過激に北ア赤木沢ワンデイ
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- GPS
- 14:43
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,953m
コースタイム
- 山行
- 12:04
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 14:19
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
キャンプ場の駐車場はこの時期空いていると思ってはいけません。 折立までは有峰林道富山側の亀谷が一般的ですが、東海地方からは飛越トンネルの東谷が近いです。 一般車はどこのゲートからも1900円。 通行時間の制約もあり、6時から20時がゲートオープン。 途中の林道で子熊と遭遇、親は見えなかったが子熊の先にいたと思われる。 今回は深夜出発だったので熊鈴をダブルで準備した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●折立〜太郎平小屋 一般登山道(下部樹林帯が急傾斜) ●太郎平〜薬師沢小屋 一般登山道(登った分降りる感じでもったいない) 渡渉点もしっかりとした木道で整備済み ●薬師沢小屋入渓(奥ノ廊下)〜赤木沢分岐 水量少なく沢靴のみでも遡行可能(何度か渡渉はあり) ●赤木沢入口〜赤木沢源頭 素晴らしい景観(水量が少ないのか以外とコケが多く、大滝は巻く) ●赤木沢源頭上部 一面のお花畑で大感激(雪解け間近の高山植物で満載) ●稜線〜折立 長い登山道(アップダウンも多く、最後の樹林帯急傾斜は膝に堪える) 下山時に太郎兵衛平前後で建築関係者多数が登山道整備を行っており、感謝です |
その他周辺情報 | 下山後、道の駅スカイドーム神岡のたかやまラーメンをいただく。チャーシューメン900円。 翌日の山行に併せて栃尾温泉荒神の湯に浸かるが、今まででサイコーの熱さでまったりできなかった。寸志200円程度。 この周辺での食料調達は国道沿いのコンビニ2件。 翌日に備えての車中泊は道の駅奥飛騨温泉郷上宝。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
渓流シューズ
トポ
ルート図
|
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備考 | ヘッデンが故障で点灯せずでしたがJUNDrさんが予備を持っててお借りした。 |
感想
今年の沢登りの集大成として赤木沢を過激に日帰りで狙った。
折立の駐車場の混雑が懸念であったが、有峰林道の通行時間と加味して初日を移動日とし、登山口に夕方着、仮眠後深夜スタートで出発です。
天気も一抹の不安があったが、何とかもってくれた。
しかし、スタートしてしばらくは眠気でペースが上がらず、着いていくのに精一杯であった。
暗闇の中、黙々と歩みを進め、薬師沢の辺りで夜が明けてきた。
薬師沢小屋には予定より早い5時過ぎに到着した。
既に小屋泊の方はどんどん出発していく。
みんな赤木沢目当てなんだろうと思いながら沢装束の準備を進める。
黒部川上ノ廊下は水少なく、以前に見た印象とは全く違っていた。
準備を整えいざ入渓。
しばらくはゴーロ帯を進み、所々渡渉もこなして赤木沢への分岐に到着。
ここまで困難なところはなく、拍子抜けといった印象です。
赤木沢に入ると綺麗なナメが続き、たくさんの人を追い越して進むと突き当たりに屏風が出てくると大滝だ。
ここは高巻いて進み、以外と苔の多い斜瀑をしばらく進むと源頭になる。
源頭には最初の一滴が湧き出ており、いただくと冷たくてうまし!であった。
その後、沢装備を解放してからのハイマツ漕ぎが大変で嫌になるが、少々のハイマツ漕ぎを超えるとそこは天使の花園。
花園を登り詰めるのだが、申し訳ない感じで足の置場がないほどであった。
稜線はガスが流れ、展望も期待できないのと、天気は下り坂なので雷も怖く、赤木岳へは行かずに北ノ俣岳を踏んであとは夏道で太郎平小屋〜折立まで戻った。
太郎山辺りで雷鳥も見ることができ、薬師岳も雲が流れ山頂まで見えなかったが、雨や雷雨にも会わなかったので、まあ良しでしょう❗
14時間以上の行動で最後の急傾斜の下山は膝が悲鳴を上げていたが、気合いと根性で乗り越えた。
皆さん本当にお疲れ様でした。もっと早く言っていただけれはもう少しスローペースで下ったのですが、後の祭りですね。
また落ち着いたら、燃えるような山行しましょう❗
いつものように集まった中高年の3人組。みんなの時間を合わせるのが難しいこともあり、悪天の隙きを狙って、昨年より計画していた赤木沢日帰りを敢行した。GWにも薬師岳・黒部五郎のスキー山行を実践し、全体のコースイメージを掴む。もちろん僕以外の同行2名は夏に黒部源流域のテン泊も行っているので、大まかなコース把握は出来ている。後は天候と体力と水量次第で、さあ出発。深夜0時30分に登山口発。蒸し暑い中、みんな寝ながらフラフラ下を見て歩いている。N田さんは元気でガンガン飛ばすが僕は既にオーバーヒートでいきなり大汗でシャツを脱ぐ・・その後はただひたすらに何も考えずに歩き続け、4時ちょっと前に太郎小屋に到着。満点の星雲に見守られながら、ベンチで大休止。まだスタート地点の薬師沢までは2時間程度の下り。再出発し天候が優れない暗雲の中黙々と 下降する。2時間ちょうどで薬師沢。さあスタート・・・とは行っても人気の赤木沢は多くの人で賑わい、最近実践してきた人に会わない山行とは打って変わって、さすがの北アだな〜と関心。もうこうなったら怖いものもないのでガンガン行くのみ!然したる難場もなくどんどん進む。僕たちも体力温存でかなりゆっくりにペースを落としたが、それでもかなりのパーティーを追い越した。後はトラブル無ければ計画通り昼過ぎに下山と目論見が見えてきた。しかし、太郎小屋から下りは、ktn92さんのかっ飛ばし歩行について行くのがやっとこさ・・・足に来て攣りかかっていた。約15時間で周回を完了し、道の駅で腹ごしらえのラーメンを食べながら翌日の慰安山行の計画を練る中高年3人なのでした・・・・
感想:スケールが大きく、開放的な赤木沢を周回できて大満足だが・・・
ただ単に遠い!といった印象でヤマ本来の自分たちでルートを見極め、考え、工夫して突破する楽しさは無かった。2回目は有るか無いか?。奥美濃・鈴鹿周辺の沢でもう少しトレーニングを重ねバリエーションを歩いてゆきたい。
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