稜線に出ても坪足。 ・木曽駒まで一番乗りの為トレース無し。 帰りは道が出来ていたのでバス1本遅らせればしっかりしたトレースができると思う。 ・宝剣岳直下のクサリは露出していた為、アイゼンのみで登頂できた。 雪の状態によっては隠れる時もあるのでその時は登攀用具必須かな。 (山岳会の方々はザイル、ハーネス、ヘルメット、ピッケル、アイゼンのフル装備) ・檜尾までは1組分のトレース有 ・檜尾から空木岳まではトレース無し ・第1ピークから第2、第3ピーク〜空木岳の間のクサリは半分露出。 雪に隠れているクサリも半分ほどは引きずり出せた。 ハシゴは半分以上雪に埋もれていた。 ・大地獄、小地獄のヤセ尾根のクサリは露出。 |
写真
感想
1年前、登山を始めたばかりだったが中央アルプス全山縦走を行った。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-91612.html
このも時は土砂降りの雨とガスで4日間で景色が見れたのはわずか2時間程だった。
天気の良い時に中央アルプスを縦走したいと長らく思っており今回の山行となった。
(4日の休みはなかなか取れないので短縮版だが)
11/26
菅の台バスターミナルに8時ちょい前に到着。バス発着所には既に長い行列。
2台目のバス、ロープウェイで千畳敷へ。
新雪の為かサラサラの雪。想像より積雪量は多かった。
八丁坂の手前で先行者を抜かしトップに。雪は重くはないので坪足もわりと楽。
稜線の風は10m〜15mくらいか。強いが常に一定方向の為安心。
木曽駒ヶ岳まではあっという間。前回は展望ゼロだったが今回は360度の展望を楽しめた。
引き返して宝剣岳へ。ザイルを張って山岳会の方々が先行しているが気持ちよく先を譲ってもらう。ありがとうございます。
クサリは露出していた為問題なく山頂へ。
頂上の岩に立とうとしたが、撮影を頼んだ山岳会のリーダーらしき方に止められた為立てず(笑
まあ風も強かったししょうがない。
懐かしい気持ちに浸りながら檜尾岳へ。やはり所々は覚えているものだ。
前回迷った尾根も今回ははっきりと見えた。
檜尾岳の頂上では南アルプスを見つつ寒さに耐えながら日の入りを待つ。
南アルプスが一列に眺めることができ感慨に浸る。
自分にとって檜尾岳は思い出深い特別な山・・・
避難小屋では1組と同宿。若いカップルで山の話に花を咲かせる。
11/27
避難小屋の目の前から日が上がる。いつ見てもご来光は素晴らしい。
天気予報と違い雲が多い。ガスらないことを祈りつつ出発。
トレース無しの坪足の為スピードはなかなか上がらない。
アップダウンを繰り返しながら東川岳へ。
ここから急降下して木曽殿越へ。木曽殿山荘の冬季小屋は4名程利用可。
ここから空木岳へ登り返す。心配していた空木岳直下の連続するクサリ場は露出していた。
空木岳からの眺めは最高。南駒ヶ岳の眺めが圧巻。惚れ惚れする山容である。
1時間近く頂上を楽しみ、後ろ髪引かれる思いで下山。
池山までの登山路はヤセ尾根という危険箇所もあるが過剰とも言えるほどきっちりと整備されており問題ない。
整備されている方々に感謝である。
今回縦走路から見えた三ノ沢岳。そして雪化粧した南駒ヶ岳。
次回はこの二つの山をターゲットに登ってみたいと感じた。
良い天気の中の山行でお天道様に感謝。
ricalojpと申します。
いきなりで、気を悪くしないでくださいね。
>宝剣岳直下のクサリは露出していた為、アイゼンのみで登頂できた。
ピッケルなしでとのことであれば、マイナス10拍手ですね。
8月に反対コースから縦走しました、3泊4日ですが・・
このコース、懐かしく読ませて頂きました。
初冬の中央アルプスも、素晴らしいですね。
お疲れ様でした。
こんばんわー
マイナス10ですねー
こんばんわー
8月のレコ拝見しましたっ。
青空と緑のハイマツのコントラストが羨ましい!
(あと3Lのワインも笑)
私が夏に行った時はほぼ展望がなかったものですから・・・
冬の中央アルプスもいいですよ:)
泊まりでも要所に避難小屋がありますし、エスケープルートも豊富で安心感ありますよ。
木曽駒だけなら日帰りでも行けますしぜひどうぞ!
riCさん
こんにちは
いつも良い縦走をされてますね
白くなった稜線は本当にキレイです
稜線上でこの日の出を見れるなんて贅沢ですね
このルートはクルマ派にも便利ですよね
この冬にぜひ挑戦したいルートです!
riCさん、こんにちは。
11月頭に行った時とは全く違う!
もうすっかり雪景色ですね。
美しい、、やはり日帰りで冬に行ってみたいです。
前回お天気が××だったぶん、感動もひとしおでしょうね
すばらしい写真ばかりです。
私たちもこのルートで避難小屋1泊しようとしたのですが、
1泊2日では実力がついていきませんので、
西駒山荘に泊まり、将棊の頭ー権現山ー伊那スキーリゾートへおりました^^;
こんばんわー
いつ見ても雪化粧した山々は美しいです:)
確かにぐるっと1週する形ですのでクルマ派にぴったしですね。
空木岳直下のクサリ場が雪の状況によっては難しいかもしれません。
その他は難所という難所はないと思いますので楽しい稜線歩きが楽しめると思います。
ぜひどうぞー!
こんばんわー
11月のレコ拝見しました。
本当に景色が一変していますね:o
1年前は景色が全く見えなかったので、一度歩いたコースなのに新鮮な感覚でした(笑
西駒山荘も快適そうですね!
木曽駒だけなら冬でも日帰りは十分可能ですのでぜひどうぞ:)
少し時間を遅らせればトレースもばっちしでしょう!
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