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Yamareco

記録ID: 1535398
全員に公開
ハイキング
道北・利尻

利尻山

2018年07月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:07
距離
12.5km
登り
1,549m
下り
1,536m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:57
合計
7:07
距離 12.5km 登り 1,549m 下り 1,549m
4:18
4:19
121
6:20
6:21
14
6:35
45
7:20
16
7:36
8:29
10
8:39
37
9:16
10
9:26
9:27
101
11:08
11:09
7
朝4時に出発したことで,心配していた混雑にも遭遇せず,快適な登山を楽しめた。
少々ペースが速かったことを今更ながら反省している。

天候 曇り時々晴れ 風強し
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
稚内港までは自家用車で移動。
港の駐車場は1泊2日で2000円。今回は2泊3日だったので3000円。(結構埋まっていた)
稚内〜フェリー乗船。1等和室を利用。片道3770円。
鴛泊港から,利尻北麓野営場まで徒歩。約1時間10分。
コース状況/
危険箇所等
情報通り,9合目から上は崩れやすいので注意が必要。
頂上付近強風。
その他周辺情報 北麓野営場にはシャワー設備あり。(10分100円)。
利尻富士温泉(500円)で食事もできる。(北麓野営場から下り30分,上り40分程度)
稚内フェリーターミナルは設備も新しく,快適だった。
2018年07月21日 09:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 9:34
稚内フェリーターミナルは設備も新しく,快適だった。
天候情報も丁寧だ。
2018年07月21日 09:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 9:42
天候情報も丁寧だ。
1等和室を利用した。
2018年07月21日 10:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 10:41
1等和室を利用した。
稚内出港時は雨天。
2018年07月21日 10:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/21 10:45
稚内出港時は雨天。
利尻島は晴れていた。
2018年07月21日 12:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 12:51
利尻島は晴れていた。
明日の登山に向けて,とろろ昆布そばを食べる。
2018年07月21日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 12:55
明日の登山に向けて,とろろ昆布そばを食べる。
時間に余裕があるので急遽,ペシ岬を訪問することにした。
2018年07月21日 13:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
2
7/21 13:05
時間に余裕があるので急遽,ペシ岬を訪問することにした。
鴛泊フェリーターミナルにはコインロッカーあり。大(500円)を利用。
2018年07月21日 13:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/21 13:52
鴛泊フェリーターミナルにはコインロッカーあり。大(500円)を利用。
しかし,靴が弱い。
2018年07月21日 13:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/21 13:11
しかし,靴が弱い。
港の様子を一望できる。
2018年07月21日 13:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/21 13:23
港の様子を一望できる。
鴛泊灯台付近はカモメが多かった。
2018年07月21日 13:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/21 13:27
鴛泊灯台付近はカモメが多かった。
北麓野営場まで歩いた。3.6km,約200m登る。1時間10分程度かかった。
2018年07月21日 14:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 14:50
北麓野営場まで歩いた。3.6km,約200m登る。1時間10分程度かかった。
テントを張る。
2018年07月21日 15:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 15:41
テントを張る。
炊事場もきれいだ。
2018年07月21日 15:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/21 15:43
炊事場もきれいだ。
管理棟にはシャワー設備あり。施設が新しい。
2018年07月22日 04:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 4:08
管理棟にはシャワー設備あり。施設が新しい。
いよいよ登山日。3時起床,4時少々過ぎに出発。
2018年07月22日 04:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 4:09
いよいよ登山日。3時起床,4時少々過ぎに出発。
晴れそうだ。
2018年07月22日 04:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 4:14
晴れそうだ。
甘露泉水はうまい。
2018年07月22日 04:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 4:18
甘露泉水はうまい。
出発10分後で3合目。
2018年07月22日 04:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 4:19
出発10分後で3合目。
周囲がまだ薄暗いため写真がぶれている。
2018年07月22日 04:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 4:20
周囲がまだ薄暗いため写真がぶれている。
立派な橋も架かっていた。
2018年07月22日 04:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 4:21
立派な橋も架かっていた。
登山者数を計測する装置があった。
2018年07月22日 04:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 4:22
登山者数を計測する装置があった。
アザミは全域で咲いていた。このアザミは下を向いていた。
2018年07月22日 04:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 4:27
アザミは全域で咲いていた。このアザミは下を向いていた。
4合目。付近が明るくなってきた。
2018年07月22日 04:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 4:41
4合目。付近が明るくなってきた。
登山道は丁寧に整備されている。
2018年07月22日 04:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 4:45
登山道は丁寧に整備されている。
5合目。
2018年07月22日 05:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 5:06
5合目。
礼文島が見えてきた。
2018年07月22日 05:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:06
礼文島が見えてきた。
6合目
2018年07月22日 05:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 5:24
6合目
2018年07月22日 05:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:27
眺望も良い。
2018年07月22日 05:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:28
眺望も良い。
山全体の整備に力を入れていることが随所にわかる。
2018年07月22日 05:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:30
山全体の整備に力を入れていることが随所にわかる。
トイレブースの外観。
2018年07月22日 05:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:30
トイレブースの外観。
携帯用トイレは必須。
2018年07月22日 05:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:31
携帯用トイレは必須。
使い方も図示されている。
2018年07月22日 05:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:31
使い方も図示されている。
イワギキョウ
2018年07月22日 05:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 5:32
イワギキョウ
7合目到着。コメントが面白い。
2018年07月22日 05:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:43
7合目到着。コメントが面白い。
