台風前に「水の山・アサヨ峰」へ行ってきた(^-^)

2018年07月27日(金) [日帰り]

• GPS: 08:45
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,278m
• 下り: 1,803m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:22
• 休憩: 1:22
• 合計: 8:44

距離 12.1km 登り 1,278m 下り 1,805m

7:21 北沢峠
7:25 仙丈ヶ岳二合目登山口
7:30 7:32 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
9:15 9:50 栗沢山
10:47 11:04 アサヨ峰
11:30 ミヨシノ頭
12:26 12:48 早川尾根小屋
13:07 13:08 広河原峠
13:52 赤薙沢ノ頭
14:08 14:09 白鳳峠
15:46 15:50 白鳳峠入口
16:02 広河原・吊り橋分岐
16:05 ゴール地点

天候

ドピーカン のち 雲が流れる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
　自宅〜JR最寄り駅（machico18さんピック）〜圏央道〜中央道〜甲府昭和IC〜芦安（車中泊）
　　
【復路】
　芦安〜甲府駅（machico18さんと解散）〜ビジホ泊（台風接近のため北進を中止）

コース状況／危険箇所等

【北沢峠〜長衛小屋】
　林道歩き。
　　
【〜栗沢山】
　沢を渡渉すると、シラビソ・ツガ等の針葉樹林の急坂。
　標高が上がると、ダケカンバ・カツラ等の広葉樹が混じる。
　山頂直下で樹林限界となり、ハイマツに包まれた尾根からは南アルプスのエースたちが広がり、ピークはこれまでで最高の甲斐駒の景観に対峙する。
　　
【〜アサヨ峰】
　吊られた尾根は岩歩きから始まり、鞍部あたりは道が分かりにくい個所があるものの、全体的に踏み跡が分かりやすい。
　仕上げも岩を幾つか乗り越えれば、南アルプスの盟主を目の前に眺める絶景のピーク！
　　
【〜ミヨシノ頭】
　アサヨ峰から一気に下降するが、振返る度に立ち止まりたくなる。
　少し登り返すと、360℃が山景色で囲まれるピークになる。
　　
【〜早川尾根ノ頭】
　樹林帯のアップダウン。
　小刻みなので、意外と疲れる。
　目立たないピークの三角点は、いつの間にかロストして下りに入ると、樹間から小屋が見えてくる。
　小屋は休止中のため、やや痛み始めた感がある。
流し台等が放置された水場は水こそ健在だが、放置が続くと埋まってしまいそうだ。
　　
【〜広河原峠】
　樹林の中を微刻みにアップダウンし、一気に下って峠。
　もっとも楽な区間なので、所要時間はこれまでのCTよりも倍率が短縮される気分になる。
　　
【〜赤薙沢ノ頭】
　峠〜標高差200mを登り返すが、最初急登＆後半ゆったりで、樹林が切れると北岳の大樺沢雪渓が目に入る。
　マイナーピークだが、大石の上は北岳とツーショットの撮影スポット。
　　
【〜白鳳峠】
　再び樹林帯に入り一気に下る。すぐに到着。
　　
【〜白鳳峠入口（南アルプス林道出合）】
　下りに入り、最初の樹間を抜けると、広いガレ場で樹木が無い。
　ガレ地の模様に、向こう景色が北岳ってのがマッチする。
　区間の上から1／3程度がガレだが、森に入る前に振返るのも絶景。
　森の中は概ね急降下でハシゴもあり、後半は足の置き場を気にするジグザグが続く。
　　
【〜広河原（アルペンプラザ）】
　舗装された林道歩き。

その他周辺情報

【温泉】
　天笑閣（600円）
復路の乗合タクシー運ちゃんのおススメ！
周辺が700円以上に値上げする中で広くて安い(^○^)
お湯はヌルスベ系。
　https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/onsen-tensyokaku/

写真

7/27 5:08

【芦安】
　ちょうど3年ぶり4回目の芦安！
　いままで乗合タクシーだったけど、今回は初バス(^^)

7/27 6:29

【広河原アルペンプラザ】
　レシートがチケットで相変わらず合理的だねぇ(^^;

7/27 7:17

【北沢峠】
　スタート記念。
　最近、Sさん流コンデジ自撮りの腕が上がったなー(^O^)

7/27 7:24

【南アルプス林道】
　ちょっとだけ戻って分岐すると・・・

7/27 7:28

【長衛小屋】
　本日の登山道の始まり地点。
　ココは4年前、駒津峰から仙水峠への下山中に仲間1人の滑落事故で泊って以来。
　仲間2人にバトン伝令に走ってもらい私が介護と保全を担当。
　たまたまNHKの取材で入山中の長野県の遭対協メンバー2人が付近にいてくれて、ヘリの誘導・懸垂収容までご支援いただきました。
　Tさん・Fさん、その節は、大変、ありがとうございました
　m(__)m　

