大岩岳〜千刈水源池

2011年12月14日(水) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 7.7km
• 登り: 390m
• 下り: 392m

コースタイム

9:15 西谷の森公園駐車場　→9:33 丸山湿原案内看板　→10:23 大岩岳山頂　→10:47 東大岩岳山頂　→11:22 千刈水源池　→12:12 布見ヶ岳方面分岐　→12:42 布見ヶ岳南側峠　→13:10 スタート地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西谷の森公園、第1駐車場利用(無料)。
少し離れた管理棟にトイレ有。

コース状況／危険箇所等

里山の低山ですが山域が広く、人里離れた自然を色濃く楽しめる反面、不慣れな方は地図や方位磁石の準備は忘れずに。。。

大岩岳南東部、丸山湿原周辺の遊歩道が整備されたエリアと、西側のエリアでは道の状態が大きく異なります。遊歩道以外は倒木も多く、湿原や水源池のあるエリアに付き全体的に湿度は高めで足元の悪いところもあり、特に雨上がりなどは注意が必要です。

写真

西谷の森公園、第1駐車場よりスタート。
少し大岩岳へ近い第2駐車場も有、平日、土日祝共、イベントでもない限りスペースにはゆとりがあるようです。

12/14 9:21

約15分程度は舗装道路、行止りを目指す。

12/14 9:32

車止めのある行止り、正面は丸山。

12/14 9:33

車止めの中に入ると、丸山湿原の案内板が。
順路は画面中央奥右へ、手前の右折は行止りです。

12/14 9:34

兵庫県唯一…　稀少な存在らしい。。?

12/14 9:36

順路は整備された遊歩道…

12/14 9:39

最初の分岐、案内看板有。

12/14 9:39

東コースは整備された遊歩道。
案内板は『大岩ヶ岳』ですが、地図は『大岩岳』。ここでは地図の表記に統一。

12/14 9:39

入口より詳細なルートマップ。

12/14 9:40

緑のルートが整備事業区域外へも続きます。
宝塚市外だから対象外なのでしょうか?ちなみに対象外のエリアは神戸市北区となります。
※丸印は編集にて追記

12/14 9:42

3分ほど進めば次の分岐、ここは西コースへ。

12/14 9:46

沢沿いの遊歩道、幅は随分狭くなります。

12/14 9:46

湿原エリアだけに…保護地域は迂回。

12/14 9:51

階段部分は湿度の影響か?朽ち果て気味

12/14 9:53

整備事業エリア西端の案内板。

12/14 9:56

地形図上の分岐辺りに大岩岳の案内板。
大岩岳、南東のピークを縦走するコースだが、先月辿った際には蜘蛛の巣まみれに…その成果から、今ならお奨めか??w

12/14 10:00

メジャーなルートはこれより下り気味に西へ、落葉期なら正面に目指す山頂が確認できます。

12/14 10:04

よく見れば、夥しい数のテープの巻かれた分岐。
地形図の示す大岩岳南への破線道よりは幾分東の谷を通るルートへ続く分岐。

12/14 10:04

倒木は多いものの…比較的明瞭な踏み分け道。

12/14 10:09

再び整備事業エリアへ。

12/14 10:09

今更ながら倒木多しと告げる案内板。。

12/14 10:12

案内板と異なり、直接山頂を目指す私設案内板。

12/14 10:15

…直接山頂を目指すルートはいきなり岩登り。。

12/14 10:15

5分弱岩と格闘…眺望が広がり出せばやがて緩やかな尾根道へ。。

12/14 10:23

最後に少し急登の後、山頂到着♪

12/14 10:26

デジカメのパノラマモードにて撮影…
出来はともかく、眺望の良さは伝わるかと☆

12/14 10:27

山頂より北、正面は羽束山、その右が先々週登った大船山、右が先週登った千丈寺山…行動範囲の狭さかww

12/14 10:27

遊歩道通りに東から登れば、山頂直前に激登…今日はここを下ります。

12/14 10:29

周りの削れた三角点…歳月を感じます。

12/14 10:36

遊歩道の上り口、右奥が降りてきた山頂へのルート、左が先程岩登り前の分岐へのルート。

12/14 10:36

案内板の裏には千刈水源池方面、北へ続く明確な踏み分け…但し案内無しのルート外。本日はそちらを目指す予定も、好天に付き東大岩岳へも立ち寄る事に。

12/14 10:39

3分程度東へ進めば再び案内板。東大岩岳への分岐地点ですが、案内板はそれを示すものではなく、大岩岳と丸山湿原ょ示す道標のみ。。。

12/14 10:39

知る人ぞ知る?有名??な落書きが東大岩岳へのお誘いです^^::