このあたりから微妙な天候になってきた。
2018年07月22日 05:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:43
このあたりから微妙な天候になってきた。
方角によっては晴れている。
2018年07月22日 05:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 5:43
方角によっては晴れている。
2018年07月22日 05:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 5:47
結構きつい道もある。
2018年07月22日 06:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:01
結構きつい道もある。
第二見晴台は雲の中だった。
2018年07月22日 06:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:08
第二見晴台は雲の中だった。
標識に各種情報が丁寧に示されている。
2018年07月22日 06:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:08
標識に各種情報が丁寧に示されている。
ゴゼンタチバナ
2018年07月22日 06:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:13
ゴゼンタチバナ
長官山到着。ガスの中。
2018年07月22日 06:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:20
長官山到着。ガスの中。
エゾカンゾウはあまり見かけなかった。
2018年07月22日 06:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:21
エゾカンゾウはあまり見かけなかった。
2018年07月22日 06:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:29
リシリブシ?
2018年07月22日 06:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:29
リシリブシ?
イブキトラノオ
2018年07月22日 06:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 6:31
イブキトラノオ
避難小屋がガスの中から見えてきた。
2018年07月22日 06:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:32
避難小屋がガスの中から見えてきた。
しっかりとした建物だ。
2018年07月22日 06:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:32
しっかりとした建物だ。
2018年07月22日 06:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:32
猫がいるのか?
2018年07月22日 06:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:33
猫がいるのか?
雲の名から利尻山が見えてきた
2018年07月22日 06:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:46
雲の名から利尻山が見えてきた
太陽も出てきた。
2018年07月22日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:54
太陽も出てきた。
登山道はきちんと整備されている。
2018年07月22日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:54
登山道はきちんと整備されている。
山頂が美しい
2018年07月22日 06:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 6:56
山頂が美しい
2018年07月22日 07:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 7:10
地球が丸いことがわかる
2018年07月22日 07:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
2
7/22 7:11
地球が丸いことがわかる
赤い軽石に注意しながら登る。
2018年07月22日 07:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 7:19
赤い軽石に注意しながら登る。
沓形コースとの合流点。
2018年07月22日 07:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 7:20
沓形コースとの合流点。
力が入っている。
2018年07月22日 07:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 7:20
力が入っている。
島と海と雲。
2018年07月22日 07:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 7:22
島と海と雲。
今にも崩れそうだ。
2018年07月22日 07:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 7:24
今にも崩れそうだ。
頂上到着。
2018年07月22日 07:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
4
7/22 7:34
頂上到着。
風は強いが眺望は良かった。
2018年07月22日 07:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
3
7/22 7:34
風は強いが眺望は良かった。
雲海もあり。
2018年07月22日 07:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 7:34
雲海もあり。
南峰は立ち入り禁止。
2018年07月22日 07:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
3
7/22 7:35
南峰は立ち入り禁止。
湯を沸かし,豆を挽き,コーヒーを楽しむ。
2018年07月22日 07:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 7:43
湯を沸かし,豆を挽き,コーヒーを楽しむ。
絶景
2018年07月22日 07:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
3
7/22 7:47
絶景
白い恋人を持参し,利尻山に奉納?する。
2018年07月22日 08:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
2
7/22 8:10
白い恋人を持参し,利尻山に奉納?する。
北海道側の景色
2018年07月22日 08:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
2
7/22 8:13
北海道側の景色
高度感がある
2018年07月22日 08:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/22 8:15
高度感がある
無事,下山。
2018年07月22日 11:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
2
7/22 11:16
無事,下山。
下山後,利尻富士温泉まで,また歩く。
2018年07月22日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
7/22 13:07
下山後,利尻富士温泉まで,また歩く。
登山計画書,下山報告書を提出する場所。ちょっとわかりにくかった。
2018年07月23日 05:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
2
7/23 5:45
登山計画書,下山報告書を提出する場所。ちょっとわかりにくかった。
ペシ岬に別れを告げる。
2018年07月23日 06:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/23 6:47
ペシ岬に別れを告げる。
フェリーも美しい。
2018年07月23日 07:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/23 7:20
フェリーも美しい。
利尻山に別れを告げる。
2018年07月23日 07:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
3
7/23 7:21
利尻山に別れを告げる。
これは北海道側(豊富町付近)から撮影した利尻山。
2018年07月23日 11:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
1
7/23 11:16
これは北海道側(豊富町付近)から撮影した利尻山。
牧場の景色も絵になる。
2018年07月23日 11:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 10, Canon
3
7/23 11:22
牧場の景色も絵になる。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 軍手 レインウェア ゲイター 日よけタオル ザック 行動食 昼食 飲料 筆記用具 スマホ スマホ予備電池 時計 カメラ 熊よけの鈴 アルコールバーナー 五徳 ライター ケトル 虫除けスプレー 蚊取り線香 コーヒーミル コーヒードリッパー カップ
その他
ソロキャンプ道具一式

