大雪渓から白馬ピストン
- GPS
- 26:49
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 8:04
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<<登山届箱>> 猿倉店前に相談員が席を作り、登山届けを受け取ってました。 <<コース状況>> ■全般的 濡れた岩は滑りやすいです。少しでも側面が濡れていたら滑ると思った方がよさそう。 大雪渓から上は、日陰がないので、日よけ、水など十分に準備が必要でした。 ■大雪渓 チェーンアイゼン、簡易アイゼン、前歯付アイゼンのどれもが中途半端かも。ただし、ないとかなり苦戦することが予想されます。 |
その他周辺情報 | <<温泉>> 八方の湯 大人: 800円 八方バスターミナル東側 長野県北安曇郡白馬村北城5701-2 TEL:0261-72-5705 午前9時〜午後10時(受付終了午後9時30分) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
北穂高岳・涸沢岳間を縦走したことがあり、剱岳の眺めが素晴らしいと評判の不帰嶮を予定して今回の2泊3日の山行を計画しました。幸いなことに猿倉登山口で相談窓口があったので、自分の登山計画をみせながら、自分の登山経験を相談するとまったく問題ないですとの回答をもらう。
疲れないようゆっくり、ゆっくり登ります。車道の林道を1時間くらい歩き、車道を終わってしばらく進み白馬尻小屋到着。日差しが暑いので私は小屋の日陰で一休み。ほとんどの人が景色の良い広場のベンチで休憩してます。
小屋からしばらく歩き大雪渓到着。八月の土曜日となり次々に登山者が到着し、次々に出発してゆく登山者の列が白い雪渓上に一筋の黒い路となりまっすぐ上につながってます。
大雪渓の下は直射日光があたっているのにもかかわらず、比較的締りチェーンアイゼンから前刃付12本刃までどれでも歩きやすそう。傾斜が緩やかになる雪渓上半分になると、なぜか雪が腐ったようになり、チェーンアイゼンの効きが悪くなり、そのわりにはキックステップが効くので前歯付アイゼンの使い心地が良くなりそう。
大雪渓歩行中は夏の直射日光を浴びていて暑いが、広い大雪渓上を吹き涼しくなった風が肌を冷やしてくれるので歩きやすい。しかも、基本的に柔らかくなった雪上と、岩などの普通の登山路より短い歩幅でステップが刻まれているので直登にもかかわらず快適に高度が上がる。ただし、困ったことに日陰がない上に雪原のため腰掛ける石などがないので立って休憩するしかありません。土曜日なので登山者が多く、団体個人を問わず列がまっすぐ大雪渓を登ります。
毎年訪れている方々の話では、今年の大雪渓は小さい。いつもある小雪渓はなし。従って、秋登山路を歩く部分が多くなり体力的にきつくなります。
山頂直下の花畑区域に入るころには、登山道に雪渓から溶けた水が流れ岩が滑りやすいので足下を注意しながら歩かなくてはならないこともあり疲れ、残念なことにあまり花に目が向かなくなりました。雪渓を背景とした花畑の景色はやはり私は好きです。それにしても濡れた岩は滑りやすく、1回転倒し、2回バランスを崩し危ういところでした。
村営頂上宿舎到着時には思っていたよりしっかり足に疲労がたまります。
村営頂上宿舎には不満が多々。今までの成り行きがあるのでしかたがないが、建物が継ぎ足し継ぎ足しで建物が複雑な構造になっている。外から使える食堂と館内の人が利用する食堂と二つある。テント場トイレが昔懐かしいポットン。トイレの手洗水はトイレ出入り口前にある手洗いと飲水取水共用の蛇口が一つ。しかも、トイレの臭いが漏れているので水が汚れている雰囲気満載。
村営のためか屋外整備担当者に高齢者が多く、「こらー、緑色ロープ外に出るんじゃない」最近聞かれなくなった接客態度を見ることができました。
夜1時位まで、雲がなく風もなく穏やか。雲がほとんどない夕陽をゆっくり楽しむことができました。夜テントから顔を出すと風があるにもかかわらず、天の川までくっきり見えて翌日の山歩きを期待させてくれました。強風で揺さぶられるテントの動きと音に目を覚まします。外を見るとガスで視界が遮られています。明るくなる4時以降も状況が変わらず。朝食が始まる頂上山荘食堂入口の相談員に相談したり、白馬山荘スタッフからのアドバイスを聞いた人から又聞きの話では、今日の天気状況は変わらないだろうと。
好転する可能性がないのならば、視界が悪く風に煽られる危険になりそうな尾根歩きをするより、下山をチョイス。おかげで昨日疲労で見損ねた、花畑をゆっくり楽しみながら下山することができました。
猿倉ではタクシーが2台止まっていたので、他の登山客と乗り合わせ白馬まで移動することができました。タクシー代は3人が900円、1人が白馬駅まで1,000円とバス代とほとんど同じ。1時間もバスを待つ必要もなく、夏休みだけでなくあると便利なサービス。さらに、八方の湯は天候の急変で予定変更した登山客が続々入場したので、更衣室、洗い場などごった返していました。タクシー利用のため少し早めの利用で混雑を間一髪で避けることができ良かった。
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