489 折立→雲ノ平、祖父岳、高天原、水晶岳→新穂高 縦走
- GPS
- 80:00
- 距離
- 53.3km
- 登り
- 4,015m
- 下り
- 4,263m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:30
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 11:06
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:23
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:39
18日高天原山荘:布団1人1枚、水豊富、夕食17時(2回転)、朝食5時(回転制)
19日三俣山荘:布団1人1枚(前日は団体のため1枚で3人との話を聞いた)、水豊富、飲料関係売り切れ、夕食17時(3回転?)、朝食5時先着順。充電有料有り。
ドコモ:太郎平小屋、祖父岳、水晶小屋、双六岳で電波あり。
天候 | 17日快晴、18日快晴、19日晴(高曇り)、20日晴れ時々ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
17日:富山駅5:30発折立行バス(ゲート開放遅れのため37分延着) 寒冷前線による大雨のため16日13:40から有峰林道が通行止め。結局16日は開通しないまま、富山前泊。 翌朝5:30、富山駅でのバス運転手によると、「未開通。開通しない場合は有峰口駅にて折り返す」とのこと。もう一度現地に確認をすると「これ以上雨が降らなくて、点検して問題なければ7時にゲートが開く」という。 それならば行こうと言うことで、バスに乗り込む。 亀谷ゲートには6:53頃到着。工事車両や登山客で300m以上の列が出来ていた。 7:25頃、ようやくゲートを通過。折立には37分遅れの8:07に到着。 ちなみに富山駅6:10発のバスは5分遅れの8:15に着いた。 20日:新穂高温泉13:40発松本行バス、松本15:45着、松本16:40発普通大月行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し 薬師沢小屋→雲ノ平:急登。段差が大きく、下りもきついと思われる。 雲ノ平→高天原峠:歩きにくく疲れた。 高天原山荘→岩苔乗越:最上部が急坂。雲ノ平〜高天原峠よりは歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉の中崎山荘(割引券利用で700円) 19日現在三俣山荘のビール・ソフトドリンク売り切れ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
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感想
16日の寒冷前線による大雨から一転、17日は爽やかな風が吹く快晴。汗もすぐ乾くので気持ちよく太郎平への急登をこなす。
太郎平では時々雲がかかるものの、薬師、水晶、鷲羽、黒部五郎など雲ノ平を囲む山々が望まれ、明日からの行程に心が躍る。
18日。前夜の満天の星空が今日の快晴を予感させたが、そのとおりの真っ青な快晴。朝、霜が降りたが、かえって雲ノ平への急登には心地よい。
夏の花はもう終わり、秋の花もまだこれからであったが、天候に恵まれ素晴らしい眺めの中を歩けた。
祖父岳は19日に登るつもりであったが、行程もはかどっているので、スイス庭園から足を伸ばして18日に登頂。雲ノ平を一望しつつ、振り返れば槍穂。満足して再び雲ノ平へと降り、高天原峠を経由して、待望の高天原温泉へ。
雲ノ平から高天原峠への道は、大きな岩がごろごろとした区間が多くかつ急激な下りが足を疲れさせる。
いい加減疲れた頃、高天原山荘に到着。一休みしてから、温泉へ20分ほど下っていく。
温泉は男女別の露天風呂各1と河原の丸見え混浴露天。もちろん丸見えの方と男性用の両方に浸かる。
硫黄の香りが心地よく最高の気分。
この日の夜も満天の星空であった。
19日朝。今日も霜が降りている。
行程が長いので水晶池はカットして、岩苔乗越の道を黙々と登る。
とは言うものの、振り返れば朝日を浴びる薬師岳、高度が上がればさらに水晶岳も望むなかなか良い道。高天原峠経由よりはこちらのほうが私好みの道であった。
ワリモ北分岐にザックをデポして、水晶岳を往復する。
以前、大雨のときに裏銀座から登っているが、景色が全く見えなかった。今回は全方位展望の中、あの山はこんな形なんだと楽しく登る。
水晶岳三角点峰まで足を伸ばすと、水晶池や高天原山荘が見えた。
ワリモ北分岐まで戻り、これからの行程を再考。疲れ具合や昨日祖父岳に行っていることから、祖父岳経由を鷲羽岳経由に変更して、早めに小屋に入ることにする。
鷲羽岳で絶好の展望を楽しみながら、他の登山者と情報交換をしていると、三俣山荘は夕べ激混みだった上、ビールが売り切れとのこと。
山荘受付で確認すると、混雑は昨日団体が2組入っていたためで、今日はすいているとのこと。しかし、ビールだけでなく、ソフトドリンク類も売り切れていた・・・。
アルコールの無い午後は、キャンプ場を流れる小川で足を冷やして、大きな鷲羽岳を眺めつつ、冷たい湧水で作ったポカリを飲んで過ごした。
三俣山荘の夕食は鹿肉のシチュー。酸味の利いた味が食欲をそそる。
夕食後、全くガスのかかっていない槍ヶ岳が夕陽に染まるのを待つ。
残念ながら、今日は紅く染まらず残念。でも、昨夕はガスがかかっていたそうだからきれいに見えるだけでも善しとしなければならない。
20日。いよい最終日。酢飯のお弁当を頂いて、4:10に出発。
昨日の後半から高層雲がかかり、徐々に雲量が増していた。半月にも弱い暈がかかっていた。
今日は高曇りな上に、所々、峰の高さの雲が沸いて来ている。
陽が昇ると残念。槍や穂高にガスがかかってしまった。
笠ヶ岳や水晶岳、鷲羽岳にもガスがかかる。
双六岳からの展望の道。槍の穂先だけが時々見えるが、今日はこの後、槍が見えることはないままであった。
4日間の山行ずっと大展望に恵まれ、大満足の山行でした。
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