記録ID: 1536911
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
奥穂高〜前穂高縦走 試練の先にあった大きな感動
2018年07月23日(月) ~
2018年07月24日(火)

BOKUTYANN
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,971m
- 下り
- 1,959m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:45
16:20
2日目
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 14:05
16:30
40分
天然クーラー
17:40
ゴール地点
時間は撮影記録から拾っているので誤差がある可能性あり
技術・体力的に歩くのが遅く、写真等にも時間がかかっているのでCTの参考には全くなりません
特に今回は「熱中症予備軍」になり行動が極めて遅くなっています
技術・体力的に歩くのが遅く、写真等にも時間がかかっているのでCTの参考には全くなりません
特に今回は「熱中症予備軍」になり行動が極めて遅くなっています
| 天候 | 両日ともボイン晴れ(ボイン=大胸=概ねのジジイギャグです) 23日は埼玉で観測史上最高気温を記録したとか・・・ 24日も似たようなもんだった 涼しさを求めた北アルプス遠征だったのに北アにあるまじき高温 ※初日はt君が、翌日は私が、「熱中症予備軍」」の憂き目に・・・ ど〜してこうなるの? (ToT)/~~~ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
往路:タクシー相乗り(4人) 一人1050円 復路:新島々行き路線バス 1250円 北関東道・東北道・関越道・上信越道・長野道の高速つないで t君宅から約300km 3時間半強の所要時間(t君宅1:00発) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から涸沢カールを経てザイテングラート経由で穂高岳山荘へ ※奥穂高岳登山の王道なので説明・感想は割愛します 穂高岳山荘〜奥穂〜前穂〜岳沢小屋の区間の「個人の印象」です ※岩場を歩きたかったらここを歩け!って言う位の100%岩場 ※三点確保による登攀の箇所数知れず(ワンミスで即死、運が良ければ大怪我) そんな所が長時間繰り返されます ※写真では優雅に見える吊り尾根でさえその例外ではありません ※山頂での日の出を求めて真っ暗な中登攀した奥穂へのルート 我ら二人には恐怖&恐怖&恐怖でした (ノД`)・゜・。 ※前穂から岳沢小屋への下りルートも長い鎖場などもあり厳しかったです 予想を上回る急な岩場の下山道 お会いした登山者の方々は我らから見ればほとんどがエキスパート これまでの登山経験で見る初級・中級な感じの人はいなかったナ! 見かけた方々は私の様な「個人の印象」を持たずに歩いたんでしょうか? 私にはヤマレコのCTで歩くなんて事は絶対に無理でしたね 時間を惜しまず「安全第一」だけを頭から離さずに歩きました |
| その他周辺情報 | 下山後はどこも寄らずに直帰したため情報はありません |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
今年初めての北アルプスへの遠征は図らずも昨年最後の北ア遠征の続きになった
思い返せば槍穂の縦走にチャレンジしようと考えたのが一昨年9月下旬
槍ヶ岳から大キレットを越えて奥穂高への縦走計画だったが
キレットを越えて北穂山荘に泊った翌日強い雨に阻まれそのまま上高地へ下山
ならばと昨年9月初旬にその続きを、北穂〜涸沢〜奥穂〜前穂の縦走を計画
上高地から北穂を越えて穂高岳山荘に宿泊した最終日大雨と風で止む無く下山
2年続けて奥穂に嫌われてしまいました(泣)
今回「3度目の正直」で無事に奥穂〜前穂の縦走を果たす事が出来たが
私にとっては非常に区切りの良い山行になりました
機/景羚癲疏筌岳〜奥穂を経由して上高地までのルートがつながり
供〜篳罐┘螢△亮舁廚併魁垢療伉困鮹成(西穂・ジャンダルムを除くが)
掘,錣国の標高トップ5の山をすべて登頂出来た などなど
それにしても穂高岳は凄い!
