利尻山
- GPS
- 07:07
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,549m
- 下り
- 1,536m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:07
少々ペースが速かったことを今更ながら反省している。
天候 | 曇り時々晴れ 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
港の駐車場は1泊2日で2000円。今回は2泊3日だったので3000円。(結構埋まっていた) 稚内〜フェリー乗船。1等和室を利用。片道3770円。 鴛泊港から,利尻北麓野営場まで徒歩。約1時間10分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
情報通り,9合目から上は崩れやすいので注意が必要。 頂上付近強風。 |
その他周辺情報 | 北麓野営場にはシャワー設備あり。(10分100円)。 利尻富士温泉(500円)で食事もできる。(北麓野営場から下り30分,上り40分程度) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
軍手
レインウェア
ゲイター
日よけタオル
靴
ザック
行動食
昼食
飲料
筆記用具
スマホ
スマホ予備電池
時計
カメラ
熊よけの鈴
アルコールバーナー
五徳
ライター
ケトル
虫除けスプレー
蚊取り線香
コーヒーミル
コーヒードリッパー
カップ
その他 ソロキャンプ道具一式 |
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感想
念願の利尻山に挑戦する日が来た。
仕事の関係もあり,前々日に留萌市の神居岩キャンプ場にてキャンプ。
翌日の午前中に留萌から稚内まで車で移動。
フェリーで利尻島に到着した。
フェリーは混雑が予想されたので,ネットで1等和室のチケットを予約しておいた。
登山はその翌日と決めていたので,利尻島到着後はフェリーターミナルの2階にて食事(とろろ昆布そば)。
その後,腹ごなしにペシ岬展望台に足を伸ばした。
急な思いつきだったので,サンダルで行ったのだが,これが結構こたえた。
また,突端の灯台はカモメの縄張りらしく,風景を写真に収めていると,頭のすぐ横をカモメが幾度も横切り,危険を感じた。
徒歩で利尻北麓野営場に移動する。
舗装道路だけど,ある意味登山道より寂しい山道を一人で登った。
北麓野営場管理棟にて登山計画書を提出し,テント泊1日500円×2日分の料金を支払う。
シャワーは10分間,100円。
利尻山登山ルールの一つである携帯用トイレ(400円)もここで購入した。
管理人さんが言うには,「クマは出てこないと思うけどカラスに注意」とのこと。
炊事場付近で大騒ぎをしている3羽がワルそうだった。
22日(日),3時起床,4時10分頃出発。
3時頃からヘッドランプをつけた人々が何人も登っていた。
道中,曇り,晴れ,強風と天候がめまぐるしく変わり,気が気でなかった。
利尻山登山の最大の難関は,「島に行く時間を作ること」であり,今回を逃すとしばらくはチャンスもなさそうだったので,天候だけが心配であった。
はやる気持ちと,天候への不安もあり,ペースが早くなっていたようだ。
先週の羊蹄山で体幹が鍛えられていたせいか,単調な登りが続いても疲労は特に感じなかった。
事前の情報収集で,登山道はかなり整備されていることを知っていた。
実際も,その通りであった。
トイレブース,崩れやすい箇所への補修など,「手入れが行き届いている」ことを様々な場面で感じながら,快適に登らせてもらった。
山頂は強風なれど,晴れており,抜群の眺望を心ゆくまで楽しんだ。
礼文島,北海道本土(?),ノシャップ岬,宗谷岬,サハリンも確認できた。
そうして自分が若い頃,対岸の街に仕事の関係で住んでいたこと,毎日のように利尻山は見ていたこと,しかし,一度も島を訪れる時間を作ることができなかったことをぼんやりと考えた。
「自分はあの利尻山の頂上にいる」
何度もそう確認した。
思い出に浸った後は,湯を沸かし,豆を挽き,コーヒーを楽しんだ。
もっとも強風のため,湯がなかなか沸かず,燃料をいつもの倍以上消費しても,完全には沸騰はしなかった。
その後,持参した「白い恋人」クッキーを同時刻に山頂にいた人々に配り,頂上到達の喜びを共有した。
下山後は利尻富士温泉まで往復し,汗を流した。
500円。食事もここで済ませた。
山頂で一緒だった人や地元の年配者との話も弾んだ。
北麓野営場で疲れを癒やすためもう一泊すると計画していた。その前提でフェリーの予約をしていた。
結果的には,体力に余裕があったので,そのまま午後の便で稚内に戻るなり,礼文島に行くというのもありかと思った。
23日(月)は朝一番のフェリーで稚内に戻り,そこから半日以上かけて自宅に戻った。
豊富,幌延,天塩,遠別の海岸から眺める利尻島も美しかった。
機会を作りまた登りたいと強く思った。
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