槍ヶ岳 2回目の北アルプス
- GPS
- 49:53
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,649m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:17
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:03
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:11
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾山荘から槍沢ロッヂ経由のルートの全過程は整備された登山道で,危険個所,道迷い箇所はありません。槍の全貌を直接とらえるところまで樹林地帯の道をひたすら登り続けます。槍ヶ岳山荘までの最後の1500メートルあたりから疲労の蓄積,体力の消耗でへとへとになります。 下山は通り抜けで,新穂高温泉に出るルートでしたが,最初はガレ場の道を下っていきます。樹林地帯に入っても浮石多く,歩きにくい道です。途中滝谷を経由しますが,ガイドさんの説明では,増水時には危険になることがあり,警告の標識が設置されています。途中から林道に出ますが,とにかく登り以上の長距離ルートで下山なのに時間はかかりました。 |
その他周辺情報 | 平湯温泉のひらゆの森を利用。 着替え用ボックスの利用に100円硬貨がいるのですが,普通は後で戻ってくるはずなのが,ここでは戻ってきませんでした(笑)。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
某ツアーに参加して槍を目ざしました。昨年も同じ会社のツアーで北穂高を目ざしたので,北アルプス登山としては2回目となりました。経験を重ねていくと少しづつ山へのアプローチが具体的なイメージになっていきます。
北穂高との比較で言うと,北穂高は急こう配の登山道で足の筋力が必要になります。そのためか途中で足を吊ってしまい,グループから離れて添乗員さんと一緒に登ってもらいました。今回はばっちり熱中症対策をしてきました。その1,CWXのタイツを着用。ハーフマラソン用に買ったのですが,登山でも利用。その2,漢方68番を服用。その3,水分はポカリスエットと塩タブレットで補強。
槍の今回のコースは坂は急ではないものの,距離が長く,徐々に疲労が蓄積していく感じです。対策していったので大丈夫かと思っていたら,森林限界を超えたところでまた足が吊りました。年なんで仕方ないです。それでも対策していたお陰か,幸い軽くて済み,登りながら足の筋肉をもんでいると収まりました。吊ってもしばらくすると回復します。焦らないことですね。何とかグループに留まり,山荘に到着してほっとしました。
槍の穂先まで登るか少し思案しました。下から見ると岩登りする感じで,不安感があります。でも皆登ってるようなのでもう覚悟は必要ありません。登りが怖い,いや下りが怖いとか人によって感想はまちまちですが,私は登りが怖かったですね。足を大きく伸ばさないとステップ踏めないところがいくつかあります。しかも,渋滞ですから3点支持の姿勢で崖にへばりつくのは正直怖いものです。近くに若いご婦人でソロで北穂高から大キレットを経て槍まで縦走してきたという方がいました。縦走より簡単ですとか。うーん,カッコいいな。れいの梯子ですが,登りも下りも,見た目ほど怖くはありません。添乗員さんの話では,この梯子から落ちた人はあまり聞いたことがないとか。
今回はガスって穂高を見通せなかったのが残念です。昨年は北穂高から槍を見て感動し,今回は槍から穂高を見返そうと密かに期待していたので。それでも,槍の穂先を目前で見られ,双六岳方面の絶景が見られ,自分の体力でも登れたことを感謝すると,北穂高の経験が90点とすれば,今回は85点くらいの経験満足度でした。
来年は奥穂高へとシリーズは続きます。その次も決まっていて西穂高です。こちは講習参加が条件なんで,近々講習登山する予定です。自分の体力,年齢ではここまでが限界ですね。
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