岩の殿堂などと言われる山はいくつかあるけれど
この奥穂高岳を中心とした山々を凌ぐものはないでしょう
一つ間違えると死に直結するような登攀や厳しいルート
時間も年数もかかりながらも無事に歩けた事を感謝したいです
北アの中ではまだ剱岳にも登りたい気持ちがあって
岩場への挑戦は終わらないけれども・・・
今はそれが終わったらタフなイワイワの山への挑戦はストップして
その先は大らかな稜線歩きを楽しめる山を求めたいと言う気持ちが強まっています
「花と稜線歩き」それこそが私にとっては山の最高の楽しみですから
今年間もなく古希を迎える私ですがまだまだ山からは離れられませんネ!
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こんばんは!
素晴らしいお天気と花の数々!
羨ましいです!
いつかは行ってみたいコース!
無理ですが。
20番のランは”アオスズラン(エゾスズラン)”と思います。
ちょうど今頃が花期ですね。
オミナエシとコキンレイカの違いですが、草丈と葉の形ですね。
コキンレイカの草丈は20〜60cmですが、オミナエシは
60cm〜1mくらいになりますね。(今日オミナエシを見てきたところです)
葉っぱの形は、コキンレイカは掌状。
オミナエシは羽状に裂けています。(根生葉はちょっと違いますが)
まあ、コキンレイカは別名”ハクサンオミナエシ”ですから。
ついでに、マルバキンレイカは葉の形が掌状まで切れ込まない感じです。
こんな稜線をお泊りしながらじっくり歩いてみたいです。
死ぬまでに、一度だけでいいから。
mitugasiwaさん 早々にコメントありがとうございます
天気は本当に素晴らしかったですが・・素晴らしすぎでした
いくら標高を稼いでも炎天下の無風状態は強烈な暑さ
何しろ初日は埼玉で41.1℃の観測史上最高温を記録したそうですから
暑さを感じなかったのはせいぜい8時前まででしたね
それを除けば総じて満足感・達成感の高い山行になりました
初日のザイテングラート周辺の急斜面のお花畑は圧巻でしたよ
いつもお花の情報ありがとうございます
丈が短かったのでコキンレイカで間違いなさそうです
アオスズラン(エゾスズラン)は一度も聞いた事さえない珍しさです
いつもながらの植物学者ぶりに脱帽&感謝です(●^o^●)
BOKUTYANN:さんはじめまして!
穂高の山々良いですね〜
3度目の正直、無事制覇おめでとうございます
なかなかキツそうなコースですね
緊張の連続・・・
その中のでもお花や雷鳥の写真!
とても楽しそう♪
私もいつかチャレンジしたいと思います
素敵な情報ありがとうございました!
ike24(^-^)
ike24さん 初めまして
コメントありがとうございます
槍穂エリアの山々はやはり素晴らしいです
北アルプスはどこへ行っても常に感動を得られる場所ですが
その中でも厳しさ・雄大さ・抜群の眺望などなど穂高は格別な印象です
今回のルートは私たちにはかなりハードルが高い感じもありました
頑張った奥穂への暗闇登攀も怖かったです
暑さがもう少し緩和されていればまた印象が違ったかもしれません
その厳しさ故に達成感や満足感も、ひとしおのものがあります
ike24さんのチャレンジが最高のものになりますように・・
ゴロー見えて
夢に出て来ちゃったんですね!
BOKUTYANN奥穂〜前穂行ってたなんて
暗闇の登攀、想像しただけでチビりそう
怪我無く無事に帰って来られてホッとしました
tさんも熱中症は大丈夫ですか?
山行時間&暑さも考えると相当キツメな山行だったのではないですか?
それだけに得た絶景と感動は忘れられないと思いますが
ゆっくり休んでくださいね
nagashiさん コメントをありがとう
あなたの泣き顔を思い浮かべながらゴローさんを見てました
ってゆ〜か!
黒部五郎は初めて見た笠ヶ岳登山の時から行きたい山トップ3ランクです
《tさんも熱中症は大丈夫ですか? 》 ダイジ(栃木弁
私もなりかけたんですけどぉ〜! 心配してくんないのかな?
