好天の北岳・間ノ岳・塩見岳周回


- GPS
- 52:33
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 4,130m
- 下り
- 4,141m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 9:08
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:23
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:12
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:晴れのち曇り 3日目:晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路)広河原→夜叉神峠(乗り合いタクシー) |
コース状況/ 危険箇所等 |
大樺沢ルート(二俣より下は橋が流出したために通行止め) 広河原のビジターセンターにははっきりと書かれていなかったような。 登山口には小さな通行止めの看板がありましたが、二俣からの下山口には通行止めの表示がありませんでした。 三峯岳直下は痩せ尾根で通行注意 塩見岳直下のザレ場は滑りやすく通行注意 八本歯のコルを通るルートは下りには向かないと思います。結構ビビりました(笑)。 |
写真
感想
北岳、間ノ岳、農鳥岳の白嶺三山を1泊で、と地図を眺めていると、間ノ岳から熊ノ平小屋へ行けば、塩見岳に行けるじゃん。南アルプスの百名山で、なかなかたどり着けない塩見岳に、2泊すればたどり着けそう。
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1日目
天気は当分の間良さそうだし、1日目に北岳を捨てて、八本歯のコルから間ノ岳経由で行けば....と計画。夜叉神で車中泊して、始発のバスで広河原へ。大樺沢から間ノ岳を目指そうとしましたが...、現地に行くとなんと大樺沢ルート通行止め?写真にある木製の看板を信じるしかないので、白根御池小屋のルートへ。はじめは草すべりへ上りかけましたが、二俣へトラバースして、八本歯のコルを目指した方が早そうということに気づき、再びルート変更。
二俣からは八本歯のコルを目指したはずでしたが、最初の雪渓を越えるルートを見誤り、左俣ルートを登ってしまいました。結局、北岳を経て、間ノ岳へ向かう羽目になってしまいました。
北岳への稜線にたどり着いたのは11時過ぎで、すでに東側から雲が沸いていました。甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳は良く見えましたが、進行方向の間ノ岳は雲に隠れ気味。北岳山荘まで降りてきた時点では、登り返しもそこそこかな?と思っていましたが、実際登ってみると、バテバテで動きが鈍り....。しかもガスがかかってきただけではなくて、他の登山客からは「2時ごろから雷雨になる」との情報を。
間ノ岳手前ではゴロ、ゴロと雷鳴2発。山頂手前ですれ違ったクラブツーリズムのガイドさんからは、あと15分くらいで山頂と教えていただき、ラストスパート。山頂碑を撮影し、急いで三峰山方向へと下山。幸い雷鳴は2発だけで、ぽつぽつ程度の雨粒で済みました。
三峰山の前後は岩稜帯で、しかも痩せ尾根。予定より長く歩き脚に来ているのに、ここで核心部?とにかく慎重に歩を進めて....。熊ノ平小屋に着いたのは16:00前。
熊ノ平小屋は水場が多く、テント場は分散しており、1泊目はマイテントサイト、マイ水場と、贅沢三昧でした。ちょっとお酒の値段が高かったなあ。
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2日目
テントは立てっぱなしなので、アタックザックで塩見岳ピストン。
コースタイム10時間ちょっとなので、2Lの水を持参。小屋から稜線に出た後は、下り主体の稜線歩き。ハイマツ帯を直登して北荒川岳に着くと、展望が開けました。目の前の稜線に続く登山道は、山頂手前で急坂となっていて、実際ここのザレ場が核心部でした。
絶景山頂に着くと、三伏小屋から登ってきた人がほとんどでした。
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3日目
テント撤収で、間ノ岳までの登り返し。件の痩せ尾根は、ストックを撤収して、何とかクリア。総長は好天で、間ノ岳山頂からも絶景を楽しめました。
北岳山荘から八本歯のコルへのルートは想像以上にきつく、緊張の連続。それでも誰1人にも追い抜かれることなく、広河原に下山できました。
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