釜無川からの鋸岳から甲斐駒へ


- GPS
- 22:08
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 3,343m
- 下り
- 3,671m
コースタイム
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 13:18
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道ゲ-ト〜飯場跡‥9.2キロの長い林道歩き 飯場跡〜鋸岳三角点ピ-ク‥急登が続きますが道は明瞭 鋸岳三角点ピ-ク〜第一高点‥大きく下った後の第一高点への登り返しで更に道は厳しくなります 第一高点〜鹿窓‥岩稜の稜線歩きの後、小ギャプへの鎖場の下り、そして鎖場の登り、登りきると下に踏みあとが見えますので、その踏みあとを辿ると鹿窓です 鹿窓〜第二高点‥鹿窓からの鎖場を降りきって、更に下り、下の岩を回り込んで少しガレ場を登り返して目印地点を右にトラバ-ス。林の中を登り返して、岩場に出ると適当に歩くと第二高点です 第二高点〜中ノ越乗越‥第二高点が岩稜を進むと急に下ります。ガレ場をここを下るのと思うほどの下りを下りきると中ノ越乗越 中ノ越乗越〜甲斐駒‥ほぼ一般道です。 甲斐駒〜(黒戸尾根)〜竹宇神社‥一般道ですが、刃渡付近まで激下りが続きます |
その他周辺情報 | 鹿窓〜第二高点の間がわかりにくいので非常に見ずらいですが、参考になればと思い一部の写真にル-トをペイントで書き込みました。写真でル-ト書き込みという記載のある写真がそうです。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
鋸岳に行って来た。
順当なコースは北沢峠から甲斐駒を越えて六合目小屋に泊まって、翌日に鋸岳アタックなのだが、逆コースとしてムーンライト信州にて早朝の3時半に富士見の駅に降り立った。
ここから、林道終点の飯場跡迄は約17キロもある。どうせタクシーに乗っても林道終点の手前9.2キロでゲートとなってしまう。
早朝だからタクシーも当然なく無く、暗い道を歩き出した。
30分も歩くとほのかに明るくなり、釜無川に沿って歩く様になった。ゲートを過ぎて、単調な林道歩きに嫌になりだした頃にようやく飯場跡に着いた。良く写真で見るログハウス風の建物があるが此処は利用不可。使えれば便利なのだが。
飯場跡からは沢沿いに道がつけられている。しっかりした道で迷う事はないだろう。富士川源流の箇所で水を汲ませてもらう。自然の南アルプスの天然水だ。美味しい。
道は此処から横岳峠迄急登が続いた。喘ぎながら、それでもコースタイムより早く峠に到着。しかし、此処までが限界だった。続く三角点ピークもほぼ急登の連続。途中堪らず2度、3度と休憩。三角点ピークの一角に達した時はコースタイム大幅オーバー。三角点を探して少しウロウロするが見つけられず断念。
三角点ピークからはドスンとくだらされて第一高点に続く稜線が見えた。下りは良いが登りの体力がない。手足をフル動員してなんとか第一高点に到着。
「やっと着いた!」と言いたいところだが、鋸岳に関しては第一高点から第二高点の間が最難関箇所だ。緊張して歩き出す。小ギャップへの下降と登り返しは鎖に頼ってなんとかこなした。小ギャップを超えると直ぐに鹿窓。ここから大ギャップへの下りとなる。鎖に頼っての下降。その鎖がガレ場の石に当たって落石を引き起こす。此処は事前にネットでコースを調べておいたポイントだった。それでも下った後の登り返し地点がわからない。引き返すがやはりわからない。大岩の下を回り込むようにしてガレ場を少し登り返すとマークを見つけた。
ホッとして林の中を第二高点に登り返した。
第二高点からはもう普通の道と思っていたが、中ノ川乗越への下りがまたとんでもなかった。道というよりガレ場をずり下りながら中ノ川乗越に到着。
此処からはほぼ普通の道となったが、疲れ切った足は重く、スピード上がらないまま、六合目避難小屋に到着した。
六合目小屋には先客が2名いただけだったので、その夜はゆっくり寝まさせてもらった。
翌日は当初は甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を越えて仙塩尾根に入る予定だったが、足の疲れが取れず甲斐駒ヶ岳からの下山に変更。
天気は快晴でもはや急ぐ山行でもなくなったので、のんびりと甲斐駒ヶ岳へ登り返して心ゆくまで南アルプスの大展望を楽しんだ。
甲斐駒ヶ岳からは北沢峠に降るのが楽ちんだか、変な意地が出てきて黒戸尾根に踏み入れてしまった。
しかし、暑さと急な下り(わかっていたが)に程なく後悔したが後の祭り。
でも、このロクでもない道をトレランで駆け上る(駆け下りる)人が多いのにはびっくり!