暗闇の登攀とまでは言いませんが・・・
一度あのイワイワのてっぺんまで nagashi さんを引っ張り上げて
どんな反応を示すのか見てみたいものです(^_-)-☆
おはようございます(^o^)
羨ましすぎる、絶景にお花に雷鳥♪
お天気に恵まれすぎて、熱中症気味になってしまったのは、大変でしたが
思い出に残る山旅になりましたね(^o^)
私も今ごろは北アルプスの奥地を歩いてるはずだったんですが(^^;
私も快晴のアルプスを歩ける日が来るといいな〜
お疲れ様でした(^o^)
ゆっくり休んでくださいね。
robakunさん おはようございます
今頃北アルプスの奥地だったら良かったのに本当に残念です
「山は逃げない」と言う一言では自分を慰めきれませんヨネ!
私のような半分退役老人なら休んでも大して仕事に支障はないけど
現役バリバリの方は長期遠征の計画を立てるのも容易じゃないでしょうからね
今回は歩き・登り・攀じりのハードさが「はんぱないって」の半面
花や景観のすばらしさや、やり遂げた感も「はんぱなくって」
心に残る山行になりましたね
久しぶりに聞いた(?)ボイン晴れ・・
まぁ、ボクチャンさんを思い出しながら心の中でいつも言ってるけれど
ボインなのが良い感じじゃないですか〜
真っ青な空より筋筋の雲がアクセントでカッコイイ!
朝焼けも夕焼けも素晴らしい・・
キビシイ岩場もあれど、天上の楽園ですね〜
また穂高へ岩攻めに行ってもお花撮影は外さないで欲しー!
あ、でも危ない所で無理して撮らなくてもいいですからね
お疲れ様でした〜〜
nyagiさん さすがぁ〜〜!
「エゾスズラン」ってその名前さえ聞いた事がなかったけど
今までに見たことがあったんですネ!
あの手の小さくて周囲に同化してしまう花は
ピント合わせさえままならない老眼には殆んど見つけられません
わが県のsaku殿やwaka様のレコでラン科の小さな花は鑑賞するしかないです
「筋筋の雲がアクセント」気づいてくれてとっても嬉しいです
おっしゃる通りで今回の山行の中で
私は四六時中、空と雲の美しさに心を持っていかれてました
景色や花も勿論素晴らしいんですが・・・
朝・夕も含めて雲海や雲の形の変化が凄く心に残っています
穂高の岩場は基本4WDなので写真を撮るには手の数が足りません
千手観音(私の干支の守りご本尊様)なら良かったかも
こんばんは。
準遅コメにて失礼致します。
いやー、最初の言葉が出てきませんわ。とにかく素晴らしい、の一言です。
同じ日本にこんな風景があるんだ!という山岳美!!
あ、一応知ってましたけどね(笑)、改めて見入ってしまいましたよ。
にしても、確か間もなく古稀を迎えられる(あれ?誕生日来ました??)御身で毎年毎年北アのタフコースを攻められるそのバイタリティには、頭が下がります。
古稀に代えて「誇輝」(こき=輝きを誇る) というMy新語をお贈りします!
しかし暗闇の中、恐怖、恐怖、恐怖の岩場歩き etc.. そのチャレンジ精神にも拍手です。
まさかの、加齢による鈍感化でない事をこっそり祈っております(笑)
冗談はさておき、これからも本当にお気をつけてくださいね。
残るはダンジャルム、あれ?ジャンダルム? に西穂高ですかね。ここまで来たら当然トライでしょう!
