月山・夏山Joy(「山の日」父子登山:姥沢コースをリフトでラクラク!)


- GPS
- 05:40
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 927m
- 下り
- 915m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:44
天候 | 朝方ガス・小雨、のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(復路)姥沢小屋まで徒歩下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・姥沢コースは要所に案内標識あり、特段の不明瞭箇所等なし ・姥沢・牛首コースは傾いた木道多く、雨天時や朝方はスリップ注意。 ・月山の三角点ピークは頂上神社裏手の地味な場所にあり。(羽黒コースへの下山路から登れますが、案内標識はなく、山頂にも大きな山名板などなし)山頂神社境内は「撮影禁止」のため、百名山踏破の記念にこのポイントを踏まれることをお勧めします! ・ピークシーズンは下山時スライドのハイカー多数。スリップ、落石等注意 |
その他周辺情報 | 志津地区に日帰り温泉何軒かあり |
写真
装備
備考 | ログ中、姥沢山麓駅→山上駅はリフトにて移動 (歩くスピード「速い」はズルです…〈汗〉) |
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感想
お盆休みツアー第1弾は、ムスコ同伴にて家内実家へのプチ帰省兼ね、涼を求めて出羽の雄峰・月山へ。金曜夜、盆の混雑に掴まり東北道の途中、事故渋滞で1時間余もスタック。山形方面の天候も雨模様でテンション上がらず、登山口の姥沢駐車場には予定よりかなり遅れて到着。車内でボソボソと朝食済ませ、不承不承で身支度するうち、薄日も指し天候回復の兆し。本日は時間節約のため、往路は夏山リフトでラクラク・ユルユル登山です。
リフト山上駅ではガス+小雨、山の日登山で繰り出したハイカーで大混雑ですが、多くが休憩所内で山頂に向かうかどうか逡巡中。我がチームもしばし思案の後、予定の尾根コースを変更、牛首へのトラバース路を進みます。多くの小沢をスリップせぬよう注意しつつ渡り、次々現れるステキなお花畑に癒されつつも、停滞気味の前方大グループに行く手を阻まれ、ガスガスで展望ゼロ、半分気を腐らせながら牛首分岐に到達。ここからは登山路も一部広くなり、親子連れの大集団を追い越したり、下山組とスライドしたりと大忙しながら、快調に標高を稼ぎます。山頂稜線が近づく頃には空も明るくなり、時折青空も覗いて月山山腹の伸びやかな緑の山肌が姿を表し、前後のパーティにつられて我々父子も歓声を上げます。
頂稜の一角に登りつくと勾配も緩やかになり、前方に蜃気楼のような山頂小屋と神社が出現。過去2回の月山行、8月のピークシーズンを外したこともあり、小生は山頂神社を登拝せずじまいでしたが、今回は月山お初のムスコ同伴ということで、一人500円也の入山料をお納めし、神官の方より恭しくお祓いを受けて神社登拝します。境内は撮影禁止、神社の裏手にあるはずの三角点ピークもすぐには見つからず、「百名山の立派な山なのに、登った気がしない…」と感想を漏らすムスコ殿共々、まずは山頂直下の気持ち良い小平地で、程なく到着した親子連れ大グループと並んで昼食休憩とします。
そうこうするうち、青空が更に拡がり、日差しも出て元気百倍!大集団の出発に後れをとると、下山でも大渋滞に巻き込まれるかも、と少々焦りつつも、羽黒山コースの方へ少し歩を進めると、神社境内の「立入禁止」の札の向こうに、三角点ピークへの誘導ロープ発見。標識も何もない地味な登路ながら、程なく小さな山名板のある山頂三角点に到達。小生は約四半世紀ぶり、3度目の登頂ですが、折よく立ち込めたガスも晴れてきて、たおやかな月山の山容、庄内平野方面の展望も望め、親子揃って大満足。偶々登ってこられた後続パーティの方に父子での記念写真を撮って頂き、勇躍下山にかかります。
帰路はリフト駅への分岐まで往路と同じコースを辿りますが、眼前の残雪の稜線や遠く蔵王連峰など大展望が拡がり、「こんなに気持ちの良いコースだったんだ…」と驚くくらいの快適な下降。天候回復と共に、続々と多くのハイカーが登ってくる中、調子に乗ってスリップしたり石を落とさぬよう、ペースを抑え気味に歩を進めます。ムスコはリフトでの下山に未練を残しますが、「展望の良い下りでリフトを使うのは罰当たり!リフト乗り場まで登り返しもあるし…」と説き伏せ、分岐から旧姥沢小屋への下山路へ。このコースが実は本日のハイライト区間、相次ぐ五色ならぬ七色のお花畑、快晴の青空に大らかに伸びる月山のスカイライン、そして月山天然水の冷たくて美味しい水場!と魅力いっぱいのアトラクションが次々現れ、父子揃って大満足!無事姥沢の登山口に下山後は、お約束のPETボトル一気飲み、出羽の夏山を満喫し、月山プチツアーを終えました。
この後、車で秋田・県南に移動、家内の実家に1泊後、翌日は秋田ふるさと村、鬼首の間欠泉、そして鳴子ダム(展示館でお初のダムカード入手!)と秋田‐宮城県境ゾーンをフツーに観光。トラッドな鳴子温泉で山菜料理に舌鼓、身体が硫黄臭くなるまで温泉に浸り宿泊。翌朝は定番の松島プチ観光後、渋滞知らずの常磐道で明るいうちに帰京しました。
昨夏の山の日は北ア・島々谷を下山中 、不覚にも転倒・骨折の重傷を負い、家族の信頼を失うと共にトラウマ化した苦い思い出が残りましたが、今年の山の日ツアーでは愚息同伴の下、ユルユルながら安全にメジャーな山旅を終えることができ、ホッと一息です。盆休み後半は、自身の回復度合いを確かめると共に、避暑を兼ねてアルプスのソロ山行を計画していますが、天気予報が今一つパッとせず、夏山シーズンが終わる前のベストタイミングを模索中です…。ヤマレコユーザー各位も、安全第一に楽しい夏山ハイクを!
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