舐めていました 辛かった富士山
- GPS
- 10:03
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,547m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 3:04
- 合計
- 10:02
天候 | 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
晴れていたので道迷いの心配はありません |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
長年行こうと思いながら行けなかった富士山。
うちには無駄に2冊も山と高原地図があります。
悪名高き富士山山小屋に泊まるのは嫌なのでちょっときつそうですが日帰りで頑張ります。
前日は浅間神社にお参りし、富士市に宿泊です。近年大人気のさわやかでしっかりエネルギー補給を行い翌日の登頂に備えます。
朝2:30起床、3:15出発、4:15水が塚駐車場よりタクシーにて富士宮口5合目へ出発、5時前に登山口に到着。思ったより時間がかかりました。ここで朝食がてら高度に体を慣らします。これが高山病を防ぐ大事なポイントだと思います。
6時いよいよ出発です。天気は快晴。山頂は案外近くに見えますがあれは8合目です。
6合目まではあっけなく着きました。多くの登山者はこのまま富士宮口を登っていきますが、我々はプリンスルートを経て御殿場ルートで山頂を目指します。
宝永火口は草もチョロチョロとしか生えていなく日本とは思えない景色です。しかも足元は砂地で登りには最悪。足が沈みずれるのでここで非常に足力を持っていかれました。
やっとの思いで登りきると御殿場ルートとの合流地点です。まずは宝永山頂で記念撮影を行い山頂を目指します。御殿場ルートの下を見ると大砂走を砂煙を上げながら駆け降りる登山者が見えます。速い。
ここからも砂地が続き上りにくい足元が続きます。容赦なく上から照り付ける太陽に気温はそんなに高くないはずですが汗だくになります。しかしさすが御殿場ルートだけあって人も少なく快適に登れます。
まもなく3200mを過ぎるあたりから体の重さ強く感じるようになります。この先は道の高度です。少しの距離を進むにも非常に時間がかかっているような感覚です。
淡々と登り、もうすぐ山頂というところで自衛隊の方からもうすぐランナーが来ますとの声が。この日は富士山駅伝の日だったらしく3700m近い高度の富士山を斜面を駆け上がるという確実に高山病になりそうな行為を行っている人たちが何人も来ます。
そんなこんなでやっとの思いで富士山頂に到着。高山病の症状も出ることなくメンバー全員元気です。浅間神社の奥宮でお参りをすましいよいよ日本最高所の剣が峰を目指します。
ここも足元が砂地の登りにくい斜面。3700m超えでこの斜面はこたえます。やっと着いた剣が峰は快晴のもとものすごい火口をが臨めます。やりました。日本一の山の山頂に立ちました。圧倒的な満足感です。
もっと元気で時間があればおはち巡りもしたかったのですが時間もおしてきたので下山開始です。下山は富士宮ルートで下ります。さすがにメジャールートだけあって登ってくる人も多数です。また、登山道脇や山小屋では高山病でぐったりとした人も多数見受けられました。
富士宮ルートは岩の上に砂利がのっている下るには非常に気を遣うルートでした。
最終的には4時頃に無事に5合目に到着。
感想ですが富士山は夜間登山や観光感覚の人が多数登っている印象だったので標高差はあるがそこまで大変ではないと思っていました。しかし実際に登ってみるとそれは間違いでした。高度と標高差は思った以上に体にこたえ日帰りで行くには十分な準備が必要な山だと感じました。
最終的にはメンバー全員高山病もなく、無事に下山できた良い山行でした。
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