tsukadonさん (人''▽`)ありがとう☆
「誇輝」のプレゼント最高にうれしいです
11月の誕生日祝いをフライング・ゲットです
「盲蛇に怖じず」じゃないけど、よく知らないがチャレンジの源泉かも
やった後から恐怖を感じてます(ノД`)・゜・。
ジャンダルムを間近に見た時思わず行ってしまいそうでしたが
今回の縦走を終えて、行かなくて良かったと改めて実感していますヨ
西穂も含めて多分行かないと思います
奥穂高岳山頂からの展望はまさに極上
そこに至る道筋が厳しいだけにその感動が一層高まりました
こんばんは、BOKUTYANNさん。
自分にとっては手の届かない山域。
流石は日本山岳の核心部・・・
壮大な景色には圧倒されますね
槍穂の縦走達成、おめでとうございます。
3度目ならぬ3年目の正直ですね。
takashi0102さんと二人三脚・・・
1つのことに対し、諦めずに挑む姿勢は見習いたいです
次なる挑戦にも期待しています。
wakasatoさん こんばんは
《流石は日本山岳の核心部》 つくづく私もそう思います
3年目&3度目の正直で目標が達成できて満足感に浸ってます
t君と言う最高のパートナーに恵まれたことにも感謝ですね
今回の縦走はある意味北アルプスの集大成だったと感じています
今は「手の届かない山域」と感じられているかも知れませんが
人生色々ありますからネ!
私の年齢まで山を続けていれば決して無い事ではないと思いますヨ
間もなく古希ですか。素晴らしき健康なるお体をお持ちですね
これだけのお山を二日間で歩きとおすなんて
それになんですと〜ぉ、標高トップ5の山をすべて登頂〜ぉ、ステキです
危険なる命がけのお山でもあるんですね。たぶん、おいらだったらブルちゃって、股間がしびれちゃうね。おいらは多分一生ないかも
おいらには東北のお山なのような、たおやかさがないと無理のようです。
ご無事なる下山、何よりでした
””まあまだお山から離れられない””その気持ちが大切ですね。
先日日光白根山で出会った方は74歳でしたよ!
以前に飯豊で出会った方も74歳でした。まだまだいけますね。
生涯現役でお山へ
お疲れ様でした。(@^^)/~~~
sakurasaku64さん 素敵なコメントをありがとうございます
《間もなく古希》 書くのがちょっと恥ずかしいんですが そ〜なんです
こうして健康に過ごしていられるのも全て「山歩き」のお陰です
登山を始めた60歳の頃は10〜20分の登りでさえあえぎ続けてましたから
山登りをしていなかったら、今頃は歩くのさえ覚束ない老人だったかも
まだもう少しの間はチャレンジっぽい登山も出来そうですが
それが出来なくなっても地元の山を中心に
「生涯現役」でいたいものですし、健康の源泉だと思っていますよ(●^o^●)
素敵すぎるレコをありがとうございます!!
最初の槍〜大キレット、そして北穂までは大キレットと言わない事を教えてもらった昨年。
今回、念願の言わば"ゴール地点"♪
しっかりと槍穂を繋げられましたねー!おめでとうございます(≧▽≦)
自分は、友達〜フォローしている方々のレコを読むのが精一杯なので、
ぶっちゃけなかなかこのエリアのレコを読むことがないんですよ(^^;
なので地図では頭に入っていても、このようにリアルな体験記はとても嬉しい読み物でした!
どちらも危うく搬送されるところだったようですが、谷川主脈で鍛え上げたサバイバル精神で何とか持ち越しましたね♪
古希間近ということですが、本当に凄い精神力です!
この先も、素晴らしい山行を続けて生涯現役を貫いてくださいね\(^o^)/
今年は私もひっさしぶりに北を予定しております(^^)
またへんてこなコースだったりしちゃうんですが楽しみです♪
noster-oさん コメントをありがとうございます
「3年間の赤線繋ぎ」最初の目論見では1〜2年で出来っかな?でしたが
私たちの実力ではこれで一杯いっぱいって感じです
年寄コンビの悪戦苦闘ぶりはそれなりの読み物になりましたかね
その内、やりたくても出来なくなるでしょうから
今の内に「安全な範囲内」ですこしだけチャレンジを・・・
「今年は私もひっさしぶりに北」だそうで楽しみな事です
noster-oさんがどんなへんてこなコースを歩くのか今から期待感が高まります
私たちは天気が良ければ次は剱岳&立山を目指す積りです
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