7/27 7:29

【栗沢山へ分岐】
　宇多田ヒカルのルートは遠回りになるので、昭和の2人は直登ルートへ(^^)

7/27 7:35

【栗沢山へ】
　先行者は同目的っぽいソロのおねえさん。
　この後、ちょくちょくお会いしました(^^)　

7/31 8:01

【栗沢山へ】
　樹林のトンネルを抜けると、そこは・・・

7/27 9:06

【栗沢山へ】
　南アルプスの盟主さんが蒼天の中にバーン!
　私の胸の弾丸も装填されてバーン！(^ム^)

7/27 9:06

【栗沢山へ】
　南アルプスの女王さまと、
　ドロンボー一味の女王さま
　(^O^)

7/27 9:09

【栗駒山へ】
　ハイマツの向こうに迫る甲斐駒！
　たまらんのう〜

7/27 9:15

【栗沢山へ】
　あとちょい！
　山頂までの短い樹林限界は、南らしい大きな岩々の絶景空間(^O^)

7/27 9:18

【栗沢山ピーク】
　3年前に縦走した仙塩尾根！
　あの時は山友さんと三峰岳〜間ノ岳・北岳へ周回したけど、後半の縦走は共同課題。
　はやく歩いてみたいのぅ〜(^^)

7/27 9:20

【栗沢山ピーク】
　仙丈ケ岳とドロンジョさま(^O^)
　こうやって見ると、どこの国の人かわからんのう・・・

7/27 9:27

【栗沢山ピーク】
　ぬはは〜甲斐駒ケ岳！
　まるで3Dのように浮き出して迫ってくる！!(^^)!

7/27 9:42

【栗沢山ピーク】
　今回の仕込みは、もちろんコレ！
　頭の中を巡るメロディも、もちろん「道」(^O^)　
https://www.youtube.com/watch?v=eDjX8gM1WJ8
　実は、最初に聴いたときは、海苔屋の宣伝と思ったんだよね
　(^_^;)

7/31 8:01

【栗沢山ピーク】
　キメはオッサン！！( ^^) _□
　・・・んなわけないか(^_^;)

7/27 9:44

【栗沢山ピーク】
　天然水シリーズのキメは、甲斐駒も照れ隠れする昭和の宇多田ヒカル(^O^)
　別な天然もたっぷりでっせ！　

7/27 9:49

【栗沢山ピーク】
　ある意味、ダブル天然だな〜
　(・。・;

7/27 9:50

【栗沢山ピーク】
　さ、朝は終わった時間だけど、アサヨへ向けてアーラヨっと！

7/27 10:06

【アサヨ峰へ】
　やっぱりガラゴロな尾根上の縦走路（^^;

7/27 10:07

【アサヨ峰へ】
　雲行きは微妙・・・巻積雲は前線接近の合図。。。
　ちょっとだけ足を速めようかね
　(-_-;)

7/27 10:21

【アサヨ峰へ】
　アルプスの上からだと、高層に出来るウロコ雲が近くに見えるね(^^ゞ

7/31 8:05

【アサヨ峰へ】
　花とオジサンってテーマらしい。。。
　色が薄いのが共通点かなー？(^_^;)

7/27 10:35

【アサヨ峰の直下】
　君の名は・・・
　尋ねる前に飛んで行っちまいました(^^)/

7/27 10:41

【アサヨ峰の直下】
　岩登りを乗越したら、鳳凰三山さんたちがサンサンと現れれてさ、縞模様の富士さんがシマッタ！って顔をしていた
　(＠_＠;)

7/27 10:41

【アサヨ峰の直下】
　シマシマ白衣の富士さんは、白い帽子で板前さんみたい(^O^)

7/31 8:02

【アサヨ峰ピーク】
　水の山の頂へ来たぜ(^^)v

7/27 10:48

【アサヨ峰ピーク】
　ドロンジョさまは自撮り中でも笑顔を忘れない〜
　ファンサービスか？(^O^)

7/27 11:01

【アサヨ峰ピーク】
　小太郎山・北岳・間ノ岳に連なる眠そうなオッサン(~_~;)
　ここで山友のスーさんから「退院報告」のメッセが届く！
　文字通り隊員復活で、久しぶりにドロンボー一味で登れますよねぇ〜ドロンジョさま(^O^)

