表銀座縦走 中房温泉〜燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳〜上高地
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- GPS
- --:--
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 2,959m
- 下り
- 2,895m
コースタイム
中房温泉5:35-8:20合戦小屋8:35-9:40燕山荘-10:10燕岳10:35-10:55燕山荘-14:35大天荘15:25-15:35大天井岳15:45-15:50大天荘(泊)
【2日目】7/25(行動時間:8時間25分)
大天荘5:15-8:30ヒュッテ西岳-9:45水俣乗越-12:15ヒュッテ大槍12:30-13:40槍ヶ岳山荘(泊)
【3日目】7/26(行動時間:9時間15分)
槍ヶ岳山荘5:50-6:05槍ヶ岳6:20-槍6:35ヶ岳山荘6:45-10:05槍沢ロッジ-11:55横尾-15:05上高地
【コースタイム概要】
中房温泉〜燕山荘:4時間20分
燕山荘〜大天荘:3時間40分
大天荘〜槍ヶ岳山荘:8時間25分
槍ヶ岳山荘〜上高地:8時間20分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
|
写真
感想
【前日】
・前日夜に穂高駅周辺まで車で移動。
・最初は穂高駅駐車場で車中泊しようとしたが、トイレが見当たらないので場所を変えることにする。
・安曇野の里へ行き、コンビニ弁当とビールで晩飯を済ます。いざトイレに行こうとしたら夜間は閉まっていて使えない。敷地内のビレッジ安曇野でトイレを借りる。
・夜中、尿意で目が覚める。朝まで我慢できそうもないので場所を変える。穂高神社近くの穂高支所の駐車場にはトイレもあったので、そこで用を済まし、そのままそこで寝る。
【1日目】
・4:00に起床。近くのコンビニでコーヒーを買い、中房温泉行きのバスが出る穂高駅駐車場へ移動。バスの始発は4:52。
・準備を済まして待っていると、タクシーの運転手から声がかかる。4人の相乗りなら1人2,000円弱で行けるという。バス代1,700円よりちょっと高くなるが、それぐらいの差ならとお願いすることにした。
・5:20頃に中房温泉に到着。準備を済ませ、登山開始。
・中房温泉から合戦小屋まで高度を上げていく。第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと、約30分歩く毎に休憩所がある。結局すべてのベンチで休憩した。まだ朝なのにすでに暑く、汗でびっしょりになる。
・合戦小屋からも急登は続く。樹林も疎になり、陽射しの中を歩くようになる。とにかく暑い。
・中房温泉から4時間20分。無事、燕山荘に到着。
・ザックをデポして燕岳を往復。真っ白な花崗岩の岩峰がかっこいい。所々コマクサも咲いていた。
・頂上からは360度の大展望。
・燕山荘に戻り、大天井岳へ向けて稜線歩きを開始。
・歩き始めると稜線東側から雲が湧いてくる。時々太陽に雲がかかり、風も涼しくてよいが、肝心な大天井岳は雲の中に入ってしまい展望はイマイチ。
・大天井岳の斜面をトラバース気味に登ると、大天荘に到着。
・テント泊の料金(1,000円)を支払い、まずはビール。350mlの缶ビールが500円。テントを張って少し休憩。
・大天井岳頂上へ往復。残念ながら雲も多くなって展望もイマイチ。
・日没は19時頃。雲が赤く染まり、とてもきれい。
【2日目】
・ヘリコプターが来るので5時半までに撤収することを言われていたので、4時20分に起床。コーヒーを飲んで少しのんびり過ごす。
・テントをたたみながら朝日を眺める。今日も天気はいい。暑くなりそう。
・5時15分出発。大天井岳の西側の尾根に向けて斜面をトラバース気味に下っていく。歩き始めてすぐに暑くなってくる。長袖シャツを脱ぎ、短パンに履き替える。
・大天井ヒュッテで尾根上に出る。その後も尾根上のルートが続くのかと思ったら、ポコを巻くように東側の斜面に道はついている。
・ビックリ平で再び尾根上に出る。展望よし。
・西岳ヒュッテに到着。西岳頂上には行かなかった。
・西岳ヒュッテから、ひたすら下る。下った分だけ、また登り返すことになる。なにもこんなに下がらなくてもいいのに。
・コルまで下り、今度は登りが始まる。
・ハシゴ場。両脇が切れていて高度感がある。難しくはないが、落ちると大変なのでちょっと怖い。緊張しながら下る。
・ひたすらりが続く。それにしても暑い。時々風が吹くと、ひんやりとして気持ちいい。
・ヒュッテ大槍に到着。ここで冷えたスポーツドリンク(400円)を飲んで一休み。
・槍ヶ岳山荘に向かう。すぐ近くに見えるのだけど、結構かかる。1時間弱で槍ヶ岳山荘に到着。
・槍ヶ岳への道を見てみると、多くの人が登っている。行列の進みも悪い。雲も多くなり展望も悪そうなので、槍の穂先へは翌朝に登る事にしてビールを飲む。500mlで750円。キャンプ場は1000円。
・日没時。雲が紫に染まる。しばらく外で雲を見て過ごす。
【3日目】
・当初の計画では大キレットを通って穂高岳山荘でもう1泊するつもりだったが、暑さでの疲れが大きいため、そのまま上高地に下る事にした。
・まずは槍の穂先へ往復。山小屋でヘルメットを500円で貸してくれるが、ヘルメット無しで登る。特に難しい所、怖い所はなかった。
・頂上からは360度の大展望。
・下山開始。槍沢の源頭を気持ちよく下っていく。
・1,2日目に比べると、暑さもそれほど厳しくない。風も吹いていて気持ちよい。
・足の裏がひどく疲れていて、痛みを感じる。休憩時には登山靴を抜いでマッサージをする。すると楽になるが、また1時間ほど歩くと痛くなってくる。休憩の度に足裏をマッサージしていた。
・上高地には15時過ぎに到着。平日だというのに人がたくさん。
・16時発の松本行きのバスのチケットを購入。整理券もついていて、番号順に呼ばれて乗車する。
・少し遅れて17時半過ぎに松本バスターミナルへ到着。目の前の鉄道駅まで歩き、続いては鉄道で穂高駅へ行き、車で帰路につく。
表銀座から槍ヶ岳まで縦走してきました。よく考えてみたら、縦走らしい縦走は二十数年振り。学生の時以来です。天気にも恵まれ、夏山の稜線歩きを満喫することができました。
それにしても暑かったです。暑いとは聞いていたけれど、3000m前後の標高でこんなに暑くなるとは思っていませんでした。暑さによる体力の消耗も激しく、テント泊縦走装備の重さもつらく、当初考えていた大キレットはあきらめました。またの機会にしたいと思います。
コメント
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