感想

念願の利尻山に挑戦する日が来た。
仕事の関係もあり,前々日に留萌市の神居岩キャンプ場にてキャンプ。
翌日の午前中に留萌から稚内まで車で移動。
フェリーで利尻島に到着した。
フェリーは混雑が予想されたので,ネットで1等和室のチケットを予約しておいた。
登山はその翌日と決めていたので,利尻島到着後はフェリーターミナルの2階にて食事(とろろ昆布そば)。
その後,腹ごなしにペシ岬展望台に足を伸ばした。
急な思いつきだったので,サンダルで行ったのだが,これが結構こたえた。
また,突端の灯台はカモメの縄張りらしく,風景を写真に収めていると,頭のすぐ横をカモメが幾度も横切り,危険を感じた。
徒歩で利尻北麓野営場に移動する。
舗装道路だけど,ある意味登山道より寂しい山道を一人で登った。
北麓野営場管理棟にて登山計画書を提出し,テント泊1日500円×2日分の料金を支払う。
シャワーは10分間,100円。
利尻山登山ルールの一つである携帯用トイレ(400円)もここで購入した。
管理人さんが言うには,「クマは出てこないと思うけどカラスに注意」とのこと。
炊事場付近で大騒ぎをしている3羽がワルそうだった。

22日(日),3時起床,4時10分頃出発。
3時頃からヘッドランプをつけた人々が何人も登っていた。
道中,曇り,晴れ,強風と天候がめまぐるしく変わり,気が気でなかった。
利尻山登山の最大の難関は,「島に行く時間を作ること」であり,今回を逃すとしばらくはチャンスもなさそうだったので,天候だけが心配であった。
はやる気持ちと,天候への不安もあり,ペースが早くなっていたようだ。
先週の羊蹄山で体幹が鍛えられていたせいか,単調な登りが続いても疲労は特に感じなかった。

事前の情報収集で,登山道はかなり整備されていることを知っていた。
実際も,その通りであった。
トイレブース,崩れやすい箇所への補修など,「手入れが行き届いている」ことを様々な場面で感じながら,快適に登らせてもらった。

山頂は強風なれど,晴れており,抜群の眺望を心ゆくまで楽しんだ。
礼文島,北海道本土(?),ノシャップ岬,宗谷岬,サハリンも確認できた。
そうして自分が若い頃,対岸の街に仕事の関係で住んでいたこと,毎日のように利尻山は見ていたこと,しかし,一度も島を訪れる時間を作ることができなかったことをぼんやりと考えた。
「自分はあの利尻山の頂上にいる」
何度もそう確認した。
思い出に浸った後は,湯を沸かし,豆を挽き,コーヒーを楽しんだ。
もっとも強風のため,湯がなかなか沸かず,燃料をいつもの倍以上消費しても,完全には沸騰はしなかった。
その後,持参した「白い恋人」クッキーを同時刻に山頂にいた人々に配り,頂上到達の喜びを共有した。

下山後は利尻富士温泉まで往復し,汗を流した。
500円。食事もここで済ませた。
山頂で一緒だった人や地元の年配者との話も弾んだ。

北麓野営場で疲れを癒やすためもう一泊すると計画していた。その前提でフェリーの予約をしていた。
結果的には,体力に余裕があったので,そのまま午後の便で稚内に戻るなり,礼文島に行くというのもありかと思った。

23日(月)は朝一番のフェリーで稚内に戻り,そこから半日以上かけて自宅に戻った。
豊富,幌延,天塩,遠別の海岸から眺める利尻島も美しかった。
機会を作りまた登りたいと強く思った。

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ハイキング 道北・利尻 [日帰り]
利尻山(鴛泊コース・ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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