立山〜薬師岳〜高天原〜水晶岳 室堂→新穂高温泉
- GPS
- 104:00
- 距離
- 61.3km
- 登り
- 4,663m
- 下り
- 5,987m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:05
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:45
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:05
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:25
天候 | 雨、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新穂高温泉から路線バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
大東新道の沢渡り近辺は荒れています |
写真
感想
1日目
室堂から登り始めましたが、ガスっていて立山の雄姿が見られない中、少し登ると一の越山荘前。ここから急登ですが、ほどなく雄山に着きました。ここから大汝山までもすぐですが、やっぱりガスで何も見えません。残念です。
さくっと一の越に戻り、五色ヶ原方面へ向かいます。鬼岳東面過ぎの残雪が登山道にかかっている所は雪の上側を回って通れるので問題ありません。その先の原っぱで雷鳥の親子に会いました。天気が悪い時には雷鳥がご褒美ですね。
獅子岳、ザラ峠を過ぎて登っていくと広い五色ヶ原に出ます。遠くから見るとここだけが平らなのが目立ちますが、今日はガスで広々とした風景が見れませんでした。五色ヶ原山荘に泊まりましたが、ここは風呂があるのですっきりできます。TJARのレース中で、ここがチェックポイントみたいで、次々とランナーが立ち寄っていきました。
2日目
今日も天気は悪そうですが、薬師に向かいます。越中沢岳、スゴノ頭とポコンとした山々の登り下りが続きます。まあまあの岩場も結構ありました。スゴ乗越まで降りたら、樹林帯の中を登り始めてスゴ乗越小屋に着きました。
天気が悪く遠雷が聞こえるのが気になりますが、まだ昼前だし薬師に向かうことにします。小雨は続いて間山に着く頃には霧も濃くなってきて、この辺りも良い眺めなんだろうなと思いながら、道を失わないように気をつけて進みます。
岩ごろごろの道が続くようになり、北薬師岳、薬師岳の山頂に到着しましたが、風雨が強くなってきて、やっとこさ薬師岳山荘に到着しました。本来は素晴らしい眺めの稜線を歩いてきたのに風景が楽しめなくて残念です。
3日目
天気は良さそうですが、今日は稜線歩きはなし、まぁいいか。薬師岳山荘を出ると穏やかな稜線の正面に太郎山が見えますね。樹林帯の急坂を下ると太郎平小屋に出ます。おー、素晴らしい眺め。
ここからは黒部川に向かって下っていきます。沢を渡り、樹林帯を行くと下にきれいな川が見えてきて薬師沢小屋に到着です。ここの吊り橋で対岸に渡り、雲の平への道と分かれて、黒部川沿いに歩いていきます。B沢から山の方向に入り、沢とその間の尾根を横切りながら上に上がって行くように進みます。高天原峠を過ぎて降りると広い原っぱにでました。木道を歩いて、高天原山荘に到着。水晶や赤牛がかなり上に見えて、稜線の小屋とはまた違う雰囲気で良いですね。
ここに来たらやっぱり温泉。掘っ建て小屋の男風呂・女風呂と、露店風呂が2つあります。露店風呂に入って、裸のまま沢に入って水浴び、こんなこと子供の頃以来です。小屋の戻りは上りなので汗をかかないようにゆっくり歩いていたのに、途中で夕立がやってきて結局ぬれちゃいました。
4日目
今日も天気は良さそうです。岩苔乗越への道に入り緩い斜面を登っていきます。水晶池分岐の所で、池から戻ってきた人に聞いたらしょぼい感じなので、池はパスして登ることにしました。樹林帯を抜けると、右手に雲ノ平の台地が見えてきて、振り返ると薬師がどんと構えていました。
今日は三俣に行く予定ですが、時間があるので水晶岳に向かいます。ガリガリの岩場を登っていくと山頂に到着です。山頂は狭いですが人が少ないのでゆっくりします。雲は多いですが、北アの真ん中にいるという感じで、全山が見えますね。やっぱり水晶岳は良いなぁ。
水晶小屋に戻り昼食の力汁で力を得たので出発です。でも天気が段々と悪くなってきて、ワリモ岳を超える頃には本降りになってきました。鷲羽山頂に着いてもガスで何も見えないので小屋へ急ぎます。この天気なら黒部源流経由の方が良かったかなと思いましたが、そちらを通った人に聞いたら沢が増水しててびちょびちょになった、ということなので、どっちもどっちですね。三俣小屋につくとみなさんびちょびちょで入ってきます。そのまま雨が続いていたので、明日が心配です。
5日目
朝から風雨は強いです。昼前からは風がどんどん強くなるということなので、早いところ尾根から下りたいですね。まだ数日山行予定の人は、今日はここにステイするとのこと。
小屋を出たら強風ですが、双六小屋へのまき道は稜線ではないので、まだマシだったと思います。双六小屋からしばらく稜線になるので細い道では風に気をつけながら歩きます。弓折乗越から降りると風が一気に弱くなり、ほっとします。雨の中をずんずんと下って新穂高温泉に着きました。
初めての立山、薬師は天気が悪くてどうしようもなかったですが、もう一つの目的の高天原温泉に行けたので良しとしましょう。薬師はまたいつかチャレンジしなくては。
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