黒檜沢〜窓明山ルートへ
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- GPS
- 11:24
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,516m
- 下り
- 1,518m
コースタイム
- 山行
- 10:44
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 11:25
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スノーシェットの途中で入るので分かりにくい |
その他周辺情報 | 窓明温泉復活しました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
プーリー
ハンマーバイル
渓流シューズ
ハーケン
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感想
今回は、同行者が希望とする黒檜沢への遡行を計画する。
お互いに黒檜沢は初となる為有る程度の小道具を準備をする。
山スキーでも訪れたいので冬に向けてのログデータ取得がサブの目的で有る。
南会津の三ツ岩岳からの沢で昔は登山道もあり沢からの小豆温泉登山道へのルートがあったのだが現在は、登山道としては使えなくなっている事になっている。
台風で朝方まで雨が残り増水や濁りが懸念されたのだが移動中の伊南川も増水はしておらず濁りのみだった為、駐車場にて準備をし沢へと向かう。
橋の上から入渓点となる場所なのだが右岸には昔使用していたお手製の橋は朽ち果てており左岸は、岩が立っているので右岸より立ち木を利用し沢へと降りる。
沢なのだが川床は滑岩なのだが流木、岩がごろごろと落ちており昔は滑床のきれいな沢だったと思う。
遡行開始ゴルジュ帯の中を約20分で本流が左側よりきているF1(3・1m)と出会う。
滝の中、際で手がかりが有るか探すのだが滑岩の為乗り越えるのが困難だった為
水流が無い場所からアプローチをする。
長いゴルジュは米子沢(巻機山)以来の久しぶりに滑床のゴルジュ帯でとてもうれしくなってしまう。
F2(5m)は、釜を持っているのだが左岸部よりアプローチする。
ここでは、手がかりが少なかった為セカンドには補助ロープを渡しクリアをしてもらった。
F3(4段・5・2・2・2m)は、奥の本流が右よりきている為一緒には見えない。
奥の滝までは、右岸の岩を上手く使い一番奥は左岸の岩をアプローチする。
F4(2段5・4m)と出会うのだが取り付き場所がない為右岸際を高巻きにて抜ける。
高度をもっと上げるか少し手前の枝沢より巻けばいいのだが距離を短くしたかったので
滝のすぐ上を巻くのだが岩が水で侵食されており滑りやすいので十分注意が必要である。
高巻きが終わると旧登山道の残骸であるコンクリートでできた階段がある。
沢の遡行をここで終わり登山道に抜けると小豆温泉ルートなのだが今回はこのまま遡行を進める。
少し高度を上げF5(くの字3・3m)の樋状の滝と出会う。
左岸部に取り付き点が多くぬめりに注意しながら登る。
これより先は、傾斜が強くなりさらに巨石や流木がごろごろと川床にある為、せっかくの滑岩が歩けないのが残念で有る。
その後、滝には出会うのだが樋状、斜滝、CSの滝が点在するのだが大きな問題は無く沢自体は、根曲がり竹の群生地を薮こぎで登山道へぬけ遡行が終わる。
今回は、多くの支沢と出会うのだが毎回、どちらが本流か支沢なのかを地形図を読み解き本流のみで遡行したのだが次回は、また違う支沢からのアプローチもいいかもしれない。
技術的にだが、今回は50mロープは使わなかったのだが水流によって岩の角が
無くなっておりヌメリで滑りやすくなっており、支点工作をする為の岩の隙間も少ない為それに備えた装備は持っていく必要がある。
避難小屋で沢装備をはずし下りに備え昼食後国体コースを少しだけ降り登山道脇の湿原を眺めた後
窓明ルートへと向かう。
窓明山(1842m)までだが避難小屋(標高1838m)までは1.8kmで高低差約150mの登り下りが有るのだが途中三岩大池や遠くの方に越後三山、巻機山が確認できる。
今回は、尾根が台風の影響でも凄く風が強く足場が一部悪いので滑落には十分注意が必要である。
窓明山は、登山道を少し離れた場所にあるのだが5分とかからず三角点を確認できる。
問題は、ここから保太橋登山口までの下りである。
窓明山から家向山分岐までは2.4kmなのだが傾斜角度を計算すると一度コルまで降りるのでコルまでの下り傾斜角度20度コルより分岐までは登り傾斜角度16度となり
自分は、下りで力を使い果たし登り返しが物凄くつらかった。
さらに言うと分岐よりずっと巽沢山までが2.0km傾斜角度16度
巽沢山から保太橋登山口までは1.3km傾斜角度が30度となるので
あくまでも計算上の傾斜角度だが実際歩くと巽沢山からは、まったく足が使い物に
なら無くなってしまい同行者に多大な迷惑をかけてしまった。
今回の山行で無事ログもとれ自分への新たな課題が垣間見えたので、さらに克服に向け山行の計画を予定したいと思う。
※ゴルジュの為水量が少なかったので滝など慣れて入れば問題なく遡行は可能だろうが、水量が多い時にはもう少し違った楽しみがあったかもしれない・・・
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