初・槍ヶ岳 東鎌尾根を辿る

2018年08月05日(日) ~ 2018年08月07日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 38.9km
• 登り: 1,787m
• 下り: 1,778m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:30

10:30 上高地バスターミナル
10:40 10:40 河童橋
11:30 11:40 明神館
12:30 12:50 徳沢園
13:50 14:10 横尾 (横尾山荘)
14:50 14:55 槍見河原
15:07 15:12 一ノ俣
15:22 15:22 二ノ俣
16:00 槍沢ロッヂ

2日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:55

5:05 槍沢ロッヂ
5:35 5:40 赤沢岩小屋（ババ平）
6:32 6:33 槍沢大曲り
8:00 8:08 水俣乗越
10:35 11:15 ヒュッテ大槍
12:45 13:00 槍ヶ岳
13:40 14:00 槍ヶ岳山荘
14:30 14:35 殺生ヒュッテ
15:00 ヒュッテ大槍

3日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:25

5:45 ヒュッテ大槍
6:23 6:30 坊主岩屋下
8:23 8:25 槍沢大曲り
9:25 9:40 槍沢ロッヂ
10:25 10:35 槍見河原
11:30 12:10 横尾 (横尾山荘)
13:50 14:10 明神館
14:45 14:45 河童橋
14:57 14:57 上高地バスターミナル
15:10 ゴール地点

天候

1日目　晴れ、微風の暑い日
2日目　晴れ一時曇、やっぱり暑い日
3日目　曇ったり晴れたり

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

東海北陸自動車道、飛騨清見ICから高山清見道路を経て、平湯に駐車
大型タクシーに乗換え、上高地ターミナルで下車
一般車は直接、上高地には入れません。

コース状況／危険箇所等

●登山届などは上高地ターミナルで提出。横尾にも登山ポストありました。
人気コースなので、全体によく整備され、水場もあり登山者も多い。
●東鎌尾根コースは、槍沢を上り詰めるルートよりもアスレチックで展望良く、登山者は少なめ。
●槍ヶ岳山荘から槍の穂先へは、ヘルメット着用で岩肌を三点確保や鉄梯子、クサリを使ってよじ登って行く。登りと下りは別ルートになっている。
山頂部は狭く切れ落ちているので、慎重な行動を。タイミングによって渋滞もある。

※晴れた日の日差しは強い。充分な暑さ対策と水分補給を。
　一方、標高の高い場所の夜は冷える。

その他周辺情報

上高地は、国内有数の観光スポットで多くのハイカーで賑わっていました。
槍沢ロッジは、汗を流せるお風呂がありました。
ヒュッテ大槍の料理はおいしい！
下山後、平湯温泉「ひらゆの森」で汗を流しました。５００円

写真

8/5 10:40

上高地、一年ぶりです

8/5 10:40

いいお天気が続き賑わっています

8/5 10:41

8/5 12:23

ソバナ、ハクサンオミナエシなど初秋の花が咲き始めている

8/5 12:24

向こうの赤っぽい山は大天井岳

8/5 12:24

前穂高岳

8/5 13:43

少しだけ常念岳、蝶ヶ岳が覗いています

8/5 14:12

今回はこの分岐を槍ヶ岳の左へ

8/5 14:52

沢が幾つも流れ込んでいる

8/5 14:55

木立の間に槍ヶ岳が覗く槍見河原

8/5 15:07

一ノ俣で涼む

8/5 15:27

槍沢を遡る。イワナも棲む心地よい場所

8/5 16:01

今日の宿、槍沢ロッヂ

8/6 6:10

2日目、槍沢を遡り…

8/6 6:32

大曲分岐から水俣乗越に登って行きます

8/6 7:24

U字谷地形が分かり易い

8/6 8:09

水俣乗越からの眺め

8/6 8:20

東鎌尾根を歩きだすと、目標の槍ヶ岳が見えました

8/6 8:21

槍の右のギザギザは北鎌尾根

8/6 8:20

東鎌尾根。アスレッチックなアップダウン

8/6 8:27

要塞の様な北穂高岳と山頂部に北穂高小屋が見える

8/6 8:28

東鎌尾根の階段梯子が続いている

8/6 9:04

近づいてきたイイ感じの槍ヶ岳

8/6 9:05

左は燕岳、右は大天井岳

8/6 9:21

前穂高岳、奥穂、北穂の岩峰

8/6 9:22

常念岳が覗く

8/6 9:54

北鎌尾根

8/6 10:22

槍ヶ岳は荒々しい岩の塊ですね

8/6 10:27

前穂高岳の独特な造形稜線

8/6 10:28

常念岳の存在感。

8/6 11:18

荷をデポしてきた今日の宿、ヒュッテ大槍を振り返る

8/6 11:33

槍ヶ岳の下を廻りこんで、あれに登る

8/6 12:27

槍の穂はこんな岩肌

8/6 12:49

ほどなく槍ヶ岳山頂到着。下方は小槍

8/6 12:50

ガスが掛かったり流れたりですが、素晴らしい眺めです

8/6 12:50

記念撮影をする人たちの合間の祠像

8/6 12:51

上がってくるガスで真下が見えにくいので、恐怖感は少ない？

8/6 13:08

下山にかかっています

8/6 13:36

無事に降りてきました。登っている人達が見えますが、よくあんなところを昇り降りしたと思います。

8/6 13:36

フー…。槍ヶ岳山荘で休憩しましょう

8/6 13:42

大天井岳や常念岳。縦走路が見えます

8/6 14:28

殺生ヒュッテ経由で宿に戻ります

8/6 14:33

殺生ヒュッテのテン場

8/7 6:14

3日目朝、ミスト状態で槍ヶ岳山頂は見えません

8/7 6:24

槍沢を下って行きます

8/7 6:47

8/7 7:20

細い滝が見える。この上に天狗池があるのだとか

8/7 7:41

トリカブトの紫色

8/7 7:45

やっぱり秋を感じますね

8/7 8:10

槍沢の氷河地形を振り返る

8/7 8:10

上部は昨日歩いた東鎌尾根

8/7 8:14

氷河を感じるこの眺めも素晴らしい

8/7 8:23

大曲分岐に戻ってきました

8/7 10:26

見納めの槍見河原

8/7 10:43

クールダウン

8/7 13:54

明神岳

8/7 14:38

上高地に戻ってきました

撮影機器：

IXY DIGITAL 910 IS CANON

感想

luneaciel

　北アルプスのランドマーク槍ヶ岳。長年私にとっては位置を確認するような存在であったけど、山頂から四方に伸びる尾根と谷を眺めてみたいと思い、初・槍ヶ岳に臨みました。
　さすがに人気のルートですね。横尾から槍沢を辿るのは新鮮で、もっと早く来ればよかったなと思いつつ、東鎌尾根の梯子の登り降りや細尾根を歩く緊張感も楽しく、眺めに満足する。
　荒々しい岩の塊の生・槍ヶ岳は、○×印や↑が付き道筋がある。岩の感触、取りつく傾斜、鉄梯子の高度感、緊張感。
　一心に登れば、思いの外すぐに山頂に到達し、立ち上がり流れるガスの切れ間から、すばらしい眺めが望めました。
　山頂は狭く切れ落ちているので、他の登山者と場所を譲り合い、慎重に行動する。
次々と人が登ってくるので長居は出来ず、下りにかかる。鎖が付け替えられたのか、まだ新しい。最後まで気を抜かないようにして降りてきました。
　槍ヶ岳山荘でほっと一息、登って行く人や降りてくる人が小さく見えます。
私もさっきまで、あそこに居たのですね。