超どM的なコースだと思うのだが‥。
甲斐駒ヶ岳山頂は日差しは強くとも爽快だったが、下るにつれて暑くなってくる。
頭から沢に飛び込みたいぐらいの暑さの中を登山口の竹宇神社に到着。
しかし、車で来ていない自分は最寄りのバス停道の駅白州まで更に4キロぐらい歩かねばならない。
こうして熱風の中を更に歩き続けて、道の駅に着いた時、最初に向かったのはビール売り場であった(^_^;)
コメント
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私にはまねできない麓歩き。
若いころお金を節約して登山口から最寄りの駅まで歩きましたが、いまは何があっても舗装道は歩きません。
それにしても今回のルートは怖そうです。
若いころ正月に北沢峠ベースで先輩について、わざわざ峠道を穴熊沢まで降りて中ノ川乗越に上がり、甲斐駒ケ岳経由でベースに戻ったことがあります。
今思うと完全にハイライトを飛ばしていますね。
記憶に残るのは稜線で缶詰の小倉グラッセをかぶりついたら舌に缶詰めが貼りついて、しばらく動けなかった事位です。
赤線繋ぎをやっているので駅から歩き始めてしまいました。
我ながら難儀な性癖と思ってます
でも、先輩のコースも極端ですね〜
わざわざ、困難な所から甲斐駒ヶ岳登るなんて
M的なコース取りです。まぁ、周遊コースだとそんな感じと思いますが。
今回のコースですが、もう二度と行きたくないです
コース的に難易度高いのは短いですが、ガレ場を登ったり降ったりで疲れました
今でも足がパンパン(アッ!コレは黒戸尾根のせいか)。
momohiro先輩、こんばんは。
あろうことか本夏の先輩のMain Eventに気づくのが遅れ、超遅レスとなってしまい、失礼しました。
登山前後の車道歩きはいつもながら感服ですが、ムーンライト信州使って鋸山を下から電車の駅からGo!ですか
私も腰痛とか言って寝転んでばかりいないでそろそろ出かけよう
って週末は台風連発みたいですが・・・。
ホントにお疲れ様でした
p.s. お気に入りにポッチさせてもらいました
メインイベントじゃなかったんですけどね
メインイベントは北海道の石狩岳からトムラウシを経て十勝岳で帰りは新函館からグランクラスに乗ってただ酒
鋸岳は難易度の高いコースですがShuMaeさんなら大丈夫だと思います。
唯、雨天時とかは下手をすると大ギャップでシャレにならなくなりますので絶対に避けたほうがいいところです。
赤線つなぎの使命のおびた自分は
ところで腰痛ですか、お大事に
自分もよる年波には勝てず四十肩で困ってます
六合目小屋で同泊しました2名内の川崎市在住の者です。もう1人は神戸から来た人で、翌日の11時間の歩行が不安で甲斐駒に引き返したいきました。
六合目小屋では、鋸岳のルートの説明ありがとうございました。翌日、三ツ頭に向かいましたが、早速、道間違いし、烏帽子岳に行ってしましました。
今度は、黒戸尾根にチャレンジしてみます。
覚えています。無事、鋸岳登頂出来たんですね。
良かったです。
烏帽子岳は甲斐駒ケ岳からのルートだとやはり迷いやすいのですね。逆からだと全然なのですが。
テン泊の若者2名は良くわかります。六合目小屋の近くの水場の降り口の所でテント張ってました。缶チューハイを飲んでいて実に美味しそうでした(笑)。
でも、彼ら二人に会えて良かったですね。第2高点からの道はかなりわかりにくいと思いましたので。
確か、200名山登頂を目指していらっしゃったと記憶しています。
また、何処かでお会い出来たらいいですね。
レコへのコメントありがとうございました。
良かったら、また覗いて下さい。
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