7/27 11:03

【アサヨ峰ピーク】
　3等三角点ゲット(^^)w

7/27 11:03

【アサヨ峰ピーク】
　地図では立入禁止の尾根。
41【アサヨ峰〜ミヨシノ頭】　目にまぶしい色の中、紅一点ならぬピンク一点が一気に下りてくる！(^_^;)　美しさに、思わず進んでしまいそうにある(^^；

7/27 11:09

【アサヨ峰〜ミヨシノ頭】
　目にまぶしい色の中、紅一点ならぬピンク一点が一気に下りてくる！(^_^;)

7/27 11:13

【アサヨ峰〜ミヨシノ頭】
　こんな舞台もある(^^)

7/27 11:20

【アサヨ峰〜ミヨシノ頭】
　ガレ場も多しー
　陽光は多過ぎしー(・_・;)

7/27 11:23

【ミヨシノ頭あたり】
　振り返って、アサヨにアバヨ(^^ゞ　

7/27 12:44

【早川尾根ノ頭の水場】
　天然3セット・・・(^_^;)

7/27 12:47

【早川尾根避難小屋】
　無人になると痛みが早いようだ(T_T)

7/27 13:06

【広河原峠】
　下山の判断ポイントだけど、白鳳峠まで行けそうななので、マインドのリアップ！！
　私の頭にも必要になってきそうだ(^^;

7/27 13:07

【赤薙沢ノ頭へ】
　イイ感じの林だのうー

7/27 13:16

【赤薙沢ノ頭へ】
　歩いてきた尾根を振り返る(^^ゞ
　近いんだけどなー

7/27 13:30

【赤薙沢ノ頭へ】
　初夏の名残が1房だけ(*^^*)

7/27 13:45

【赤薙沢ノ頭ピーク】
　モデル座りしながら、沈黙の撮影要求―(^_^;)

7/27 13:49

【赤薙沢ノ頭ピーク】
　オベリスクが手招きしてる・・・あの高峰を越せば鳳凰三山・・・
　断腸の思いで、朝に決めた日帰りルートへ(T_T)

7/27 13:59

【白鳳峠】
　尾根よさらば(^_^)/~

7/27 14:10

【白鳳峠の下】
　仙水峠を思わせるガラバレー(^O^)　

7/27 14:16

【白鳳峠の下】
　ずっと見つめていたい形と色でした(^^)

7/27 14:19

【白鳳峠の下】
　何年前の道標？
　生まれた頃だったら、どうひようー(^^;

7/27 14:34

【白鳳峠の下】
　名残惜しいけど、ここから長い森に入る！

7/27 14:35

【白鳳峠の下】
　木目のような岩。

7/27 14:57

【広河原峠へ】
　梯子の連続を降りる！
　ん？撮影者はストーカーにあらず(^_^;)

7/27 15:08

【広河原峠へ】
　昔のアスレティックゲームのような補強箇所をすいすいといく！(^^)

7/27 15:49

【広河原峠へ】
　長い山道が終わり、南アルプス林道へ到着〜

7/27 15:53

【広河原峠へ】
　林道歩きで見上げれば、木苺だらけ(^O^)

7/27 15:54

【広河原峠へ】
　歩いたご褒美にイタダキマシタ(^人^)

7/27 16:02

【広河原峠】
　到着〜
　今回もありがとうさん！！
　定刻よりも早出の乗合タクシーでサクサクと芦安の駐車場へ(^O^)

撮影機器：

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

SC-02J samsung

装備

個人装備

ザック：ガレナ30 靴：ツォロミーブーツ3

感想

oobantou

　7/28(金)は夏休み第1弾で、水の山で一名を風靡した南アルプス・アサヨ峰への尾根を歩き、赤石山脈北部で最も美しいポジションを堪能しました(^O^)
　
　元々は3泊4日で北アルプスのコアでノンビリするはずだったけど、台風さんの襲来で予定変更！
　予報とニラメッコしながら、あらゆるパターンを想定して出発し、代替候補地の1つに転進−
　転戦は大成功!(^^)!
　　
【山行記】

　深い樹林の急登を抜け早川尾根に立つ
　そこはオトギの国のトンネルの向こう
　　
　甲斐駒ヶ岳を3Dのように浮き立たせ
　仙丈ケ岳の優美な曲線を艶やかにして
　繋がる北岳・間ノ岳らは尖塔を光らせ
　向こうから塩見岳が背伸びをしている(^O^)
　　
　尾根上の樹林限界から水の山に立つ
　そこはファンタジーの国の門のよう
　　
　鳳凰三山へは美尾根の吊橋が掛かり
　オベリスクが招きの手を振り上げて
　観音岳と薬師岳への白い王道が輝き
　日本一が縞の衣を纏い微笑んでいる(^O^)