12/14 10:42

遊歩道を外れれば倒木等々…荒れ道の急登路。。。

12/14 10:44

山頂手前で岩に阻まれますが…
向かって右側に迂回路有☆

12/14 10:47

東大岩岳山頂…狭いです^^::

12/14 10:47

先程登った大岩岳…

12/14 10:47

北には羽束山等々…こちらも眺望良好♪

12/14 10:51

有名な?馬の背…
大岩岳より見える南側と異なり、北側は樹木が茂り眺望は広がりません。。高所が苦手な方は足が竦むレベルですw

12/14 11:02

山頂を後に再び大岩岳方面へ。
遊歩道ですが、右(北)は崖に付き要注意。

12/14 11:05

千刈水源池方面への分岐を進むと、こちらもコース外に付き倒木多し。。

12/14 11:10

踏み分けも不明瞭…但し目印有。

12/14 11:17

北斜面ならでは?苔むした滑りやすい道、しかも倒木多し。。

12/14 11:17

足元にキノコ発見…ヒラタケ?
美味そうですが。。未採集^^::

12/14 11:22

下り終えると水面らしき明るい光…
水面より約5mの高さに明確な踏み分けが続くようです。

12/14 11:24

池の辺で見掛けた巨木…幹周り3m程度、樹種不詳w

12/14 11:27

倒木はあれど、歩き易い平坦路が標準形…

12/14 11:28

池に島発見…ボートなら上陸出来そうですが。。

12/14 11:37

谷に近づくと道も荒れ加減に。。倒木も侮れませんw

12/14 11:40

谷の奥、川が流れ込む地点にはコンクリートの橋が…この通路の仕様のようです。

12/14 11:47

古い有刺鉄線の柵…ダムが築かれた1919年前後の物でしょうか?

12/14 11:49

何やら電線を繋ぐ鉄塔、こちらは新しいものでしょう。

12/14 11:52

単調な平坦路ですが、時折広がる眺望に癒されます☆

12/14 11:55

深い入り江…

12/14 11:56

奥はコンクリートの橋、画面奥へ進めば西谷の森公園方面へと続くようですが今回はそのまま池沿いを進みます。

12/14 11:57

静かな水面です…明るい日なら静寂に包まれた心地よさ、暗い日なら少々不気味かと^^::

12/14 12:12

布見ヶ岳よりの破線道との合流点、こちらもコンクリート製の橋。

12/14 12:18

不明瞭ながら、峠方面へはピンクのリボンが続きます…

12/14 12:29

かなり不明瞭…リボンは峠より北側へと続くようですが…

12/14 12:35

やがて山腹の明確な踏み分け道へ合流。

12/14 12:41

地図上、標高約300mの峠部分。

12/14 12:42

峠には何やら数字の刻印されたコンクリート杭…

12/14 12:45

東へ進めば急な下り、比較的明瞭な踏み分け道。

12/14 12:49

K910　…と書かれたコンクリート杭。

12/14 12:49

周りは明るい雑木林、伐採された木が所々山積みに…どうやら西谷の森公園エリアに入ったようです。

12/14 12:53

登山道?より農道?へ…
地図にはない小さな池が取り次ぎ点。

12/14 12:53

のどかな農道…但しこの後約10分の舗装道路が続きますが…。。

12/14 13:07

スタート地点に到着。正面奥は古宝山。

撮影機器：

EX-H20G CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

inakabus

山頂からの眺望の良さ、変化に富んだコース…etc
低山ながら人気の高い大岩岳ですが、コースミスの多い山としても有名です。
地図やコンパスの用意はもとより、慣れるまではなるべくメインルートを外さないように心掛けるのが無難なようです。里山ながら山域は広く、高低差が少ない歩き易い道でありながら、近年にも遭難者が発生する等、油断は禁物。

ヤマレコを見ると千刈ダムからのルートが一般的なようですが、私は西谷方面よりのアクセスが常、次の機会にでもダム側よりのルート、あるいは西谷よりダムへのルートを試してみたいところです。

人里から離れる毎に深まる自然を堪能できるといいますが…
おそらくアカゲラと思われる木を突付く音が遠くに響き、通路脇からは小動物の気配を感じつつ。。
布見ヶ岳周辺では、羽音もなく森を縫い飛ぶ、おそらくミミヅクと思われる大型の鳥類を2度も目撃…以前、この山域では野ウサギや山鳥も見かけたこともあります。
但し水辺を離れた山間部では、おそらく猪であろう『獣』の足跡…恐さと隣り合わせである事は忘れるべきではありません。